マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 21:54:20
15,136,647
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は続落、FOMC結果発表控え上値を追う動きは乏しく

2018/12/19 12:11 FISCO
*12:11JST 日経平均は続落、FOMC結果発表控え上値を追う動きは乏しく  日経平均は続落。90.35円安の21025.10円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。  18日の米株式市場でNYダウは82ドル高と3日ぶりに反発。前日までの大幅下落を受けて買い戻しが先行し、トランプ政権がメキシコ国境の壁建設予算についてやや譲歩の姿勢を示したことも好感され、334ドル高まで上昇する場面があった。しかし、翌日発表される連邦公開市場委員会(FOMC)の結果等を見極めたいとの思惑から伸び悩んだ。こうした米国株の戻りの鈍さが意識され、本日の日経平均は8円安からスタートすると、朝方には一時20880.73円(234.72円安)まで下落した。節目の21000円を割り込んだことで売りがかさんだほか、本日上場したソフトバンク<9434>が軟調な出足となったことも投資家心理を冷やしたようだ。その後は下げ渋り、プラス圏に浮上する場面もあったが、米FOMCの結果発表を控え戻りは限定的だった。  個別では、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>などがさえない。ソフトバンクGは子会社ソフトバンクの軟調な出足を受けて3%近く下落する場面があった。任天堂<7974>や東エレク<8035>は2%超、東京電力HD<9501>は3%超の下落で前場を折り返した。東エレクはレーティング引き下げの動きが観測されている。また、新株予約権の発行を発表したコムチュア<3844>が東証1部下落率トップとなり、原油安が嫌気された国際帝石<1605>なども上位に顔を出した。一方、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、資生堂<4911>などがしっかり。トヨタ自<7203>は小幅ながらプラスを確保した。また、通訳機「ポケトーク」が一部メディアで取り上げられたソースネクスト<4344>が東証1部上昇率トップとなり、キャリアインデ<6538>なども上位に顔をだした。セクターでは、鉱業、電気・ガス業、石油・石炭製品などが下落率上位。半面、空運業、建設業、機械が上昇率上位だった。  前日も指摘したとおり、市場では米FOMCにおける景気認識や利上げ見通しを見極めたいなどとの思惑が強い。日経平均が節目の21000円を割り込む場面では買い戻しや押し目買いが入っているが、積極的に上値を追う動きは乏しいだろう。後場の日経平均も21000円を挟んだもみ合いが続きそうだ。注目のFOMCについては、景気の先行きに慎重な見方を示した場合も、利上げ見通しを維持した場合もネガティブに捉えられる可能性があり、通過後にあく抜け感が広がるかは慎重に見極める必要がありそうだ。  過去最大級のIPO(新規株式公開)として注目されたソフトバンクは公開価格1500円を下回る1463円で初値を付け、その後1344円まで下落する場面があった。もう1つの新規上場銘柄であるKudan<4425>は人気となっており、マザーズ指数もソフトバンク上場による資金還流などからひとまず反発しているが、多くの個人投資家が参加したソフトバンクの軟調スタートは投資家心理や需給の悪化につながる可能性がある。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 18件
1605 東証プライム
2,018.5
11/25 15:30
+13.5(%)
時価総額 2,541,566百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
3844 東証プライム
2,217
11/25 15:30
-32(%)
時価総額 71,481百万円
独立系SIer。クラウドソリューション事業、ビジネスソリューション事業が柱。デジタルソリューション事業、プラットフォーム・運用サービス事業等も。伊藤忠商事と業務提携。DX領域の売上構成比率の向上図る。 記:2024/08/05
4344 東証プライム
196
11/25 15:30
+2(%)
時価総額 26,726百万円
ソフトウェア、ハードウェアの企画・開発・販売等を行う。筆王、ZEROウイルスセキュリティ等を手掛ける。AI通訳機のポケトークなどを傘下に持つ。サブスクリプション型テキスト化サービスは会員数が順調増。 記:2024/10/11
4425 東証グロース
1,505
11/25 15:30
-2(%)
時価総額 16,976百万円
人工知覚アルゴリズムの研究開発及びライセンス提供を行う。自己位置推定、環境地図作成を同時に行うSLAM技術を独自開発。製品関連売上の拡大図る。フィンランド天然資源研究所に独自の人工知覚技術を提供。 記:2024/07/08
4502 東証プライム
4,154
11/25 15:30
+41(%)
時価総額 6,608,756百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4911 東証プライム
2,833
11/25 15:30
+104(%)
時価総額 1,133,200百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6538 東証スタンダード
165
11/25 15:30
-3(%)
時価総額 3,464百万円
転職サイト「キャリアインデックス」、不動産賃貸物件情報サイト「DOOR賃貸」等を手掛ける。営業支援サービス「Leadle」などのDX事業も展開。不動産領域の法人向けサービスではユーザーの掘り起こし図る。 記:2024/08/10
6758 東証プライム
2,977.5
11/25 15:30
+29.5(%)
時価総額 18,588,824百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
66,670
11/25 15:30
+1,010(%)
時価総額 16,214,677百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,197
11/25 15:30
+83(%)
時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,694.5
11/25 15:30
+30(%)
時価総額 42,559,592百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,199
11/25 15:30
+33(%)
時価総額 10,647,959百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
+885(%)
時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,826
11/25 15:30
+1(%)
時価総額 24,252,923百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9434 東証プライム
192.5
11/25 15:30
-1.2(%)
時価総額 9,178,279百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
563.9
11/25 15:30
+5.1(%)
時価総額 906,197百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,874
11/25 15:30
+288(%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17