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日経平均は反落、日本電産決算控え25日線で下げ止まり

2020/1/23 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は反落、日本電産決算控え25日線で下げ止まり  日経平均は反落。153.46円安の23877.89円(出来高概算5億1663万株)で前場の取引を終えている。前日の米株式市場では、中国政府が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて対策を強化する方針を示したことを好感する場面もあったが、過去最高値圏にある主要3指数は上値の重さが意識されて高安まちまちとなった。  シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の23840円になるなか、為替相場も1ドル=109円台後半と前日から円高基調となっており、本日の東京市場には売りが先行した。その後は、韓国をはじめとしたアジア株が売り先行後に下げ渋りをみせたことなどから、225先物に対する売り一巡感が意識された。業績期待の高い銘柄中心に押し目買いの動きもみられ、日経平均は前引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。  セクターでは、その他金融や精密機器、その他製品を除く東証30業種が揃って下落。とりわけ、海運業や鉱業、石油・石炭製品の下げが目立った。売買代金上位銘柄では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、楽天<4755>、ネットワンシステムズ<7518>、資生堂<4911>、三菱商事<8058>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>、日本たばこ産業<2914>、KDDI<9433>、三井住友<8316>が下落。一方で、5G普及による業績拡大への期待続くアドバンテスト<6857>が4%を超える上昇となったほか、トヨタ自動車<7203>、東京エレクトロン<8035>、太陽誘電<6976>、NTTドコモ<9437>などは堅調。  足元では、中国発の新型コロナウイルス拡大をきっかけとして、地理的な距離も近い日本株にも売りが優勢の展開になっている。しかし、指数先物や東証1部の売買高及び売買代金に特段の目立った変化が見られていない点を勘案すると、現状の下落は同ニュースをきっかけとした短期筋による利益確定の動きが主体であり、海外投資家などによる新規の売りが殺到する流れには至っていないとみられる。この流れから、本日前場の東京市場では、日経平均は25日移動平均線(23834円処)がサポートラインとして意識されており、業績期待の高いとされるハイテク株中心に買われた。  投資家による押し目買い意欲の強さが窺える一方で、後場にかけては大引け後に控える日本電産<6594>の20年3月期第3四半期決算発表に対する市場の注目度が次第に高まってくるタイミングでもある。渦中の中国では、武漢市が新型コロナウイルスの感染拡大阻止のために公共交通機関運行停止を発表しているものの、引き続き同国政府や世界保健機関(WHO)の対応動向を見極めたいとの向きは根強く、後場にかけてはこれらの要因から様子見ムードになるシナリオも視野に入れておきたい。 《AK》
関連銘柄 17件
2914 東証プライム
4,303
5/2 15:00
+39(%)
時価総額 8,606,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
4755 東証プライム
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時価総額 1,550,292百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4911 東証プライム
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-86(%)
時価総額 1,707,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6594 東証プライム
7,254
5/2 15:00
-165(%)
時価総額 4,325,444百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6976 東証プライム
3,604
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時価総額 469,306百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
7203 東証プライム
3,581
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-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7518 東証プライム
2,611
5/2 15:00
+22.5(%)
時価総額 217,410百万円
情報インフラ会社ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守・運用までを展開。先端製品を活用したネットワーク基盤に強み。 一部案件の繰り上がりもあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/26
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,544
5/2 15:00
-90(%)
時価総額 15,283,436百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
1,554
5/2 15:00
-9.5(%)
時価総額 20,640,220百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8,870
5/2 15:00
-124(%)
時価総額 12,193,509百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
+19(%)
時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10