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岩谷産、日立建機、アインHDなど

2023/6/5 15:22 FISCO
<9983> ファーストリテ 34160 +1270大幅続伸。先週末に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比4.4%増となり、6カ月連続のプラス成長に。客数が同3.7%減少した一方で、客単価が同8.4%上昇している。夏物商品やトレンドを捉えた商品の販売が好調であったもよう。アダストリアやユナイテッドアローズも順調推移でサプライズは限定的だが、本日は日経平均の大幅上昇も支援となる形に。 <2767> 円谷フィHD 2447 +117大幅続伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価も2160円から2690円に引き上げた。ライセンス収入のASEANへの拡大により、株式市場では「ウルトラマン」のグローバルIPとしての評価が高まると考えている。また、スマスロ投入効果などが想定される中で会社側の遊技機台数計画は保守的として、24年3月期営業利益は会社計画120億円を上回る143億円を予想。 <8088> 岩谷産 7051 +361大幅続伸。政府は次世代の脱炭素燃料として有力な水素の供給を増やすため、企業の製造装置や関連素材への投資支援に乗り出すと報じられている。15年間で官民合わせて15兆円を投じ、水素のサプライチェーンを整備していくもようだ。水素関連銘柄としては最右翼に位置付けられている同社への期待感につながっているようだ。なお、政府では2040年の水素供給量を現状の6倍の1200万トン程度にする目標を掲げている。 <9505> 北陸電力 730.3 -41.7大幅続落。先週末に未定としていた24年3月期のガイダンスを発表。経常利益は250億円で前期937億円の赤字から黒字転換見通しに。市場コンセンサスの範囲内と捉えられる。配当計画は、中間配0円で期末は引き続き未定としている。大きなサプライズはないものの、これまで中国電力や四国電力などのガイダンス・配当計画がポジティブインパクトとなり、同社に期待感も波及していたため、利食い売りの材料につながる形へ。 <6305> 日立建機 3749 +244大幅続伸。先週末の米国市場ではキャタピラーが8.4%の上昇と急騰、同社やコマツ、竹内製作所など建設機械株の上昇につながっているようだ。中国が不動産市場を支える新たな一連の措置を検討していると報じられたことが、キャタピラーはじめ欧米景気敏感株の買い材料の一つとなったもよう。当局では、主要都市の中心部以外で物件の手付金比率を引き下げることや、仲介手数料の減額を検討しているなどとされている。 <9041> 近鉄GHD 4816 +151大幅続伸。子会社の過大請求における緊急点検実施などで遅れていた決算を先週末に発表。営業利益は671億円で従来予想の560億円を上振れる着地になり、24年3月期は840億円で前期比25.1%増の見通しとしている。760億円程度の市場コンセンサスを大きく上回る水準であり、ポジティブな反応につながっている。運賃改定や人流増加で運輸部門が伸びるほか、国際物流も近鉄エクスプレスの通期寄与を見込んでいる。 <9843> ニトリHD 17185 -400大幅反落。先週末に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比4.5%減で2カ月連続のマイナス成長、前月の同0.6%減からマイナス幅は拡大している。客単価が同10.7%上昇した一方、客数が同13.7%減少している。販促見直しの影響で家具が苦戦したほか、下旬は天候の影響で季節品が伸び悩んだもよう。今期業績の立ち上がり低迷が意識される状況となっている。 <9627> アインHD 5086 -754急落。先週末に23年4月期の決算を発表、営業利益は160億円で前期比5.7%増、第3四半期決算時に下方修正した水準の172億円を下振れる着地に。また、24年4月期は157億円で同2.1%減と減益見通し。200億円程度の市場コンセンサスを大幅に下振れており、ネガティブなインパクトが先行する形に。処方箋枚数の伸びを保守的に想定しているほか、人件費の上昇などを織り込んでいるようだ。 <1605> INPEX 1557.5 +42.5大幅続伸。「OPECプラス」は協調減産の枠組みを2024年末まで延長すると決定、サウジアラビアでは独自に日量100万バレルを7月に追加減産すると表明している。サウジなどOPECの一部は5月に自主減産を始めたばかりであるが、あらためて追加措置を打ち出す形となっている。原油価格の底上げにつながるとの見方が優勢となり原油先物相場が急伸、原油関連銘柄となる同社の買い材料となっている。 <7279> ハイレックス 1117 -41大幅反落。先週末に上半期の決算を発表、営業損益は1.5億円の赤字となり、従来予想の28億円の黒字を大幅に下回った。北米における価格改定効果の後ずれや労務費の上昇、中国におけるロックダウン対応費用や主要顧客の減産などが主な要因。通期予想は従来の52億円から31億円に下方修正。22年10月期は48.6億円の赤字であり、収益改善基調ではあるものの、上半期の下振れ幅の大きさがネガティブインパクトに。 《ST》
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
2,166
10/4 15:00
+82.5(%)
時価総額 3,003,521百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
2,388
10/4 15:00
-79(%)
時価総額 165,727百万円
ウルトラマンシリーズの円谷プロダクション、パチンコ・パチスロのフィールズを傘下に収める持株会社。コンテンツ&デジタル事業が成長ドライバー。26.3期営業利益160億円目標。中国等で円谷ブランドの確立図る。 記:2024/04/29
6305 東証プライム
3,569
10/4 15:00
+28(%)
時価総額 767,745百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
7279 東証スタンダード
1,412
10/4 15:00
-7(%)
時価総額 53,962百万円
コントロールケーブルメーカー。国内自動車向けでトップシェア。センサー等のシステム製品、ドアシステム等も手掛ける。自社一貫生産体制が強み。建設機械や医療機器分野など非自動車分野の売上拡大等に取り組む。 記:2024/05/12
8088 東証プライム
2,113
10/4 15:00
+42.5(%)
時価総額 494,964百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11
3,697
10/4 15:00
+18(%)
時価総額 704,877百万円
近畿日本鉄道、近鉄不動産、近鉄エクスプレスなどを傘下に収める持株会社。運輸、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャー等で事業展開。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー業等でインバウンド需要の回復見込む。 記:2024/07/04
9505 東証プライム
971.3
10/4 15:00
+30.2(%)
時価総額 204,297百万円
北陸地盤の電力会社。富山県、石川県、福井県の北陸3県、岐阜県の一部に電力を供給。富山県富山市に本社。水力発電比率は国内トップ。バイオマス混焼比率の拡大など火力電源の脱炭素化図る。新事業領域の開拓に注力。 記:2024/08/06
9627 東証プライム
5,375
10/4 15:00
+75(%)
時価総額 190,426百万円
保険調剤薬局「アイン薬局」等を展開するアインファーマシーズを中核とする持株会社。グループ薬局総数は1230店舗超。セブン&アイHDと資本業務提携。ファーマシー事業ではM&Aの活用等で事業規模の拡大図る。 記:2024/06/09
9843 東証プライム
20,885
10/4 15:00
+170(%)
時価総額 2,390,142百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10