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米株高などを映して自律反発狙いの買いが優勢【クロージング】

2024/7/29 16:05 FISCO
*16:05JST 米株高などを映して自律反発狙いの買いが優勢【クロージング】 29日の日経平均は9営業日ぶりに反発。801.22円高の38468.63円(出来高概算は16億1000万株)で取引を終えた。前週末の米国市場で利下げ観測の高まりからハイテク株が買われたことが波及したほか、日経平均は8営業日で3600円超下落したこともあり、自律反発を狙った買いも入り、38000円台を回復してスタート。前場中盤には38719.70円まで上値を伸ばした。ただ、あすから始まる日米の金融政策決定会合を控えるなか、日銀の追加利上げへの思惑がくすぶっており、買い一巡後は38500円を挟んだレンジ推移となった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1500を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが上昇し、保険、化学、非鉄金属、不動産、証券商品先物の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、信越化<4063>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>が堅調だった半面、エーザイ<4523>、日立建機<6305>、スクリン<7735>、エムスリー<2413>が軟調だった。 前週末の米国市場は、インフレ指標の鈍化を受けて利下げ期待が高まった。足もとで目立っていたハイテク株安が一服したことが支援材料になった。東京市場でもこのところ下落していた半導体関連など生成AI(人工知能)関連株中心に値を上げる銘柄が目立ったほか、信越化や日東電工<6988>、大塚HD<4578>など好決算銘柄にも投資資金がシフトした。さらに、短期筋による先物買いも加わって、日経平均の上げ幅は一時1000円を超える場面があった。 今週の最大の注目材料は、日米の金融政策決定会合の結果だ。特に日銀の政策変更については、政府内で追加利上げを後押しするような発言が相次いでいることを受け、利上げを実施するのか、それとも直近で急激に円高が進んだため、利上げはないのではないか、と見方が分かれている。日銀会合の結果待ちのなか、目先的には本格化している主要企業の決算内容を見定めながらの、個別対応になりそうだ。 《CS》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
1,420
9/18 15:00
+71.5(%)
時価総額 964,083百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,615
9/18 15:00
-23(%)
時価総額 11,365,451百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4523 東証プライム
5,627
9/18 15:00
-45(%)
時価総額 1,668,783百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4578 東証プライム
7,868
9/18 15:00
-176(%)
時価総額 4,389,054百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
6305 東証プライム
3,411
9/18 15:00
+73(%)
時価総額 733,757百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6762 東証プライム
8,615
9/18 15:00
+101(%)
時価総額 3,349,271百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,125
9/18 15:00
+109(%)
時価総額 4,692,785百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
11,570
9/18 15:00
+60(%)
時価総額 1,732,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
9,746
9/18 15:00
+169(%)
時価総額 990,096百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
22,465
9/18 15:00
+25(%)
時価総額 10,595,235百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,196
9/18 15:00
+28(%)
時価総額 14,121,331百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17