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日経平均は反発、様子見ムード強まるなか大型株中心に買戻される展開に

2023/12/15 15:40 FISCO
*15:40JST 日経平均は反発、様子見ムード強まるなか大型株中心に買戻される展開に 14日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は158.11ドル高(+0.43%)の37248.35ドル、S&P500は12.46ポイント高(+0.26%)の4719.55ポイント、ナスダックは27.59ポイント高(+0.19%)の14761.56ポイントで取引を終了した。小売売上高が予想外のプラスとなり景気見通しの改善を受けて、寄り付き後は上昇。その後、高値付近から利食い売りも目立ち伸び悩んだ。クラウド需要の低迷見通しを嫌気しナスダックは一時下落に転じるも、10年債利回りが4%を下回るなど金利安で下値も限定的となりプラス圏を回復。ダウは連日で最高値を更新して引けた。 良好な外部環境を受けて、日経平均は反発で取引をスタート。為替市場で、ドル・円が142円台前半と落着きを取り戻したこともあり、大型株中心に買われ、日経平均は上げ幅をじりじりと拡大した。33000円台を回復した後は、来週に日銀金融政策決定会合を控えていることから様子見ムードが強まり、上値は重くなったが、ドル・円が142円水準で推移しているわりにはしっかりの展開となった。  大引けの日経平均は前日比284.30円高(+0.87%)の32970.55円となった。東証プライム市場の売買高は20億4405万株、売買代金は4兆9574億円だった。セクターでは、海運業、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、機械などが上昇した一方、水産・農林業、保険業、銀行業、電気・ガス業、食料品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は57%、対して値下がり銘柄は40%となっている。 日経平均採用銘柄では、事業説明会で次世代自律型ロボットの成長性に期待感が先行し安川電機<6506>が急騰したほか、一部証券会社が目標株価を引き上げたことから信越化学<4063>が大幅高となった。また、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>の海運株の上げが目立ったほか、SOX指数の大幅高を材料にアドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連銘柄も買われた。その他の銘柄では、昨日グロース市場からプライム市場に移行したビジョナル<4194>は決算が好感されて大幅高となった。 一方、ニチレイ<2871>、日清粉G<2002>、ニッスイ<1332>など食品株の下げが目立ったほか、三井住友<8316>、りそなHD<8308>など銀行株もさえない。その他の銘柄では、前期業績下振れ着地が嫌気されてクミアイ化学<4996>の下げが目立ったほか、ANYCOLOR<5032>も決算がネガティブ視されて売られた。 《FA》
関連銘柄 16件
1332 東証プライム
850.5
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-6.2(%)
時価総額 265,722百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。加工・商事事業は国内不採算在庫の整理が進む。健康領域商品の拡大図る。 記:2024/11/11
2002 東証プライム
1,750
1/16 15:30
-18.5(%)
時価総額 532,627百万円
日清製粉、日清製粉ウェルナなどを傘下に持つ持株会社。1900年創業。国内小麦粉販売シェアトップ。家庭用製品でも国内トップシェア商品多数。販売好調で中期経営計画の数値目標を上方修正。配当性向50%目安へ。 記:2024/12/05
2871 東証プライム
3,970
1/16 15:30
-10(%)
時価総額 532,381百万円
冷凍食品メーカー国内最大手。「本格炒め炒飯」、「特から」など人気商品多数。冷蔵倉庫の庫腹でも国内トップシェア。水産・畜産事業、不動産事業等も手掛ける。グループの食品事業統合に向けた機能再編を開始。 記:2024/11/08
3436 東証プライム
1,119
1/16 15:30
+18(%)
時価総額 391,846百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4063 東証プライム
5,163
1/16 15:30
+62(%)
時価総額 10,334,736百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4194 東証プライム
7,540
1/16 15:30
-66(%)
時価総額 299,187百万円
会員制転職サイト「ビズリーチ」、採用管理や勤怠管理等の「ハーモス」を展開。国内最大級の求荷求車サービス「トラボックス」等も手掛ける。ビズリーチのスカウト可能会員数は258万人超。顧客基盤は順調に拡大。 記:2024/10/25
4996 東証プライム
746
1/16 15:30
-1(%)
時価総額 99,356百万円
全農系農薬メーカー。除草剤や殺菌剤、殺虫剤、植物成長調整剤等を手掛ける。水稲一発処理除草剤で国内トップシェア。化成品事業、印刷事業等も展開。配当性向30%以上目標。エフィーダ、ディザルタの拡販図る。 記:2024/09/02
5032 東証プライム
2,749
1/16 15:30
-8(%)
時価総額 166,925百万円
VTuberグループ「にじさんじ」の運営が主力。英語圏におけるVTuberビジネス「NIJISANJI EN」等も手掛ける。29歳以下のユーザーが多い。所属VTuber数は160人超。ID数は順調に増加。 記:2024/10/26
6506 東証プライム
4,149
1/16 15:30
-15(%)
時価総額 1,106,497百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6857 東証プライム
9,195
1/16 15:30
+105(%)
時価総額 7,044,666百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
26,650
1/16 15:30
+995(%)
時価総額 12,569,019百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向は50%目処。海外売上高比率が高い。積極的な設備投資を継続。 記:2024/12/20
8308 東証プライム
1,129.5
1/16 15:30
+2(%)
時価総額 2,711,907百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。埼玉りそな銀行、関西みらい銀行なども傘下に持つ。収益・コスト構造改革の加速図る。26.3期当期純利益1700億円目標。 記:2024/10/28
3,809
1/16 15:30
+8(%)
時価総額 14,948,542百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9101 東証プライム
4,791
1/16 15:30
-114(%)
時価総額 2,208,651百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。航空運送事業は貨物取扱量が増加、運賃単価は高水準。 記:2024/12/15
9104 東証プライム
5,119
1/16 15:30
-172(%)
時価総額 1,855,914百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。自動車船などは好調。運行費用増が重し。 記:2024/12/23
9107 東証プライム
1,990
1/16 15:30
-66.5(%)
時価総額 1,343,592百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。ドライバルクセグメントでは運航コスト削減、配船効率の向上図る。 記:2024/11/27