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後場に注目すべき3つのポイント~前日終値付近でもみ合う展開

2023/12/1 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~前日終値付近でもみ合う展開 12月1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、前日終値付近でもみ合う展開 ・ドル・円は下げ渋り、ドルの買戻しで ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は反落、前日終値付近でもみ合う展開 日経平均は反落。25.18円安の33461.71円(出来高概算6億5072万株)で前場の取引を終えている。 前日11月30日の米国株式市場のダウ平均は520.47ドル高(+1.47%)と大幅続伸。インフレ指標が想定通り鈍化の兆候を示し、利上げ終了観測が好感された。11月シカゴ購買部協会景気指数が拡大域を回復するなど、景気の底堅さが確認されると上げ幅を拡大。一方、長期金利が上昇に転じたためハイテク株は売られてナスダックは続落、まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均は前日比50.55円高の33537.44円と続伸して取引を開始した。その後は、前日終値付近でもみ合う展開となっている。 個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>などの半導体関連株の一角が軟調に推移。また、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、アドバンテ<6857>なども下落した。ほか、オーケストラ<6533>やアニコムHD<8715>などが急落、大阪ソーダ<4046>、ダイレクトマーケティングミックス<7354>、ネットプロHD<7383>などが値下がり率上位となった。 一方、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、川崎船<9107>や日本郵船<9101>などの海運株が堅調に推移した。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株、レーザーテック<6920>、三菱重工業<7011>、JT<2914>なども上昇した。ほか、業績・配当予想を上方修正したソリトンシステムズ<3040>が大幅上昇、ヤマエグループHD<7130>、トリケミカル<4369>などが値上がり率上位となった。 セクターでは、精密機器、電気機器、情報・通信業などが下落率上位に並んでいる一方で、卸売業、倉庫・運輸関連業、建設業などが上昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は56%、対して値下がり銘柄は41%となっている。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が大幅高となったことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で円安に振れたことが輸出株などの株価を支える要因となった。一方で、ハイテク比率の高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことがハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となっているほか、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあり、売り買いが交錯している。そのほか、アジア市況で香港ハンセン指数及び上海総合指数が軟調に推移していることも重しとなっている可能性がある。 さて、後場の日経平均もこう着感の強い値動きが続くか。手掛かり材料難のなか、週末要因に加えて米国では米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演が予定されていることから、様子見ムードが広がる可能性を想定しておきたい。一方で、東証グロース250指数はマイナス圏での軟調推移が続きそうだ。米長期金利が4.3%台まで再度上昇したことはバリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株にとって重しとなっている。総じて、米株先物の動向をにらんで、前場に物色が向かっている個別材料株に注目が集まろう。 ■ドル・円は下げ渋り、ドルの買戻しで 1日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、148円19銭から147円60銭まで下落後は148円付近に戻した。米10年債利回りの低下でドル売りが先行。ただ、仲値後は売りが一巡し、底堅く推移。147円半ばでは押し目買いが観測され、ドルは下げづらい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円60銭から148円19銭、ユーロ・円は160円98銭から161円47銭、ユーロ・ドルは1.0886ドルから1.0912ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・アマナ<2402>、ショーケース<3909>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・10月有効求人倍率:1.30倍(予想:1.29倍、9月:1.29倍) ・日・10月失業率:2.5%(予想:2.6%、9月:2.6%) ・日・7-9月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+3.4%(予想:+3.4%、4-6月期:+4.5%) ・中・11月財新製造業PMI:50.7(予想:49.6、10月:49.5) 【要人発言】 ・ホークスビーNZ準備銀行副総裁 「コアインフレの高止まりが不確実性をもたらし、政策を誤る余地はほとんどない」 「インフレ期待は高まり始め、中銀は真剣に受け止める必要」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 28件
2402 東証グロース
44
1/26 15:00
-4(%)
時価総額 1,697百万円
