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【注目銘柄ダイジェスト】:オーテックが急伸、あさひが大幅反落

2023/9/26 16:25 FISCO
*16:25JST 【注目銘柄ダイジェスト】:オーテックが急伸、あさひが大幅反落 <3023> ラサ商事 1753 +136 大幅続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の8億円から10.5億円、前年同期比10.5%増に引き上げ。プラント・設備工事関連事業が想定を上回る見込みであるほか、産機・建機関連事業および環境設備関連事業において、採算性の高いメンテナンスなどが堅調に推移していることが背景に。第1四半期は同20.6%増であり、上振れ期待はあったとみられるが、ストレートな好反応が先行。 <2323> fonfun 676 +89 急騰。前日に中期経営計画を発表している。26年3月期の数値目標として、売上高20億円、EBITDA4億円、時価総額100億円などを掲げている。24年3月期見通しでは売上高8.2億円、営業利益0.9億円、現時点での時価総額23億円程度となっている。目標値には新規の中核事業の創出なども前提としているもようだが、チャレンジングな経営目標をポジティブに捉える動きが先行している。 <1736> オーテック 3130 +370 急伸。配当方針の変更、並びに、今期配当予想の上方修正を発表。これまでは安定的な配当の継続を業績応じて行うことを基本方針としていたが、今後は株主還元の一層の拡充を目指すこととし、DOE3.2%以上の配当を目指すとしている。これに伴い、24年3月期期末配当金は90円予想から113円にまで引き上げ、前期比では28円の増配となる。また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応も発表している。 <3333> あさひ 1264 -44 大幅反落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は42.2億円で前年同期比1.0%減となり、第1四半期実績の同5.9%増から減益に転じる形になっている。従来計画は43億円であった。想定以上のマーケット減速によって、新車販売台数が伸び悩んでいるもよう。仕入コストの上昇に加えて、事業拡大に伴う販管費増加なども重しとなる。据え置きの通期予想を大きく上振れするとの期待は後退の方向に。 <8616> 東海東京 509 +12 大幅反発。これまで未定としていた中間期末の配当計画を前日に発表している。1株12円を計画し、前年同期末比では4円の増配となる。期末配当金は引き続き未定としているものの、上半期並みの水準を実施すると仮定すれば年間配当金は24円となり、前日終値をベースとした配当利回りは4.8%の水準となる。9月末権利落ちのタイミングが接近する中、配当権利取りの動きが強まる状況になっているようだ。 <5830> いよぎんHD 1118 +31 大幅反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。純利益は従来予想の130億円から230億円に引き上げ。株式移転前である前年同期の伊予銀行の実績は199億円であった。相場状況を踏まえた有価証券売買の機動的な実施などが業績の上振れ要因となっている。第1四半期の実績から上振れ期待はあったとみられるが、本日は銀行株高の流れもあって、ストレートにポジティブな反応が強まる形に。 <4886> あすか製薬HD 1688 +38 大幅続伸。投資有価証券の売却によって特別利益を計上すると発表。上場有価証券6銘柄を市場売却、売却益22億円を計上見込みとしている。つれて、24年3月期純利益は従来予想の44億円から62億円に上方修正。政策保有株の縮減に伴う保有資産の有効活用の進展が期待される展開となっているようだ。また、サスメドとの間で、産婦人科領域における治療用アプリの共同研究開発及び販売契約を締結したとも発表している。 <8697> JPX 2760.5 +64.5 大幅続伸。前日に業績・配当予想の上方修正を発表。24年3月期営業利益は従来予想の685億円から770億円に引き上げた。最近の市況動向を踏まえて、1日平均の売買代金・取引高の前提を見直したことによるもの。配当性向60%程度を目指していることから、業績上振れに伴って配当計画も引き上げ、年間配当金は従来計画の57円から63円とした。前期は記念配当10円を含んで63円であった。 <9268> オプティマス 1881 +152 大幅続伸。豪州の自動車販売会社であるAUTOPACT社の株式取得契約で合意したと発表している。