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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導で33000円が射程に~

2023/11/13 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導で33000円が射程に~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク主導で33000円が射程に ■東エレク、24/3上方修正 営業利益4010億円←3930億円 ■前場の注目材料:最低賃金、地域格差10年で15円拡大、本年度は最大220円差 ■ハイテク主導で33000円が射程に 13日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まるものの、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが391ドル高、ナスダックは276ポイント高だった。米アトランタ連銀のボスティック総裁や米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は、インフレ対処でまだやるべきことがあると追加利上げの可能性も除外せず、さらに、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率が予想外に上昇したため一時伸び悩んだ。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ終了観測が根強く、終盤にかけて上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比305円高の32885円。円相場は1ドル151円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32930円まで買われる場面も見られており、節目の33000円を意識した展開が見込まれる。先週の日経平均は75日線を支持線とした底堅さが見られており、週末には11月のSQ値を上回っての推移となった。33000円接近でいったんは達成感から持ち高調整の動きが意識されやすいものの、米国ではハイテク株を中心に買われている流れのなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する格好となろう。 また、先週末はソフトバンクG<9984>の下落が重荷となったが、ADRでは落ち着いた値動きで推移しており、自律反発狙いの動きを見せてくるようだと、センチメント改善に向かわせよう。また、東エレク<8035>は上方修正を発表しており、減益幅の縮小を見込んでおり、日経平均をけん引する可能性が期待されそうだ。相対的に出遅れているグロース株のリバランスの動きが強まる展開が意識されよう。 そのほか、グロース250指数は700を回復した後は調整となったが、25日線が支持線として意識されやすい。日経平均が33000円を意識したトレンドが強まるなか、調整が長期化している中小型株見直す動きも期待される。なお、決算に絡んだところでは、三越伊勢丹<3099>、スズケン<9987>、クレセゾン<8253>、マクドナルド<2702>、住友ゴム<5110>、アシックス<7936>、DOWA<5714>、三井金<5706>、レオパレス21<8848>、日本精機<7287>などの動向が注目される。 ■東エレク、24/3上方修正 営業利益4010億円←3930億円 東エレク<8035>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆7000億円から1兆7300億円、営業利益を3930億円から4010億円に上方修正した。中国で半導体設備への投資が活況で、製造装置の販売が想定より増える。産業機器や自動車に使うパワー半導体のほか、演算処理に使うロジック半導体やメモリーなど幅広い品目に投資が進んでいるようだ。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34283.10、+391.16) ・ナスダック総合指数は上昇(13798.11、+276.66) ・1ドル=151.40-50円 ・シカゴ日経先物は上昇(32885、大阪比+305) ・SOX指数は上昇(3591.74、+139.40) ・VIX指数は低下(14.17、-1.12) ・米原油先物は上昇(77.17、+1.43) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・ホテル装いカード情報盗む「ブッキング・ドットコム」を悪用 ・クレカ、全国で一時障害、JRやコンビニ使えず ・最低賃金、地域格差10年で15円拡大、本年度は最大220円差 ・米政府閉鎖、危機再燃、「つなぎ予算」17日失効 ・老朽マンション、建て替え同意4分の3に緩和 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月企業物価指数(前年比予想:+1.0%、9月:+2.0%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
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時価総額 777,816百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。タッチパネル導入を進めレジの省人化図る。 記:2024/12/10
2,494.5
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時価総額 973,653百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。百貨店業では外商顧客へのアプローチ強化などに取り組む。 記:2024/11/12
5110 東証プライム
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時価総額 455,459百万円
1909年創業の大手タイヤメーカー。兵庫県神戸市に本社。「DUNLOP」ブランドなどを展開。ゴルフクラブ等のスポーツ用品、制振ダンパー等の産業品も手掛ける。高機能商品の開発・増販等で競争力の強化を図る。 記:2024/10/14
5706 東証プライム
4,524
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時価総額 259,596百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
4,483
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時価総額 277,897百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も展開。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。廃棄物処理事業では焼却処理量、処理単価が堅調。 記:2024/12/13
7287 東証スタンダード
1,122
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時価総額 68,339百万円
大手車載用計器メーカー。新潟県長岡市に本社。2輪車用メータ、ヘッドアップディスプレイで世界トップシェア。OA・情報機器操作パネル等の製造・販売も。新規顧客開拓、ヘッドアップディスプレイ事業を強化。 記:2024/08/20
7936 東証プライム
3,251
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時価総額 2,469,076百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。国内はパフォーマンスランニング、オニツカタイガーが順調。 記:2024/12/20
8035 東証プライム
27,025
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時価総額 12,745,882百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向は50%目処。海外売上高比率が高い。積極的な設備投資を継続。 記:2024/12/20
8253 東証プライム
3,571
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時価総額 662,224百万円
流通系で国内最大のクレジットカード会社。そごう・西武、パルコ等と強い提携関係。信用保証や不動産ビジネスも。ファイナンス事業は堅調。インドなど海外事業拡大へ。新中計では事業利益を27年3月期1000億円へ。 記:2024/08/17
8848 東証プライム
556
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時価総額 183,141百万円
単身者向けアパートの開発・賃貸等を行う賃貸事業が主力。管理戸数は55万戸超。介護施設「あずみ苑」の運営等を行うシルバー事業も手掛ける。属性別利用戸数の法人構成比率は6割超。賃貸事業は家賃単価が上昇。 記:2024/12/20
9984 東証プライム
9,251
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時価総額 13,598,924百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27
9987 東証プライム
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時価総額 363,128百万円
大手医薬品卸会社。1932年創業。医薬品卸売事業のほか、医療関連サービス等事業、保険薬局等の地域医療介護支援事業、ヘルスケア製品開発事業も展開。医療・介護従事者向けポータルサイトでは医師IDの拡大に注力。 記:2024/08/29