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日経平均は小幅続伸、手掛かり難と「気迷い」と

2019/2/19 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は小幅続伸、手掛かり難と「気迷い」と  日経平均は小幅続伸。15.82円高の21297.67円(出来高概算4億9000万株)で前場の取引を終えている。  18日の米株式市場はプレジデンツデーの祝日で休場だった。為替相場は前日同様に1ドル=110円台半ばで推移しており、新規の手掛かり材料に乏しいなかで本日の日経平均は25円安からスタート。前日に400円近く上昇した反動から、やや利益確定売りが先行した。中国などのアジア株も総じて小動きとなっており、前場の日経平均は前日終値を挟んでもみ合う展開が続いた。高値は10時56分に付けた21326.11円(44.26円高)、安値は9時12分に付けた21217.16円(64.69円安)。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強となっている。  個別では、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、村田製<6981>、キーエンス<6861>などが小高い。ソニー<6758>やソフトバンク<9434>は堅調だった。出光興産<5019>は4%高で大幅に5日続伸。このところ上位レーティング据え置きの動きが相次いでいる。中小型株では株式分割の実施を発表したラクトJPN<3139>などが買われ、業績上方修正を発表したピーシーエー<9629>は一時ストップ高を付けた。一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>は3%超安。連日で陰線を付けており、利益確定売り優勢の展開となっている。任天堂<7974>、ZOZO<3092>、SUMCO<3436>なども軟調で、武田薬<4502>は小安い。また、JMS<7702>などが東証1部下落率上位に顔を出している。セクターでは、石油・石炭製品、鉱業、電気・ガス業などが上昇率上位。反面、ゴム製品、その他製品、繊維製品などが下落率上位だった。  前日の米国市場が休場だっただけに、日経平均は方向感に乏しい展開となっている。前場の東証1部売買代金は概算で8600億円ほどにとどまっており、積極的な売買は限定的のようだ。ひとまず連休明けの米国株の動向を見極めたいとの思惑から、後場も模様眺めムードが続きそうだ。このところ米国発の材料に一喜一憂する相場展開となっていることが改めて浮き彫りになったと言える。  他方、本日の日経平均の動きは市場の気迷いを映したものとも捉えられる。日足チャートでは前日の上昇で75日移動平均線を上抜け、戻り歩調が続いているように見える。しかし、週足チャートでは13週、26週、52週の各移動平均線が揃って下向きとなっており、中長期的な基調が好転したとの見方はまだ少ない。市場関係者の声も強気、弱気が入り混じっており、相場全体としての方向感を見極めるまで中小型のテーマ株、材料株で値幅取りを狙う短期物色が中心となりそうだ。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 15件
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3139 東証プライム
2,769
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時価総額 27,751百万円
乳製品の輸入等を行う食品専門商社。日本が輸入する乳製品・原料の取扱量で国内トップクラスのシェア。食肉・食肉加工品、機能性食品原料等も扱う。既存ビジネスの進化に加え、アジア事業の拡大などにも取り組む。 記:2024/08/02
3436 東証プライム
1,253
11/22 15:30
+4.5(%)
時価総額 438,769百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
5019 東証プライム
1,030.5
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 1,435,118百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7702 東証スタンダード
443
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 10,957百万円
輸液・栄養領域、透析領域、外科治療領域、血液・細胞領域中心に事業展開する医療機器メーカー。血液透析用針、経腸栄養関連製品などに強み。製品供給先は90カ国超。収益構造改革、グローバル展開の加速を図る。 記:2024/10/08
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(%)
時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9629 東証プライム
2,029
11/22 15:30
+44(%)
時価総額 44,638百万円
独立系ソフト会社。PCAクラウドやPCAHubなどサブスク型基幹業務システムの開発・販売を行う。PCAクラウドシリーズの利用法人数は2.3万法人超。パッケージ版「PCAソフト」の販売は24年3月末で終了。 記:2024/10/21
9983 東証プライム
49,020
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+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17