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【注目銘柄ダイジェスト】:キーエンスが大幅反発、信越化が大幅続落

2024/4/26 16:29 FISCO
*16:29JST 【注目銘柄ダイジェスト】:キーエンスが大幅反発、信越化が大幅続落 <7276> 小糸製 2073.5 -140 大幅続落。前日に24年3月期決算を発表。営業利益は560億円で前期比19.5%増となったが、1-3月期は大幅減益に転じ、市場予想も90億円程度下振れた。一過性費用が30億円程度あったが、想定以上の収益悪化と。また、25年3月期は580億円で同3.6%増の見通しだが、こちらもコンセンサスを90億円程度下振れる。前期配当起因上振れ、今期も増配計画だが、収益水準の大幅下振れインパクトが強い。 <3231> 野村不HD 4426 +298 大幅反発。前日に24年3月期決算を発表、営業利益は1121億円で前期比12.6%増となり、従来予想の1090億円をやや上回った。25年3月期は1140億円で同1.7%増の計画で、ほぼコンセンサス水準。決算数値にサプライズは乏しいものの、期末配当金は従来計画の65円から75円に引き上げ、今期配当計画も前期比25円増の165円。株主還元の方針として、DOE4%下限を今回新たに追加している。 <6755> 富士通ゼ 1970 +145.5 大幅続伸。前日に24年3月期決算を発表、営業利益は57.5億円で前期比61.9%減となったが、市場予想を10億円程度上回った海外で空調機事業の売上が想定以上に好調なもよう。25年3月期は120億円で同2.1倍と大幅増期見通し。コンセンサスは20億円程度下回るが、保守的な計画とみられているようだ。株価が安値圏で推移していた中、今後の回復確度の高まりを映して、見直しの動きが先行したようだ。 <4205> 日ゼオン 1590 +175.5 急伸。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は205億円で前期比24.6%減となったが、市場予想は20億円程度上振れ。光学樹脂の出荷が想定以上に好調だったもよう。年間配当金は40円から45円に引き上げ。25年3月期営業利益は265億円で同29.3%増の見通し。コンセンサス並みの水準とみられるが、年間配当金も47円に増配計画。また、100億円を上限とする自社株買い実施も発表している。 <4726> SBテク 2546 +500 ストップ高比例配分。53%を出資している親会社のソフトバンクが同社を完全子会社化すると発表している。同社ではTOBに賛同している。TOB価格は2950円で前日終値に対して44%のプレミアムになり、TOB価格への完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB期間は4月26日から6月11日まで。TOB成立後に同社は上場廃止となる。 <8155> 三益半導 3235 +503 ストップ高比例配分。筆頭株主である信越化学工業がTOBを実施して完全子会社化することを発表。同社ではTOBに対して賛同の意見を表明している。TOB価格は3700円で前日終値に対して35.4%のプレミアムとなり、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きが強まる形に。TOBは7月下旬をめどに開始予定としているが、国内外の競争法に基づく必要な手続及び対応に一定期間を要することで正式には決まっていない。 <3064> MRO 1782.5 -150 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は89億円で前年同期比10.9%増となり、市場予想を小幅に上回った。販管費の削減効果などが想定以上に進んだもよう。一方、粗利益率は29.2%で前年同期比0.8ポイント低下し。会社計画も下振れたもよう。大企業からの受注が増加してPBのウェイトが低下したことが主因となっているもよう。株価は足元で高値圏にあり、粗利率低下をマイナスに捉える動きが優勢に。 <6702> 富士通 2425.5 -57 大幅続落。前日に24年3月期の決算発表。営業利益は1603億円で前期比52.2%減となり、従来予想の2500億円を大きく下振れ。下振れ自体は想定線であったが、1-3月期の構造改革費用計上も重しとなった。25年3月期は3300億円で同2.1倍の見通し、ほぼコンセンサス水準。強気のガイダンス開示からスタンスは変更されているようだ。中計の株主還元施策に沿った形で、自社株買いの実施も発表されている。 <6861> キーエンス 69610 +5030 大幅反発。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は4950億円で前期比0.8%減となり、市場予想は50億円強上振れたとみられる。人員増加がトップライン成長につながり、1-3月期は売上増ペースが拡大する形になっている。営業利益率も52.1%となり、前四半期50.5%から改善へ。25年3月期見通しは例年通り開示されていないものの、足元の底堅い業績推移を評価する動きが先行へ。 <4063> 信越化 5906 -402 大幅続落。前日に24年3月期決算を発表、営業益は7010億円で前期比29.8%減となり、市場予想を300億円程度下振れた。機能材料事業での減損計上、電子材料や生活環境基盤材料などもそれぞれ想定を下回る。25年3月期第1四半期計画1650億円も、市場予想を200億円程度下振れのもよう。実績、見通しともに想定以下でネガティブに。なお、シリコンウエハー需要は1-3月期が底との見方を示している。
関連銘柄 10件
3064 東証プライム
2,385.5
10/8 15:00
+13.5(%)
時価総額 1,195,961百万円
間接資材のインターネット通販最大手。工場・工事用、自動車整備用等の間接資材を販売。取扱商品は約2200万点。登録会員数は910万6521口座。購買管理システム事業は高成長。23.12期通期は2桁増収増益。 記:2024/04/15
3,933
10/8 15:00
-28(%)
時価総額 718,984百万円
総合デベロッパーの野村不動産を中核とする持株会社。野村HDの持分法適用関連会社。「プラウド」ブランドなどを展開。マンション・オフィスビルの運営・管理等も。住宅部門、都市開発部門のさらなる拡大を図る。 記:2024/08/02
4063 東証プライム
6,056
10/8 15:00
-86(%)
時価総額 12,258,089百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4205 東証プライム
1,396.5
10/8 15:00
+10(%)
時価総額 320,516百万円
合成ゴム、高機能樹脂の製造・開発等を行う化学メーカー。レーザービームプリンター用レンズ材料、グリーン系香料等で世界トップクラスのシェア。27.3期売上高5100億円目標。電池材料などに新規投資を集中へ。 記:2024/06/07
4726 東証プライム
2,945
9/5 15:00
+1(%)
時価総額 67,022百万円
ICTサービス会社。通信やエンタープライズ、公共、個人向けにクラウドソリューション、セキュリティソリューション等の提供を行う。通信領域は生産性向上推進。ソフトバンクによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/07/02
6702 東証プライム
3,082
10/8 15:00
+57(%)
時価総額 6,383,155百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6755 東証プライム
2,088
10/8 15:00
-35(%)
時価総額 228,302百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は北米向け、アジア向けの販売拡大などを見込む。 記:2024/05/17
6861 東証プライム
67,630
10/8 15:00
-1,770(%)
時価総額 16,448,157百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7276 東証プライム
2,077
10/8 15:00
-54(%)
時価総額 667,920百万円
自動車照明器メーカー。1915年創業。トヨタ自動車が筆頭株主。自動車用ヘッドランプで世界トップシェア。航空機器部品、船灯・特殊機器等も手掛けう。配当性向40%以上目安。27.3期売上高1兆円以上目標。 記:2024/07/07
8155 東証プライム
3,685
10/8 15:00
±0(%)
時価総額 130,806百万円
半導体材料の加工・販売、計測器や試験機等の販売を行う。エンジニアリング事業等も手掛ける。再生ウエハーで世界トップシェア。国内外の半導体デバイスメーカーが主要取引先。信越化学がTOBで完全子会社化へ。 記:2024/05/12