マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 13:30:16
14,197,735
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は続伸、中国株の落ち着きが安心感につながるが

2018/8/8 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は続伸、中国株の落ち着きが安心感につながるが  日経平均は続伸。87.74円高の22750.48円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えている。  7日の米国市場でNYダウは126ドル高と3日続伸し、約5ヶ月ぶりの高値を付けた。アジア・欧州株がほぼ全面高となり、米国株も買いが先行した。ただ、米通商代表部(USTR)が7日、中国に対する制裁関税の第2弾を23日に発動すると発表し、米中貿易摩擦の激化に対する懸念が重しとなって本日の日経平均は3円高からスタートした。寄り付き後はソフトバンクG<9984>が前日に続き買われたほか、好決算を発表したダイキン<6367>やニコン<7731>も押し上げ役となり、日経平均は上げ幅を拡大する展開となった。動向が注目される中国株も比較的底堅い動きを見せ、日経平均は前場中ごろを過ぎると一時22768.27円(105.53円高)まで上昇した。  個別では、前述のソフトバンクGが売買代金トップで4%近い上昇となったほか、ダイキンやキーエンス<6861>、NTT<9432>などが堅調だった。ダイキンの第1四半期決算は市場予想並みながら好調な出足だった。NTTは堅調な第1四半期決算やグループ再編が好感された。第1四半期が市場予想を大きく上回る増益となり、通期予想も上方修正したニコンは8%超高。また、タカラトミー<7867>はストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなった。一方、任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、スズキ<7269>などがさえない。東海カーボ<5301>やキリンHD<2503>は決算を受けて下げが目立ち、上期の営業利益見通しを下方修正した明治HD<2269>は10%安と急落した。セクターでは、海運業、情報・通信業、パルプ・紙などが上昇率上位。半面、食料品、ゴム製品、繊維製品などが下落率上位だった。  USTRが対中追加関税の発動を公表して動向が警戒された中国株は落ち着きを見せており、後場の日経平均もしっかりとした展開が続きそうだ。ただ、日足チャートで見ると狭いレンジでこう着感を強めており、今月1日の高値(22775.47円)に迫る場面では売りも出やすいと考えられる。かねて指摘しているとおり、明日9日には日米新貿易協議(FFR)の初会合が予定されており、米トランプ政権が追加関税を検討している自動車・自動車部品などでは警戒感が強まりそうだ。日経平均をけん引するソフトバンクGも昨年10月高値(10550円)に迫り、目先は上げ一服となる可能性がある。  新興市場ではマザーズ指数が続伸し、比較的強い動きを見せている。週後半にはミクシィ<2121>などの主力株が決算発表を予定しており、その前に買い戻しの動きが広がっているものと考えられる。ただ、これら主力株の決算は全般にポジティブサプライズに乏しいとみられ、再評価機運が高まるかどうかは慎重に見極めたい。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 14件
2121 東証プライム
2,870
11/26 15:30
+20(%)
時価総額 224,523百万円
スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」などのデジタルエンターテインメント事業が主力。スポーツ事業、家族向け写真・動画共有アプリ等も。モンスターストライクは利用拡大、収益基盤の強化に取り組む。 記:2024/10/06
2269 東証プライム
3,199
11/26 15:30
±0(%)
時価総額 938,775百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
2503 東証プライム
2,087
11/26 15:30
-15(%)
時価総額 1,907,518百万円
国内ビール2強の一角であるキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンを傘下に収める持株会社。ビールは「一番搾りブランド」が主力。医薬事業、ヘルスサイエンス事業等も展開。ファンケルへのTOBは成立。 記:2024/10/05
5301 東証プライム
921.9
11/26 15:30
-3.2(%)
時価総額 207,375百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。ファインカーボン及び工業炉に積極投資。26.12期売上高4580億円目標。 記:2024/10/20
6367 東証プライム
18,505
11/26 15:30
-235(%)
時価総額 5,424,075百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6758 東証プライム
2,983
11/26 15:30
+5.5(%)
時価総額 18,623,161百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
65,580
11/26 15:30
-1,090(%)
時価総額 15,949,581百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,631
11/26 15:30
+2.5(%)
時価総額 3,204,240百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7731 東証プライム
1,852.5
11/26 15:30
-9.5(%)
時価総額 651,111百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
7867 東証プライム
3,943
11/26 15:30
+21(%)
時価総額 369,132百万円
大手玩具メーカー。1924年創業。トミカ、プラレール、リカちゃんなど人気商品多数。アジア、米国など海外でも事業展開。持分法適用関連会社にタツノコプロ。ヒット商品の創出力が強み。年齢軸の拡大等に取り組む。 記:2024/10/08
7974 東証プライム
8,309
11/26 15:30
+110(%)
時価総額 10,790,815百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9432 東証プライム
154.3
11/26 15:30
-0.5(%)
時価総額 13,971,914百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9984 東証プライム
8,844
11/26 15:30
-30(%)
時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17