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日経平均は3日ぶり小幅反落、手掛かり乏しく中小型の材料株物色中心に

2019/1/22 12:20 FISCO
*12:20JST 日経平均は3日ぶり小幅反落、手掛かり乏しく中小型の材料株物色中心に  日経平均は3日ぶり小幅反落。12.67円安の20706.66円(出来高概算4億5000万株)で前場の取引を終えている。  21日の米株式市場はキング牧師生誕記念日のため休場だった。為替相場は朝方、1ドル=109.60円台とやや円安方向に振れており、本日の日経平均は50円高と小高くスタートすると、寄り付き直後にこの日の高値20805.93円(86.60円高)を付けた。しかし、その後は利益確定売りに押されマイナスに転じる場面もあり、手掛かり材料に乏しいなかで前日終値を挟んでもみ合う展開となった。東証1部売買代金は概算で7300億円にとどまり、東証1部の値下がり銘柄は全体の6割強となっている。  個別では、東京電力HD<9501>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>などが小幅に下げた。日本電産<6594>、ソニー<6758>は1%の下落と軟調。会員制サービスの見直し観測が報じられたZOZO<3092>も反応は限定的で、続落した。シャープ<6753>や千代化建<6366>は4%超の下落。また、Gunosy<6047>が利益確定売り優勢で急反落し、東証1部下落率トップとなった。一方、任天堂<7974>や武田薬<4502>はしっかり。武田薬は新興国市場の資産の一部売却を検討しているなどと報じられている。ユニファミマ<8028>は押し目買いが入り3%超の上昇。中小型株では荏原実業<6328>が前日に続き活況を見せた。また、自社株買い実施を発表した新明和工<7224>が急伸し、クボテック<7709>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、鉄鋼、金属製品などが下落率上位。反面、空運業、小売業、陸運業などが上昇率上位だった。内需・ディフェンシブセクターに資金が向かったようだ。  前日の米国市場は休場で、アジア市場では中国・上海総合指数がやはり小安く推移しているとあって、東京市場でも積極的な買いは入りづらい状況だろう。米政府機関の閉鎖解除に向けた動きが取り沙汰される一方、米中通商協議において知的財産権に関する問題でほとんど進展が見られないと伝わるなど、海外情勢については強弱材料が入り混じっている。連休明けの米国市場の反応を見極めたいところだろう。また、国際通貨基金(IMF)が2019年の世界経済の成長率予測を下方修正しており、決算発表シーズンを前に利益確定の売りを誘う形となっている。  新興市場でもマザーズ指数が続落して前場を折り返した。前日に大商いとなったサンバイオ<4592>は小安い。ただ、昨年12月上場のベルトラ<7048>やM&A(企業の合併・買収)を発表したパートナーA<6181>は値を飛ばしており、中小型の材料株物色中心の相場展開となっていることが窺える。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 19件
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4592 東証グロース
965
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 66,227百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
6047 東証プライム
721
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 17,476百万円
情報キュレーションサービス「グノシー」、KDDIとの協業アプリ「ニュースパス」等の運営を行う。業務支援特化・生成AIサービス「ウデキキ」等も。グノシーはユーザー数横ばい。事業運営コストの改善進める。 記:2024/10/29
6181 東証グロース
109
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 2,870百万円
「スマ婚シリーズ」などのカジュアルウェディング事業、結婚相談所「パートナーエージェント」の運営等を行う婚活事業が柱。婚活事業の在籍会員数は8100名超。中期経営計画では27.3期売上高77億円目指す。 記:2024/06/15
6328 東証プライム
4,390
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 56,763百万円
環境機械のファブレスメーカー。上下水道施設等の水処理施設のエンジニアリング、ポンプや空調冷熱機器の販売も。環境関連製品は好調。蓄電池等が販売増。自治体向け防災工事も伸長。防災システムの拡大に期待。 記:2024/06/14
6366 東証スタンダード
342
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 89,031百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6753 東証プライム
1,003
11/22 15:30
+5.8(%)
時価総額 652,358百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
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7048 東証グロース
341
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 12,479百万円
国内外の現地体験型オプショナルツアー専門のオンライン予約サイト「VELTRA」の運営を行う。約8000社の催行会社と直接契約。1.9万点超の幅広いラインナップが強み。テレビCMでブランド認知度の向上図る。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7224 東証プライム
1,320
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 92,400百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
7709 東証スタンダード
215
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時価総額 2,973百万円
画像処理外観検査装置の製造・販売を行う。3Dソリューションシステム、メディアネット機器の開発・製造・販売等も。米国でも事業展開。3Dソリューションシステムでは各種ソフトウェア製品の販売拡大に取り組む。 記:2024/10/21
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
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時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
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時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
558.8
11/22 15:30
-2.2(%)
時価総額 898,002百万円
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9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17