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【注目銘柄ダイジェスト】:大林組がストップ高、内田洋行が急落

2024/3/5 16:24 FISCO
*16:24JST 【注目銘柄ダイジェスト】:大林組がストップ高、内田洋行が急落 <1812> 鹿島 2938 +179 大幅反発。大林組の大幅増配発表を受けて連想感も高まり、本日は大手ゼネコン株が総じて強い動きとなった。同社は25年3月期から新中計がスタートする予定で、株主還元の充実期待が先行する形にもなったようだ。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を2750円から3100円に引き上げた。新中計では、18年3月期の営業最高益更新やその後の着実な利益成長、株主還元の充実が期待されると分析。 <1802> 大林組 1757 +300 ストップ高。資本政策の見直しを前日に発表、ROEは中期的に8%以上とする目標から2026年度までに10%以上にするなどとしている。それに伴って配当方針も、DOE3%程度を目指す還元方針からDOE5%程度を目指す方針と変更した。24年3月期末配当金は従来計画の21円から51円に、年間配当金は72円で前期比30円の増配となる。前日終値ベースでの配当利回りは4.9%の水準にまで高まることに。 <3092> ZOZO 3608 +214 大幅続伸。前日に日経平均の定期銘柄入れ替えが発表されており、ディスコやソシオネクストとともに新規採用されることが決定している。大和証券の試算では、リバランスに伴う買い入れ株数は2544万株、インパクトは20.13日分としている。他2社と比べて買い入れインパクトが大きく、また、足元の株価上昇率も限定的だったことで、相対的にポジティブな反応が強まる状況となっている。 <5232> 住友大阪 3655 +80 大幅反発。前日に日経平均の定期銘柄入れ替えが発表され、宝HD、大平洋金属とともに除外銘柄となった。ただ、今回の除外はほぼ織り込まれていたことで、短期的なあく抜け材料にもつながった形になったようで、大平金なども買い優勢に。同社の売りインパクトは11.1日分と一部試算されている。なお、日経平均入れ替えに関してはほぼ想定線だが、一部で採用候補とみられていたローム、良品計画などは売られた。 <8057> 内田洋行 7010 -950 急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は29.9億円で前年同期比29.0%増となっているが、11-1月期は小幅な赤字に転じている。増益率も第1四半期の同50.1%増と比較すると縮小する形に。ちなみに、前年同期は3.2億円の黒字であった。マーケティング活動の強化やデータ活用ビジネスのための先行的な開発投資を進めたほか、賃金のベースアップや処遇改善などの人材投資強化はコストアップ要因に。 <7606> Uアローズ 1730 +14 反発。前日に2月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比14.4%増となり、2カ月連続のプラス成長、かつ、3カ月ぶりの2ケタ増となっている。客数が同7.2%増となったほか、客単価も同7.3%の上昇に。気温の上昇とともに春物需要が高まり、メンズ、ウィメンズとも軽衣料全般、春物アウター、シューズ、バッグの動きが目立ったようだ。なお、前年同月比で休日が1日多く、+4.7%程度の影響があったもよう。 <3176> 三洋貿易 1231 -122 大幅反落。228万4100株の株式売出、34万2600株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。売出人は主要株主の5社。売出価格は12日から14日の間までに決定する。政策保有株見直しの動きの一環で、株主層の拡大及び多様化、更なる流動性の向上を目指すことなども目的としている。通常の株式流動性からみて、短期的な需給面でのマイナスインパクトは強まるとの懸念が先行のようだ。 <3992>ニーズウェル 1127 +94 大幅続伸。大手ホテルにおけるオーダーシステム更改を、ITアウトソーシングサービスにて先行受注したと前日に発表。ホテル内店舗の一部レストランでの先行受注で、POSレジ、注文入力のモバイル端末、注文内容を伝達するネットワークなどのハード更改に加え、システム移行・設計・構築・保守運用などソフト面も含むもの。受注金額は明らかではないが、業績への寄与期待や着実な実績の積み上げなどが好材料視された。 <3667> enish 300 -14 大幅反落。