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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は大型連休前のリバランスに~

2024/4/26 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は大型連休前のリバランスに~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■買い一巡後は大型連休前のリバランスに ■信越化、24/3営業利益 29.8%減 7010億円 ■前場の注目材料:東京精密、100億円投じ愛知に新工場、ウエハー研削装置増産 ■買い一巡後は大型連休前のリバランスに 26日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、日銀の金融政策決定会合の結果待ちのなか、こう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。25日の米国市場は、NYダウが375ドル安、ナスダックは100ポイント安だった。1-3月期の国内総生産(GDP)の伸び鈍化を受け成長減速が懸念され、同四半期の価格指数は予想以上に伸びが加速したため長期金利上昇を嫌気した売りも強まった。決算を受けたメタ・プラットフォームズの急落の影響も投資家のセンチメントを冷ます形となった。シカゴ日経225先物は大阪比55円高の37665円。円相場は1ドル155円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。メタ・プラットフォームズの急落は前日の時間外取引での急落により織り込まれている。一方で、25日の取引終了後に決算を発表したマイクロソフト、アルファベットは予想を上回ったことが好感され、時間外取引で上昇しており、安心感につながりそうだ。 日経225先物はナイトセッションで米国市場の下落影響から一時37130円まで売られる場面も見られたが、マイクロソフトなどの時間外での上昇を受けて、終盤にかけて一時37910円まで買われた。朝方は指数インパクトの大きい値がさハイテク株主導の上昇が見込まれるだろう。昨日の日経平均株価は前日に上回った75日線を再び割り込む形で前日のリバウンド部分を帳消しにしていたが、38000円を意識した展開が期待されよう。 買い一巡後は、日銀の金融政策決定会合の結果待ちのなかで膠着感が強まる可能性が高そうだが、円相場が1ドル=155円台後半へと歴史的な円安水準となるなか、輸出採算の改善よりも、輸入物価上昇に伴う経済への悪影響が懸念されるなど、相当織り込まれていた。アク抜け的な動きも意識されそうである。 ただし、主要企業の決算が本格化しているほか、大型連休に入ることで、持ち高調整の動きが強まりそうである。リバランスの動きから足もとで低迷しているハイテク株などには買い戻しの動きが意識されそうだが、全体としては様子見姿勢が強まりやすいところであろう。 ■信越化、24/3営業利益 29.8%減 7010億円 信越化<4063>が発表した2024年3月期決算は、売上高が前期比14%減の2兆4149.37億円、営業利益は同29.8%減の7010.38億円だった。電子材料事業において、半導体市場は、一昨年秋以降の調整局面が当該期でも続いたが、底打ちの兆しが表れた。加工・商事・技術サービス事業においては、半導体ウエハー関連容器は工程内用を中心に需要の調整が続いたが、自動車用入力デバイスは自動車産業の回復を受け堅調に推移した。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(37665、大阪比+55) ・SOX指数は上昇(4615.04、+88.84) ・VIX指数は低下(15.37、-0.60) ・米原油先物は上昇(83.57、+0.76) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・東京精密<7729>100億円投じ愛知に新工場、ウエハー研削装置増産 ・ホンダ<7267>カナダに1.7兆円投資、EV・電池2工場新設、旭化成など協業 ・近鉄GHD<9041>社長に若井敬氏、過大請求問題対応にめど ・セイコーエプソン<6724>シンガポールの半導体工場を27年閉鎖 ・マツダ<7261>技術系中途採用拡大、電動化・脱炭素対応 ・日野自<7205>通期見通し、当期損益未定、潜在債務算定できず ・トヨタ自<7203>新EV2台、bZシリーズを北京モーターショーで公開 ・トヨタ自<7203>昨年度世界販売1030万台、日欧好調で最高更新 ・マツダ<7261>新型NEV公開 ・オリジン<6513>液晶・ガラス貼合に卓上型、中小向け装置を開発 ・アンリツ<6754>3カ年新中計、成長投資400億円、6G関連でM&A ・アルプスアルパイン<6770>26年めど電流センサー生産2.5倍、xEV向け小型 ・大日本印刷<7912>温室ガス削減目標を引き上げ、30年度57万トン ・旭化成<3407>EV向け北米深耕、カナダに絶縁材工場 ・鹿島<1812>現場製造爆薬で山岳トンネル全断面発破を実現 ・帝人<3401>帝人フロンティア、ポリエステル繊維を来月値上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 4月東京都区部消費者物価コア指数(前年比予想:+2.2%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
1812 東証プライム
2,677
10/9 15:00
-20(%)
時価総額 1,415,212百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
3401 東証プライム
1,446
10/9 15:00
-11(%)
時価総額 286,241百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3407 東証プライム
1,076
10/9 15:00
+1.5(%)
時価総額 1,499,871百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4063 東証プライム
6,129
10/9 15:00
+73(%)
時価総額 12,405,850百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6513 東証スタンダード
1,197
10/9 15:00
+4(%)
時価総額 8,020百万円
電源機器や接合・貼合装置を製造・販売。精密機構部品や塗料、パワー半導体も。24.3期3Q累計は半導体装置用電源や国内自動車塗料が堅調も光学レンズ貼合装置が振るわず。今年5月に資本効率の改善計画を開示予定。 記:2024/04/10
6724 東証プライム
2,819.5
10/9 15:00
-24.5(%)
時価総額 1,126,771百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
6754 東証プライム
1,153.5
10/9 15:00
+15.5(%)
時価総額 156,721百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6770 東証プライム
1,546.5
10/9 15:00
+17(%)
時価総額 339,118百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
7203 東証プライム
2,563.5
10/9 15:00
-4.5(%)
時価総額 41,823,469百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7205 東証プライム
468.1
10/9 15:00
-7.2(%)
時価総額 268,961百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7261 東証プライム
1,080
10/9 15:00
-19.5(%)
時価総額 682,348百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7267 東証プライム
1,553
10/9 15:00
-13(%)
時価総額 8,439,445百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7729 東証プライム
7,960
10/9 15:00
+90(%)
時価総額 333,460百万円
精密機器メーカー。半導体製造装置部門が主力。半導体ウェーハテスト装置で世界トップシェア。精密測定機器で国内トップシェア。配当性向40%程度目安。製品部材の先行調達などで半導体製造装置部門の業容拡大図る。 記:2024/06/18
7912 東証プライム
2,743.5
10/9 15:00
+2.5(%)
時価総額 1,521,219百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
3,678
10/9 15:00
-15(%)
時価総額 701,255百万円
近畿日本鉄道、近鉄不動産、近鉄エクスプレスなどを傘下に収める持株会社。運輸、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャー等で事業展開。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー業等でインバウンド需要の回復見込む。 記:2024/07/04