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前場に注目すべき3つのポイント~売られ過ぎを意識したリバランスの動きも~

2022/9/20 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~売られ過ぎを意識したリバランスの動きも~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売られ過ぎを意識したリバランスの動きも ■コーセル、1Q営業利益 0.4%減 7.84億円 ■前場の注目材料:NTT、京都にDC新設、分散で災害リスク軽減 ■売られ過ぎを意識したリバランスの動きも 20日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだが、底堅さは意識されよう。19日の米国市場はNYダウが197ドル高だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた長期金利の上昇を受けて売りが先行した。ただし、バイデン米大統領がパンデミック終了を宣言したほか、中国の成都市で新型コロナ抑制の都市封鎖が解除される方針がプラス材料となり、上昇に転じた。引けにかけては、FOMCでの大幅利上げは織り込み済みとの見方が強まったほか、売り方の買戻しの動きも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の27490円。円相場は1ドル143円20銭台で推移。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになろう。FOMC通過までは積極的な売買は手控えられるものの、16日のプライム市場の売買高は14億株に膨らんでいたこともあり、ポジション調整に伴う動きは一巡した可能性はある。日経平均は75日線水準まで下げてきたこともあり、いったんは同線を支持線としたリバウンドの動きに向わせそうである。また、FOMCは警戒視されるものの、1.00%の利上げ観測が浮上している一方で、3会合連続で0.75%の利上げがコンセンサスのなか、ショートカバーの動きも入りやすいだろう。 買い一巡後はこう着感が強まるだろうが、FOMC通過後を睨んだ押し目待ち狙いの動きも底堅さに繋がる可能性はありそうだ。先週末のNT倍率は14.25倍に低下し支持線として意識されていた75日線を下回ってきたものの、これによりボリンジャーバンドの-2σまで下げてきたため、売られ過ぎを意識したリバランスの動きも見られそうであり、やや日経平均型優位の展開を想定。そのため、足元で売られているハイテク株の動向が注目されそうである。 なお、台湾で大規模な地震が発生したものの、TSMCは今のところ大きな影響は出ていないとの報道もあることから、半導体株の弱含みの局面においては、売り一巡後のショートカバー狙った動きもありそうだ。また、先週末には強い動きが続いていたダブル・スコープ<6619>がストップ安で25日線水準まで急落した。もう一段の下落余地はありそうだが、個人投資家のセンチメントを反映する銘柄でもあるため、売り一巡後に底堅い動きを見せてくるようだと、中小型株へのリバウンド狙いの動きに向わせそうだ。 ■コーセル、1Q営業利益 0.4%減 7.84億円 コーセル<6905>が発表した2023年5月期1Q業績は、売上高が前年同期比7.0%増の76.20億円、営業利益は同0.4%減の7.84億だった。円安進行が約3億円の増収要因になった。半導体製造装置向けなどの販売が伸びたほか、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いた欧州での損失も縮小した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(31019.68、+197.26) ・ナスダック総合指数は上昇(11535.02、+86.62) ・シカゴ日経先物は上昇(27490、大阪比+140) ・SOX指数は上昇(2577.94、+14.80) ・VIX指数は低下(25.76、-0.54) ・米原油先物は上昇(85.36、+0.60) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・NTT<9432>京都にDC新設、分散で災害リスク軽減 ・クボタ<6326>水道の配管設計自動化、AI活用で管路更新を効率化 ・京セラ<6971>工具管理サービスを開始、在庫・調達計画を支援 ・AGC<5201>3社と中国合弁、3Dプリンター造形材拡販 ・コマツ<6301>木質燃焼灰を肥料化、粟津工場で成功 ・大日本印刷<7912>高バリアー紙製シート、食品・医療向け包材 ・アステラス製薬<4503>独自のデータマイニングをバイオ医薬品生産に導入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 8月消費者物価コア指数(生鮮品除く)(前年比予想:+2.7%、7月:+2.4%) <海外> ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.65%) 《ST》
関連銘柄 9件
4503 東証プライム
1,744
10/8 15:00
-15(%)
時価総額 3,201,726百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
5201 東証プライム
4,775
10/8 15:00
-30(%)
時価総額 1,086,031百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6301 東証プライム
4,084
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時価総額 3,974,328百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6326 東証プライム
2,063
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時価総額 2,476,110百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6619 東証プライム
365
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時価総額 20,126百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
6905 東証プライム
1,147
10/8 15:00
-12(%)
時価総額 47,240百万円
スイッチング電源標準品で国内トップクラス。ノイズフィルタも。18年に北欧の同業を買収。24.3期3Q累計は受注残解消に向けた増産対応を継続。人件費増や経費増をこなして大幅増収増益に。配当性向は35%目安。 記:2024/04/09
6971 東証プライム
1,696.5
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時価総額 2,562,519百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7912 東証プライム
2,741
10/8 15:00
+6.5(%)
時価総額 1,519,832百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
9432 東証プライム
148.3
10/8 15:00
-1.3(%)
時価総額 13,428,612百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14