第三者割当による新株予約権の発行を発表している。潜在株式数は530万株となり、希薄化率は24.6%となる。大幅な希薄化の可能性を警戒する動きが優勢となっている。割当先はEVO FUNDとなる。調達資金は約14.2億円となり、資金使途は主にモバイルゲームの開発・運用資金に充当、その他、借入金の一部返済にも充当する予定であるようだ。 <4736> 日本ラッド 1326 +300 ストップ高比例配分。前日に24年3月期の業績上方修正を発表。営業利益は従来予想の1.5億円から2.5億円にまで引き上げた。エンタープライズソリューションセグメントでの大口主要顧客におけるシステム開発需要の一時的急増、IoTセグメントでの組込ライセンス商流の予想を上回る一時的急拡大などが背景としている。上振れは想定線とみられるが、前日からの人気化もあり、追加の支援材料として上値追い材料に。
関連銘柄 10件
1802 東証プライム
1,720
4/26 15:00
+17.5(1.03%)
時価総額 1,240,997百万円
大手ゼネコン。ビルやマンション、公共施設等の建築に加え、社会インフラの土木を行う。不動産開発等も展開する。今期3Q累計は国内外の大型建築工事の進捗等が寄与も、前期の大型不動産の売却の反動が影響した。 記:2024/03/07
1812 東証プライム
2,959
4/26 15:00
+25.5(0.87%)
時価総額 1,564,293百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
3092 東証プライム
3,400
4/26 15:00
+43(1.28%)
時価総額 1,059,590百万円
日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
3176 東証プライム
1,456
4/26 15:00
+20(1.39%)
時価総額 42,236百万円
産業資材商社。合成ゴムや化学品等の化成品に加え、自動車内装部品、科学機器、マテリアル等を扱う。自動車向けに強みを持つ。欧米や中国、東南アジアの海外事業を強化。今期1Qは産業資材やグループ会社が堅調だった。 記:2024/04/09
3667 東証スタンダード
215
4/26 15:00
+1(0.47%)
時価総額 4,580百万円
ゲームアプリ開発会社。モバイルゲームの企画、開発等を行う。モバイルゲームクオリティのブロックチェーンゲームを開発中。既存タイトルは安定水準維持。つなキャンは想定下振れ。23.12期通期は業績苦戦。 記:2024/02/23
3992 東証プライム
840
4/26 15:00
+4(0.48%)
時価総額 17,084百万円
金融向け業務系システム開発が柱。最終ユーザーとの直接取引に強み。24.9期1Qは業務系システム開発が堅調。IT基盤やソリューションも成長続く。粗利率改善や販管費減少も効き好発進。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/14
4736 東証スタンダード
978
4/26 15:00
-4(-0.41%)
時価総額 5,237百万円
システムインテグレーター。業務アプリケーションの受託開発とIoTソリューションが主力。パッケージソフトやクラウド、ビッグデータ分析等も手掛ける。今期3Q累計は既存顧客の案件や新規顧客の増加が寄与した。 記:2024/04/15
5232 東証プライム
3,845
4/26 15:00
+42(1.1%)
時価総額 131,999百万円
大手セメントメーカー。セメントや生コンクリート、固化材等のセメント製品、コンクリート二次製品を製造、販売する。産業廃棄物の再資源化や売電も行う。今上期は二桁の増収、利益は黒字転換した。値上げが寄与した。 記:2024/01/15
7606 東証プライム
1,813
4/26 15:00
+8(0.44%)
時価総額 54,778百万円
アパレル大手。バイヤーが買い付けた国内外のデザイナーズブランドやオリジナル企画商品を販売。主力は高価格帯の「ユナイテッドアローズ」やお手頃価格の「コーエン」。免税売上の拡大もあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/26
8057 東証プライム
6,910
4/26 15:00
+50(0.73%)
時価総額 71,995百万円
ICTシステム構築・機器販売は学校・官公庁向けに強み。オフィス家具の製造・販売も。24.7期上期はインボイス対応のシステム改修需要が旺盛。大学向け教室ICT化も伸びて販管費増をこなす。通期営業増益を計画。 記:2024/03/10