AUTOPACT社は豪東部3州で長期に亘って新車販売を展開する大手自動車ディーラーで、多数のメーカー・ブランドを取り扱っている。22年6月期の営業利益は57.9億円であったもよう。同社は11月24日に91.7%の株式を取得して子会社化する計画。短期的な業績インパクトも強まるといった期待感が先行へ。 <3160> 大光 744 +77 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は3億円と前年同期5百万円からは急拡大し、従来の上半期計画2.2億円も上回った。つれて、上半期予想は5.6億円に、通期予想は従来の8.2億円から13.5億円に上方修正した。中国による日本産水産物の輸入停止措置を受けて売上高は減額修正も、食品価格の値上げに対応した販売価格への転嫁進展、コスト低減などが要因のようだ。
関連銘柄 10件
1736 東証スタンダード
3,330
12/20 9:19
-40(%)
時価総額 18,981百万円
自動制御システムの設計・施工・メンテナンス、管工機材・環境関連機器の販売等を行う。アズビル社の中央監視装置・自動制御システムを採用。北海道旧庁舎などで実績。都市再開発プロジェクトなどの需要獲得に注力。 記:2024/08/26
2323 東証スタンダード
773
12/20 15:30
-5(%)
時価総額 2,743百万円
SMS配信サービス「バンソウSMS」、Webメールサービス「リモートメール」などのクラウドソリューション事業が主力。DXソリューション事業も展開。SaaS事業のサービスを強化。26.3期売上20億円目標。 記:2024/09/01
3023 東証スタンダード
1,392
12/20 15:30
+15(%)
時価総額 16,682百万円
資源・金属素材、産機・建機、環境設備、化成品等を扱う専門商社。ラサ工業の営業部門が分離独立して1939年に誕生。ジルコンサンドで国内トップシェア。チタン関連素材など新規資源関連素材の開拓等に取り組む。 記:2024/10/07
3160 東証スタンダード
583
12/20 15:30
+2(%)
時価総額 7,842百万円
業務用食品専門商社。冷凍食品や調味料、乳製品等が主要取扱商品。外食チェーンやホテルなどが主要取引先。業務用食品スーパー「アミカ」の運営等も行う。オリジナルブランド商品の販売強化などで収益性向上を図る。 記:2024/10/24
3333 東証プライム
1,584
12/20 15:30
+15(%)
時価総額 41,566百万円
大型自転車専門店「サイクルベースあさひ」を全国展開。1949年創業。電動アシスト自転車専門店などコンセプトストアも展開。FC含む店舗数は530店舗超。シティサイクルの取り扱い開始でリユース事業の拡大図る。 記:2024/10/05
2,050
12/20 15:30
+14(%)
時価総額 62,654百万円
あすか製薬を中核とする持株会社。1920年創立。内科、産婦人科、泌尿器科が重点領域。甲状腺領域で国内トップシェア。動物用医薬品等も手掛ける。配当性向30%目安。25.3期は産婦人科領域製品の増収見込む。 記:2024/06/28
1,493.5
12/20 15:30
-25(%)
時価総額 474,932百万円
愛媛県地盤の地方銀行「伊予銀行」を中核とする持株会社。いよぎんリース、いよぎん保証なども傘下に持つ。預金、貸出金は県内シェアトップ。不採算事業のスリム化、ウェルスアドバイザリー等を軸にした役務収益を強化。 記:2024/08/26
477
12/20 15:30
-6(%)
時価総額 124,298百万円
東海東京証券を中核とする持株会社。有価証券の売買、引受、売り出し、募集、売買委託の媒介等を手掛ける。中部地方に強固な営業基盤を有す。連結配当性向50%以上目安。グループ預かり資産残高は10兆円超。 記:2024/11/09
8697 東証プライム
1,764.5
12/20 15:30
-13.5(%)
時価総額 1,843,158百万円
東京証券取引所グループ、大阪証券取引所の経営統合で2013年に誕生。東京商品取引所、日本証券クリアリング機構なども傘下に持つ。配当性向60%程度目標。金利関連デリバティブの利便性向上、流動性の強化図る。 記:2024/08/01
9268 東証スタンダード
349
12/20 15:30
±0(%)
時価総額 26,804百万円
中古自動車卸売などの小売・卸売事業、中古自動車の仕入・販売を行う貿易事業、物流事業等を手掛ける。ニュージーランド、オーストラリアが主力市場。中古車輸出はニュージーランド以外の市場への販路拡大を推進。 記:2024/10/10