マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 10:16:43
15,232,901
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は5日続伸、イベント通過で警戒感後退も

2019/4/17 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は5日続伸、イベント通過で警戒感後退も  日経平均は5日続伸。67.66円高の22289.32円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えている。  16日の米株式市場でNYダウは67ドル高と反発。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)など主要企業の決算が好感されたほか、ハイテク株の一角も買われナスダック総合指数が反発した。注目された日米の貿易交渉については、通貨切り下げを自制する為替条項に関する言及がなく、為替相場は1ドル=112円近辺で推移。本日の東京市場では米国株の上昇や為替の円安推移を好感した買いが先行し、日経平均は14円高でスタートした。寄り付き後は22300円近辺まで値を上げてからもみ合いの展開となっていたが、中国で主要経済指標が発表されると一時マイナス圏まで急落したのち、22345.19円(123.53円高)まで上昇するなど荒い値動きを見せた。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強、対して値下がり銘柄は4割強となっている。  個別では、米株式市場の流れを引き継いで三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>といった金融株やSUMCO<3436>などの半導体関連株が堅調。その他では任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>などがしっかり。レーティング引き上げ観測の楽天<4755>、車載関連子会社の日本電産<6594>への売却を発表したオムロン<6645>は急伸。またRPA<6572>が連日でストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなった。一方、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで2%安。傘下の米携帯大手スプリントと同業TモバイルUSの経営統合を巡り、一部報道を受けて懸念が広がったようだ。前日大きく買われたKDDI<9433>や前述の日本電産もさえない。豪塗料大手の買収を発表した日ペHD<4612>は売りがかさんだ。また、独占禁止法違反の可能性について公表したアルテリア<4423>が東証1部下落率トップとなった。セクターでは、海運業、証券、輸送用機器などが上昇率上位。反面、水産・農林業、電気・ガス業、情報・通信業などが下落率上位だった。  日経平均は前日までの4日間で530円あまり上昇しているが、利益確定の売りをこなしながら戻りを試す動きが続いている。注目された日米貿易交渉は波乱なく通過し、中国の経済指標も1-3月国内総生産(GDP)が前年同期比6.4%増と市場予想(同6.3%)を上回るなど、減速に歯止めがかかりつつあることを確認する内容となった。発表が本格化した米企業決算も良好な出足となっている。  日米貿易交渉の本格化や10月の消費増税などを控え、先行きに対し楽観ムード一色とは言えないが、前述したような内容が目先の警戒感後退と買い安心感につながっている。3月期決算の発表を前にして、日経平均は昨年12月に付けた戻り高値(22698.79円)を意識した動きを見せてくる可能性もあるだろう。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 14件
3436 東証プライム
1,253
11/22 15:30
+4.5(%)
時価総額 438,769百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
1,979
10/17 15:00
+3(%)
時価総額 98,950百万円
通信サービス会社。全国規模の光ファイバーネットワークを持ち、インターネット接続や基幹ネットワーク等のサービスを提供する。丸紅とセコムがTOB。今期1Qはインターネットネットワークのサービスが堅調だった。 記:2023/09/08
998.7
11/22 15:30
+4.7(%)
時価総額 2,367,430百万円
1881年創業の塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。ブランド力などが強み。日本では製品値上げの浸透が進む。塗料周辺事業の強化などに取り組む。 記:2024/10/24
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6572 東証プライム
210
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 13,073百万円
RPAサービス「BizRobo!」や業務自動化クラウドサービス「RoboRobo」等のインテリジェントオートメーション事業が主力。アドオートメーション事業も。配当性向40%目安。導入企業数は順調に拡大。 記:2024/10/26
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6645 東証プライム
5,011
11/22 15:30
-98(%)
時価総額 1,033,494百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,663
11/22 15:30
+64(%)
時価総額 14,375,561百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17