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日経平均は反落、本日の処は個人主体による中小型株物色に

2019/9/2 12:14 FISCO
*12:14JST 日経平均は反落、本日の処は個人主体による中小型株物色に  日経平均は反落。50.38円安の20653.99円(出来高概算4億株)で前場の取引を終えた。トランプ米政権は、中国製品を対象に制裁関税「第4弾」を発動。中国政府も米国と同時刻に報復関税を発動した。先週末は米中協議再開を巡る報道から期待先行の動きをみせていた反動もあり、利食い優勢の展開となった。ただし、米中の政府関係者は協議再開に向けて調整中としているほか、米国市場はレイバーデーの祝日となるため参加者は限られており、売り一巡後は底堅い値動きをみせている。  東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは水産農林、鉱業、陸運、倉庫運輸、ゴム製品、小売、電力ガス、サービスが冴えない。半面、非鉄金属、海運、保険、その他製品が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>が重石となる一方で、東エレク<8035>、アステラス薬<4503>が下支えとなった。  シカゴ先物は朝方に20400円まで下落幅を広げる局面もみられたが、現物市場への影響は限られており、短期筋の仕掛け的な動きだったようである。速い段階でショートカバーが入りやすい需給状況でもあり、日経平均は20600円台での底堅さが意識されている。ただし、日中値幅は50円程度にとどまっており、市場参加者は限られている状況である。  そんな状況の中では、個人主体の材料株物色に向かいやすく、マザーズ、JASDAQは上昇している。サンバイオ<4592>は16%を超える上昇となり、マザーズ指数をけん引する格好であり、値動きの強い銘柄へは限られた参加者による資金が集中しやすい需給状況のようである。  短期筋の資金が中心と考えられ、大引けにかけては弱含みとなる可能性はありそうだが、日経平均の底堅さが意識される局面では、警戒感もそれ程強まらないだろう。また、週明けの米国市場が休場となるため、外部環境に対する警戒感も強まらないため、本日の処は個人主体による中小型株物色に向かいやすいところである。 《AK》
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4568 東証プライム
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11/22 15:30
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時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4592 東証グロース
965
11/22 15:30
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時価総額 66,227百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
8035 東証プライム
22,250
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
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