広告ビジュアル制作業界最大手。写真やCG、映像、イラストなどビジュアルを活用した広告をワンストップで提供。コンテンツ制作も展開。グループ内部リソースの有効活用などを推進し、3Q累計では営業赤字幅縮小。 記:2023/12/22
2914 東証プライム
4,314
9/27 15:00
+90(%)
時価総額 8,628,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3040 東証プライム
1,130
9/27 15:00
+20(%)
時価総額 22,305百万円
情報漏洩対策やサイバーセキュリティ対策製品の開発・販売等を行うITセキュリティ事業が主力。映像コミュニケーション事業、人感センサーの販売等も。サイバー防衛研究所を設立。自社製品・サービスの販売に注力。 記:2024/07/01
3909 東証スタンダード
314
9/27 15:00
+12(%)
時価総額 2,691百万円
Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01
4046 東証プライム
1,975
9/27 15:00
-8,115(%)
時価総額 52,796百万円
基礎化学品、機能化学品を手掛ける化学メーカー。1915年創業。アリルエーテル、ダップ樹脂等で世界トップシェア。医薬品原薬・中間体等も。全固体電池用超高イオン伝導性ポリマーなどの開発加速に取り組む。 記:2024/06/25
4369 東証プライム
3,695
9/27 15:00
+70(%)
時価総額 120,084百万円
半導体向け高純度化学材料が主力。光ファイバー用材料や太陽電池用材料等も。山梨県上野原市に本社。開発から製造まで全ての工程を内製化。27.1期売上高226億円目標。半導体製造用化学化合物の生産能力向上図る。 記:2024/07/26
6146 東証プライム
40,700
9/27 15:00
+1,450(%)
時価総額 4,408,502百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6533 東証プライム
879
9/27 15:00
+5(%)
時価総額 8,612百万円
デジタルトランスフォーメーション事業、運用型広告中心のデジタルマーケティング事業が柱。Sharing Innovations等を傘下に収める。スキルナビのSaaS事業も。DX事業はサービス領域の拡充図る。 記:2024/08/10
6758 東証プライム
2,861
9/27 15:00
-11,379(%)
時価総額 3,607,956百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
71,090
9/27 15:00
-40(%)
時価総額 17,289,657百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
26,235
9/27 15:00
+1,985(%)
時価総額 2,473,593百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7011 東証プライム
2,194
9/27 15:00
+102(%)
時価総額 7,401,784百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
2,081
9/27 15:00
+6(%)
時価総額 57,617百万円
ヤマエ久野を中核とする持株会社。食品関連事業や糖粉・飼料畜産関連事業、住宅・不動産関連事業、運送事業等を手掛ける。九州地盤。スーパーマーケット等が主要取引先。中期経営計画では26.3期売上高1兆円目標。 記:2024/08/20
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,621.5
9/27 15:00
+6.5(%)
時価総額 8,811,693百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
260
9/27 15:00
-2(%)
時価総額 11,625百万円
マーケティング事業が主力。コンタクトセンターの構築・運営、コンサルティング、BPO等を手掛ける。人材派遣を行うオンサイト事業も展開。通信インフラからのアウトバウンド・ハイブリッドの業務受託は順調。 記:2024/07/28
329
9/27 15:00
-5(%)
時価総額 31,772百万円
BNPL(後払い)決済の総合プロバイダ。NP後払い、NP掛け払いは業界トップシェア。海外向けにローカライズしたBNPL「AFTEE」等も展開。営業体制強化により、atoneなどの新規サービスに注力。 記:2024/05/10
8031 東証プライム
3,269
9/27 15:00
+30(%)
時価総額 9,896,528百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8058 東証プライム
3,082
9/27 15:00
+23(%)
時価総額 13,291,070百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
1,451
9/27 15:00
-30.5(%)
時価総額 19,272,175百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
2,954.5
9/27 15:00
-6,219.5(%)
時価総額 4,061,525百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
684
9/27 15:00
-8(%)
時価総額 55,615百万円
ペット保険で国内トップシェアのアニコム損害保険を中核とする持株会社。対応病院数業界トップの「窓口精算システム」等が強み。動物病院支援、臨床・研究事業等も。ソニー損保とペット保険商品の共同開発で業務提携。 記:2024/08/01
9101 東証プライム
5,314
9/27 15:00
-36(%)
時価総額 2,711,017百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9107 東証プライム
2,258
9/27 15:00
+23.5(%)
時価総額 1,613,856百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17