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目先は相場の落ち着きどころを探る展開【クロージング】

2022/12/22 16:31 FISCO
*16:31JST 目先は相場の落ち着きどころを探る展開【クロージング】 22日の日経平均は6営業日ぶりに反発。120.15円高の26507.87円(出来高概算11億5000万株)で取引を終えた。前日の米国株が上昇したため、投資家心理をやや好転させ、主力株を中心に買い戻しの動きが強まった。日経平均は取引開始直後に26585.28円まで値を上げる場面もあった。ただし、日銀の金融政策の先行き不透明感がくすぶっており、積極的に買い上がる雰囲気にもつながらず、買い戻しが一巡した後は様子見ムードが広がり、26500円前後での推移が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、保険を除く32業種が上昇し、不動産、海運、鉱業、銀行、輸送用機器の上昇が目立った。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、NTTデータ<9613>、オムロン<6645>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東京海上<8766>が軟化した。 前日の米国市場は、コンファレンスボードによる12月の消費者信頼感指数が市場予想を上回る大きな改善を示し、インフレ期待も低下したため、主要株価指数は上昇。投資マインドの改善につながった。関係者からは「日銀の政策修正サプライズも1日半が経過し、為替も落ち着きを取り戻しているため、日銀ショックの売りも峠を越えた」との指摘が聞かれ、自律反発を狙った動きもみられたようだ。 日経平均はひとまずは反発する形にはなったが、前日までの下落幅に対する戻りとしては物足りなさを感じる。本格的なクリスマス休暇に入っており、海外投資家が不在で商いは盛り上がらない状況がそうさせているほか、市場関係者が想定していなかった日銀の政策修正が起きたことで、今後の金融政策の行方が警戒されている面もある。そのため、目先は相場の落ち着きどころを探る展開となりそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
6367 東証プライム
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空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6645 東証プライム
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時価総額 1,352,967百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
7,538
10/10 15:00
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時価総額 5,775,382百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,071
10/10 15:00
-49(%)
時価総額 4,109,866百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,581
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+17.5(%)
時価総額 42,108,981百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
25,515
10/10 15:00
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時価総額 12,033,716百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
5,520
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時価総額 11,260,800百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9433 東証プライム
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時価総額 11,048,543百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9613 東証プライム
2,534.5
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時価総額 3,554,636百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9984 東証プライム
9,041
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時価総額 15,577,227百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17