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【注目銘柄ダイジェスト】:ソフトバンクGが急伸、三井金が大幅反落

2024/2/8 16:30 FISCO
*16:30JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ソフトバンクGが急伸、三井金が大幅反落 <5706> 三井金 4415 -449 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、受取配当金増など営業外収支改善で累計経常利益は270億円、前年同期比10.6%増となったが、営業利益ベースでは金属価格の下振れなどで同20.2%減となった。通期予想は従来計画を据え置いたが、在庫要因などを除いた実力ベースでは従来の401億円から385億円に下方修正。生成AI向け銅箔への期待感などで株価が高値圏にある中、決算を売り材料視する動きが優勢に。 <2432> ディーエヌエー 1372 -156.5 急落。前日に第3四半期の決算を発表、減損損失276億円の計上によって、10-12月期営業損益は324億円の赤字になっている。前四半期は30億円の黒字であった。減損はゲーム事業におけるソフトウェアなどの資産、ライブストリーミングやヘルスケア・メディカル事業の子会社に係るもの。大幅な赤字計上がネガティブなサプライズにつながる。また、ヘルスケア・メディカルの収益改善が鈍いことなどもネガティブ視へ。 <5201> AGC 5262 -415 大幅反落。前日に23年12月期の決算を発表、営業利益は1288億円で前期比30.0%減となり、従来計画の1500億円を下振れ着地に。24年12月期は1500億円で同16.5%増の見通しだが、市場コンセンサスの1750億円を下回っている。市場環境の厳しさは認識されているものの、回復力は鈍いとの見方が優勢のようだ。また、配当引き上げや自社株買いなどの株主還元期待も一部ではあったとみられる。 <9613> NTTデータ 2210 +121.5 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は752億円で前年同期比0.5%減となり、市場予想線上での着地になっている。また、受注が好調に推移し、国内では前年同期の大型案件一巡があったものの、公共や金融が拡大して前年同期比プラスを確保、海外でも、大型案件の獲得などによって北米が7割超の増加となっている。来期に向けての業績拡大期待も高まる展開とみられる。 <4151> 協和キリン 2707.5 +439.5 急騰。前日に23年12月期決算を発表、コア営業利益は968億円で前期比11.6%増、10-12月期が前年同期比39.0%と拡大したことで2ケタ増益での着地に。24年12月期は850億円、前期比12.2%減と計画、800億円程度のコンセンサスを上振れる。また、発行済み株式数の3.2%に当たる1700万株、400億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、ポジティブ評価が優勢の展開になる。 <5401> 日本製鉄 3597 +32 続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計事業利益は6924億円で前年同期比9.1%減となり、通期予想は従来の7400億円から8000億円、前期比12.7%減に上方修正している。原料炭価格の下振れなどでスプレッドが想定以上に拡大のもよう。業界環境が厳しい中での上方修正をポジティブに捉える動きが先行。また、高配当利回り銘柄と位置付けられる中、年間配当金も150円から160円に引き上げられている。 <4543> テルモ 5425 +352 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は390億円で前年同期比4.0%増となり、市場予想を若干上回る着地に。通期予想は従来の1325億円から1400億円、前期比19.3%増に上方修正している。心臓血管やメディカルケアソリューションズが好調、価格政策見直しなども奏効した。市場予想並み水準への上方修正を受けて、買い安心感が優勢となる展開に。 <6315> TOWA 7770 +40 続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は16.9億円で前年同期比2.2%増となり、市場予想の25億円を下振れた。スマホ、PC、民生向けなどで顧客の投資後ろ倒しがみられたもよう。一方、受注はガイダンス通りで、足元では出荷も順調に推移し、業績計画は達成可能と。ただ、株価が高値圏にある中、決算発表を契機とした利食い売りが先行したが、全般の上昇に歩調をあわせ買い直される。 <7269> スズキ 6816 -419 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1172億円で前年同期比14.2%増となり、コンセンサス水準での着地に。為替や売上構成変化などが増益要因に。通期計画は4300億円を据え置き、為替前提は円安方向に修正も、四輪販売台数計画などはやや引き下げられた。来期前半にかけてはインドの需要鈍化が想定される中、サプライズの少ない決算を受けて、目先の出尽くし感が優勢となる形に。 <9984> ソフトバンクG 7350 +732 急伸。傘下企業である英半導体設計大手アームが前日に10-12月期決算を発表、売上高は8億2400万ドルで前年同期比14%増となり、コンセンサスの7億6200万ドルを上振れ。1-3月期の売上見通しも市場予想を上回る。スマホ市場の回復を受けて半導体開発に必要な回路設計図の収入が増加のもよう。アームは時間外取引で一時30%超の急騰となり、含み益拡大に伴う同社の企業価値向上が意識される展開になった。
関連銘柄 10件
2432 東証プライム
1,570.5
5/10 15:00
±0(0%)
時価総額 204,496百万円
インターネットサービス会社。モバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォーム「Mobage」等を手掛ける。ゲーム事業はユーザ消費額が伸び悩む。ライブストリーミング事業は黒字転換。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/04
4151 東証プライム
2,669.5
5/10 15:00
+25(0.95%)
時価総額 1,441,530百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4543 東証プライム
2,627
5/10 15:00
+23.5(0.9%)
時価総額 3,916,061百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5201 東証プライム
5,514
5/10 15:00
+66(1.21%)
時価総額 1,254,110百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5401 東証プライム
3,310
5/10 15:00
-100(-2.93%)
時価総額 3,145,563百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5706 東証プライム
5,073
5/10 15:00
+127(2.57%)
時価総額 290,830百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
6315 東証プライム
11,130
5/10 15:00
+190(1.74%)
時価総額 278,617百万円
半導体製造装置メーカー。後工程用で大手。モールディング装置やシンギュレーション装置を製造、販売する。半導体製造装置用の精密金型も手掛ける。今期3Q累計はPCやスマートフォン等の民生品向けが足踏みとなった。 記:2024/03/07
7269 東証プライム
1,787
5/10 15:00
+19.5(1.1%)
時価総額 3,510,715百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
9613 東証プライム
2,301
5/10 15:00
-96.5(-4.03%)
時価総額 3,227,152百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9984 東証プライム
7,877
5/10 15:00
+141(1.82%)
時価総額 13,571,709百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10