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日経平均は高値圏でのこう着、個別では親子上場銘柄への物色再燃か

2020/1/20 12:12 FISCO
*12:12JST 日経平均は高値圏でのこう着、個別では親子上場銘柄への物色再燃か  日経平均は上昇。60.03円高の24101.29円(出来高概算4億3000万株)で前場の取引を終えた。17日の米国市場では主要指数は最高値を更新した流れもあり、底堅い相場展開となっている。シカゴ先物を上回って始まった日経平均は、日中値幅が50円弱と狭いレンジでの推移が続いているが、前引け間際には24107.69円まで上げ幅を広げており、再び昨年12月17日高値(24091.12円)を上回ってきている。  東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、海運、建設、電力ガス、非鉄金属、機械が1%を超える上昇。半面、鉱業、医薬品、食料品、サービスが小安い。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、TDK<6762>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>がけん引。一方で、ファーストリテ<9983>が1社で日経平均を約30円下押している。  日経平均は再び24100円台に乗せてきているが、日中値幅は50円弱と小さく、方向感は掴みづらいところである。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、前週のTOPIXの弱さの反動といったところ。先週相場のけん引役だったファーストリテがマイナス圏で推移していることもあり、リターン・リバーサルの流れといったところであろう。  とはいえ、週明けの米国市場はキング牧師生誕記念日の祝日となる為、海外勢のフローは限られているとみられる。そのため、足元で話題となっているTOPIX先物への断続的な売り圧力もいったん低下しているといったところであろう。日経平均は昨年来高値水準でのこう着から上値追いの流れには向かいづらく、個別に材料などが出ている銘柄への値幅取り狙いの資金が集中しよう。  また、前引け際に前田建<1824>は、子会社を通じて前田道<1883>株のTOBを実施すると発表した。買い付け価格は1株3950円。前田道株の過半を取得して連結子会化を目指す。一方、前田道は前田建が保有する自社の株式を取得し、資本関係を解消の提案を決議したと発表しており、敵対的TOBといった流れになりそうである。ただし、今回の報道を背景に、再び親子上場の解消への思惑などから、関連する銘柄への物色に発展しやすくなりそうである。 《AK》
関連銘柄 9件
1824 東証1部
899
9/28 15:00
+8(%)
時価総額 174,953百万円
ゼネコン準大手。脱請負に向けインフラ運営に力注ぐ。昨年3月に前田道路をTOBで連結子会社化。22.3期1Qは受注堅調。6月末単体受注残は6855億円(前年同月末比16%増)に。10月に持株会社制に移行へ。 記:2021/08/16
1883 東証1部
2,099
9/28 15:00
+71(%)
時価総額 187,145百万円
ゼネコン準大手。今年10月に傘下の前田道路、前田製作所と経営統合し、持株会社の社名をインフロニアHDに。中計ではグループ経営の強化などで31年3月期に営業益1000億円以上を目指す。配当性向3割以上目安。 記:2021/09/13
6367 東証プライム
22,090
5/2 15:00
+55(%)
時価総額 6,474,888百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6762 東証プライム
6,943
5/2 15:00
-218(%)
時価総額 2,699,244百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
+19(%)
時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27