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日経平均は大幅反落、売り一巡後は円安等を材料に下げ幅縮小

2024/4/15 12:11 FISCO
*12:11JST 日経平均は大幅反落、売り一巡後は円安等を材料に下げ幅縮小  日経平均は大幅反落。前営業日比409.36円安(-1.04%)の39114.19円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えている。  先週末の米国市場は下落。ダウ平均は475.84ドル安(-1.24%)の37983.24ドル、ナスダックは267.11ポイント安(-1.62%)の16175.09、S&P500は75.65ポイント安(-1.46%)の5123.41で取引を終了した。さえない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待後退もさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了。  米国株の大幅安や、中東情勢の緊迫化などを受けて、東京株式市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は寄付き後に38820.95円まで下げ幅を拡大する場面も見られたが、売り一巡後は、商社株や銀行株が買われたことなどから下げ幅をじりじりと縮小し、39100円台まで値を戻した。為替が1ドル153円台半ばまで円安ドル高が進み、トヨタ自<7203>が下げ幅を縮小したことも影響してTOPIXが相対的にしっかりとなった。  日経平均採用銘柄では、経常利益予想を下方修正したことからアステラス製薬<4503>がきつい下げとなったほか、高島屋<8233>も今期以降の増益率鈍化見通しが嫌気されて売られた。このほか、荏原製作所<6361>、ソシオネクスト<6526>、SMC<6273>、住友ファーマ<4506>、ディスコ<6146>が売り優勢となった。  一方、米バークシャー・ハサウェイによる円建て債券発行に絡んだ思惑で丸紅<8002>、住友商事<8053>が買われたほか、中東情勢の不透明感に伴う資源関連価格の上昇を受けて、三菱マテリアル<5711>、三井金<5706>、住友鉱<5713>が上昇。また、柏崎刈羽原発への核燃料装填を原子力規制委員会が承認したことで東京電力HD<9501>が大幅高、関西電力<9503>、中部電力<9502>も買われた。  セクター別では、医薬品、空運業、情報・通信業、その他製品、その他金融業などが下落した一方、電気・ガス業、非鉄金属、海運業、パルプ・紙、卸売業などが上昇した。  ランチタイムの為替は1ドル153円70銭台まで円安ドル高が進行しており、先週つけた円安水準を上回っている。今のところ政府関係者による口先介入は観測されていない。ドル・円の水準だけ見ると、2022年の円買い介入時の151円90銭台よりも1円80銭円安に振れていることから、いつ政府・日本銀行による円買い介入が行われてもおかしくはない。後場は、為替動向を注視しつつ、日経平均の下げ幅縮小に期待したい。 《AK》
関連銘柄 16件
4503 東証プライム
1,750.5
10/11 15:00
-15.5(%)
時価総額 3,213,659百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4506 東証プライム
653
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時価総額 259,829百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
5706 東証プライム
5,028
10/11 15:00
-47(%)
時価総額 288,250百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
5711 東証プライム
2,550
10/11 15:00
-10.5(%)
時価総額 335,300百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
5713 東証プライム
4,388
10/11 15:00
-14(%)
時価総額 1,276,092百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6146 東証プライム
37,560
10/11 15:00
+190(%)
時価総額 4,068,387百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6273 東証プライム
65,130
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-1,020(%)
時価総額 4,387,743百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6361 東証プライム
2,362
10/11 15:00
+6(%)
時価総額 1,091,029百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
6526 東証プライム
2,803.5
10/11 15:00
-27(%)
時価総額 499,253百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
-19(%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8002 東証プライム
2,432.5
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 4,179,551百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8053 東証プライム
3,318
10/11 15:00
-14(%)
時価総額 4,152,716百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
8233 東証プライム
1,221.5
10/11 15:00
+5(%)
時価総額 400,231百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
653.7
10/11 15:00
+0.8(%)
時価総額 1,050,508百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9502 東証プライム
1,682.5
10/11 15:00
-16.5(%)
時価総額 1,275,335百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09
9503 東証プライム
2,564
10/11 15:00
-67(%)
時価総額 2,406,911百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17