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日経平均は反発で底堅さ意識も、ファーストリテや安川電決算控え様子見

2019/7/11 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は反発で底堅さ意識も、ファーストリテや安川電決算控え様子見  日経平均は反発。75.60円高の21609.08円(出来高概算5億6294万株)で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、決算発表シーズンを控えて上値は限られたものの、パウエルFRB議長が議会証言で米経済は「逆流」の中にあると発言し、今月のFOMCでの利下げが意識されたことから終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の21530円となり、本日の日経平均はその水準をやや上回る水準での寄付きとなった。為替の円高推移を背景に朝方こそ小幅に前日比マイナスに転換した場面もみられた。しかし、前場中ごろから開始された中国・上海総合指数をはじめとしたアジア株式市場が総じて強含むなか、海外短期筋の225先物に対する買いも観測され、日経平均は前引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大した。  セクターでは、その他製品が4%高になったほか、鉱業、水産・農林業、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業が上昇した一方で、輸送用機器や保険業は軟調。売買代金上位銘柄では、千代田化工建設の2部指定替えに伴う日経平均除外で新規採用銘柄となったバンナムHD<7832>がストップ高買い気配、携帯専用機「Nintendo Switch Lite」の発売決定を前日に発表した任天堂<7974>が3%高で年初来高値を更新したほか、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>、NTT<9432>、武田薬<4502>、村田製作所<6981>、KDDI<9433>、SUMCO<3436>、ユニファミマ<8028>が上昇。一方で、不適切販売による影響懸念が強まるかんぽ生命保険<7181>が6%安となり連日で上場来安値を割り込み、日経平均新規採用見送りで失望売りの強まったDMG森精機<6141>が9%安になったほか、ZOZO<3092>、トヨタ自動車<7203>、良品計画<7453>などは軟調であった。  日経平均は7月に入り、節目の21500円処をサポートラインとして意識した動きが継続している。依然として東京市場は売買代金2兆円割れの薄商いであるものの、8日と10日に警戒されていた上場投資信託(ETF)の配当金捻出の為の売り需要を無難にこなしている点を考慮すると、ひとまず底堅さは確認した格好であろう。一方で、再び節目の1ドル=108円割れもみせ、円高方向に振れている為替市場の動向は気がかりであり、現状は概ね5月7日から8日にかけて開けたマド(21514-21875円)を埋める展開には至っていない。  昨晩のパウエルFRB議長の証言内容を受けて一部の市場参加者は、「今月の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.50ポイントの利下げについて議論される可能性がある」と指摘しており、早期利下げ観測が再燃しているようだ。先週にみせた1ドル=107円台半ばまでの円高調整を意識する向きも多いと見られるほか、本日は大引け後にファーストリテ<9983>や安川電<6506>の決算に関心が集まっている。これらを踏まえると、様子見姿勢から一段と売買を手控えるムードが強まる可能性がある。後場にかけての物色としても、材料株や東証1部の中小型株といった前場で既に動意をみせている銘柄への資金集中に留まろう。(雲宮 祥士) 《AK》
関連銘柄 17件
3092 東証プライム
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時価総額 1,059,590百万円
日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
3436 東証プライム
2,383.5
4/26 15:00
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時価総額 834,642百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
4502 東証プライム
4,089
4/26 15:00
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時価総額 6,469,922百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
6141 東証プライム
4,167
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時価総額 524,850百万円
日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
6506 東証プライム
6,360
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時価総額 1,696,148百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6981 東証プライム
2,867
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時価総額 5,812,679百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7181 東証プライム
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時価総額 1,182,894百万円
日本郵政グループの保険会社。郵便局を通じて保険商品の販売を行う。第一生命と提携。新契約年換算保険料は個人保険、第三分野ともに回復傾向。保険金等支払金など経常費用は減少。24.3期2Qは大幅経常増益。 記:2024/01/27
7203 東証プライム
3,510
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時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7453 東証プライム
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時価総額 694,931百万円
大手雑貨店チェーン。生活雑貨や衣服、食品等を販売する「無印良品」を国内で展開。海外では「MUJI」を展開。国内外で1230店舗展開。国内は28店舗を新規出店。国内事業は収益伸長。24.8期1Qは大幅増益。 記:2024/02/02
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時価総額 1,950,714百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
7974 東証プライム
7,649
4/26 15:00
+243(%)
時価総額 9,933,680百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
2,287
11/11 15:00
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時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
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時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
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時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10