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日経平均は大幅続伸で33年ぶりに32000円台を回復【クロージング】

2023/6/5 16:06 FISCO
*16:06JST 日経平均は大幅続伸で33年ぶりに32000円台を回復【クロージング】 5日の日経平均は大幅に3営業日続伸。693.21円高の32217.43円(出来高概算14億7000万株)で取引を終えた。米連邦政府の債務上限法案が1日までに上下両院で可決され、デフォルト(債務不履行)が回避されたほか、米雇用統計の結果を受けた前週末の米国市場の大幅上昇や、1ドル=140円台へと円安が進んだことで、幅広い銘柄に買いが先行。前場終盤には32000円台を回復した。その後は、節目突破による高値警戒感などから上げ幅を縮める場面もあったものの、午後に入ると、海外投資家とみられる買いが先物市場に断続的に入るなか、日経平均は高値引けとなった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1600を越え、全体の9割近くを占めた。セクター別では、電気ガスを除く32業種が上昇。機械、海運、繊維製品、鉱業、鉄鋼の上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、信越化<4063>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、KDDI<9433>、楽天グループ<4755>、東電力HD<9501>が軟化した。 前週末の米国市場ではNYダウは700ドル超の上げ幅となった。この流れを受け、世界の景気敏感株である日本株に注目が集まっているほか、指数寄与度の高い銘柄も上昇するなど、ほぼ全面高の様相を呈し、日経平均の上げ幅は一時700円に迫った。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が4日に協調減産延長を決め、ニューヨーク原油先物相場が急伸し、石油関連株にも値を上げる物が目立った。 日経平均は連日バブル後の戻り高値を更新しているが、関係者からは「株価の上昇自体が好材料で、高パフォーマンスとなっている日本株に海外勢の資金がシフトしている」との声も聞かれ、日経平均は目先上昇基調が続き、週内にも33000円を突破する可能性もあるとの声も出始めている。また、日経平均の年初来安値は1月4日で、信用の絶対期日である7月4日までは買い戻しが続くと予想され、この間に株価水準が大きく下がるなら、押し目買いの好機となるとの見方もでている。目先は利食い売りをこなしながら、堅調地合いが続きそうだ。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
6,023
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-23(%)
時価総額 12,191,293百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4755 東証プライム
913
10/4 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,881,702百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6367 東証プライム
20,040
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時価総額 5,874,005百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9433 東証プライム
4,687
10/4 15:00
+37(%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
687.6
10/4 15:00
+19.4(%)
時価総額 1,104,986百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10