マーケット
12/23 15:15
39,161.34
+459.44
42,342.24
+15.37
暗号資産
FISCO BTC Index
12/24 3:12:38
14,726,985
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

好決算銘柄など個別材料株物色が活発【クロージング】

2023/8/10 16:47 FISCO
*16:47JST 好決算銘柄など個別材料株物色が活発【クロージング】 10日の日経平均は反発。269.32円高の32473.65円(出来高概算16億5000万株)で取引を終えた。前日の米国株安を背景に売りが先行して始まり、日経平均は32015.96円と心理的な節目の32000円割れ目前で始まった。ただ、次第に押し目買いが入ったほか、円安が進み自動車株などがしっかりし、好決算や自社株買いなど個別に材料のある銘柄に投資資金がシフトし、日経平均はプラスに転じた。7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え伸び悩む場面もあったものの、約1カ月ぶりに1ドル=144円台と円安が進むなか、大引けにかけて32504.85円まで上げ幅を広げる場面があった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、鉱業、石油石炭、パルプ紙、不動産、輸送用機器など30業種が上昇。一方、精密機器、電気機器、鉄鋼の3業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、セコム<9735>、富士フイルム<4901>、ホンダ<7267>、ネクソン<3659>が堅調だった半面、オリンパス<7733>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 米政府が中国への投資規制を一段と厳しくすると伝わったことなどから、ハイテク関連株を中心に売られた米国市場の流れが波及し、値がさハイテク株が下落して始まった。また、2024年3月期通期の営業利益計画が市場コンセンサスに届かなったソニーGにも売りが膨らんだ。一方、中国政府が日本への団体旅行を解禁すると、日本政府に伝えたことが分かり、旅行、小売などインバウンド関連株がにぎわったほか、市場予想を上回る決算を発表したホンダ、INPEX<1605>、富士フイルム、板硝子<5202>が上昇するなど選別色が強まった。 日経平均は円安がさらに進んだことで後場に入り一段高となった。今夜発表の米CPIでのインフレ鈍化を先回りする動きもみられた加わった面もあるとされる。きょうで国内主要企業の決算発表は一巡するため、来週以降は再び米中の景気動向に投資家の目線が移っていくことになりそうで、その意味でも米CPIの結果とそれを受けた米国市場の動きには留意が必要だ。 《CS》
関連銘柄 11件
1605 東証プライム
1,960.5
12/23 15:30
+19(%)
時価総額 2,468,536百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
3659 東証プライム
2,310.5
12/23 15:30
+32.5(%)
時価総額 2,000,600百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。メイプルストーリー、アラド戦記などが代表タイトル。大規模マルチプレイヤーオンラインゲームなどに注力。 記:2024/11/12
3,274
12/23 15:30
+7(%)
時価総額 4,072,453百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5202 東証プライム
347
12/23 15:30
±0(%)
時価総額 31,762百万円
大手ガラスメーカー。1918年創業。住友グループ。2006年に英国ピルキントン社を買収。建築用ガラス、自動車用ガラスが柱。需要回復で高機能ガラス事業は売上順調。中計では27.3期営業利益率7%目標。 記:2024/11/26
11,230
12/23 15:30
+365(%)
時価総額 18,527,726百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
3,301
12/23 15:30
+17(%)
時価総額 20,608,466百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7267 東証プライム
1,276.5
12/23 15:30
+47(%)
時価総額 6,739,920百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7733 東証プライム
2,374
12/23 15:30
-1.5(%)
時価総額 2,795,860百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」などが北米で伸長。 記:2024/11/16
8035 東証プライム
23,605
12/23 15:30
+305(%)
時価総額 11,132,897百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9735 東証プライム
5,323
12/23 15:30
+35(%)
時価総額 2,483,712百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
53,180
12/23 15:30
+410(%)
時価総額 16,922,993百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25