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日経平均は4日続伸、底堅さ意識も物色は広がり欠く

2019/4/16 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は4日続伸、底堅さ意識も物色は広がり欠く  日経平均は4日続伸。39.11円高の22208.22円(出来高概算5億6000万株)で前場の取引を終えている。  週明け15日の米株式市場でNYダウは27ドル安と反落。2019年1-3月期決算が減収減益となったゴールドマン・サックスなどが売られた。日米の貿易交渉で米側が通貨切り下げを自制する為替条項を要求するのではとの思惑から、為替市場では円相場が1ドル=112円近辺で下げ渋っている。日経平均は前日、およそ4カ月ぶりに節目の22000円台を回復していたため、本日は米国株の反落や円安一服を背景に利益確定売りが先行し、60円安からスタート。朝方プラスに切り返し、一時22261.33円(92.22円高)まで上昇したが、一段と上値を追う動きは鈍く伸び悩む展開となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の3割強、対して値下がり銘柄は6割ほどとなっている。  個別では、ソフトバンクG<9984>とファーストリテ<9983>がそろって2%近い上昇。携帯電話の通信料金引き下げを発表したNTTドコモ<9437>だが、あく抜け感から4%近く上昇し、ソフトバンク<9434>やKDDI<9433>といった他の通信大手も大きく買われた。なお、ファーストリテとKDDI、ソフトバンクGの3銘柄で日経平均を約98円押し上げた。その他売買代金上位では任天堂<7974>やトヨタ自<7203>が小高く、外資系証券の買い推奨が観測されたソニー<6758>やSUMCO<3436>は堅調。また、決算が好感されたRPA<6572>や東京ベース<3415>が東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、キーエンス<6861>、安川電<6506>、ファナック<6954>などがさえない。日本郵政<6178>による株式売出しで売出価格が発表されたかんぽ生命保険<7181>、レーティング引き下げ観測の良品計画<7453>は3%超下落した。セクターでは、情報・通信業、海運業、保険業などが上昇率上位。反面、パルプ・紙、鉱業、石油・石炭製品などが下落率上位だった。  日経平均は前日までの3日間で480円あまり上昇し、心理的節目の22000円を上回った。このため、本日は短期的な達成感や高値警戒感から利益確定の売りが先行する展開が想定されていた。ただ、結果的に朝安後に切り返す展開となり、センチメントの良好さが意識されるだろう。日経平均寄与度の大きいファーストリテやソフトバンクGが引き続き強い値動きとなっており、一部証券会社の買い推奨を受けて海運株や電機株の一角も堅調に推移。また前日は2月期決算発表の最終盤であり、RPAなど好業績の中小型株が個人投資家からの人気を集めている。  一方、米ゴールドマンの下落などからメガバンク株が小反落しているほか、日米貿易交渉が始まり自動車株も上値が重い。東証株価指数(TOPIX)はマイナスで前場を折り返し、東証1部銘柄のおよそ6割が値下がりするなど、物色に広がりは見られない。後場の日経平均は小高い水準でややこう着感を強めそうだ。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 17件
3415 東証プライム
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次世代セレクトショップ「STUDIOUS」、コンテンポラリーモードブランド「UNITED TOKYO」などを展開。実店舗売上比率が高い。28.1期売上高300億円目標。プロパー販売の強化などに注力。 記:2024/10/13
3436 東証プライム
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6178 東証プライム
1,464.5
11/22 15:30
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6506 東証プライム
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6572 東証プライム
210
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+3(%)
時価総額 13,073百万円
RPAサービス「BizRobo!」や業務自動化クラウドサービス「RoboRobo」等のインテリジェントオートメーション事業が主力。アドオートメーション事業も。配当性向40%目安。導入企業数は順調に拡大。 記:2024/10/26
6758 東証プライム
2,948
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6861 東証プライム
65,660
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時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
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7181 東証プライム
3,104
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+25(%)
時価総額 1,240,650百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。個人保険の保有契約件数は1950万件超。商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/10/25
7203 東証プライム
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3,025
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+25(%)
時価総額 849,360百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
7974 東証プライム
8,166
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-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9434 東証プライム
193.7
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時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
49,020
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17