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【注目銘柄ダイジェスト】:メイコーが急騰、内海造がストップ安売比例配分

2023/11/7 16:55 FISCO
*16:55JST 【注目銘柄ダイジェスト】:メイコーが急騰、内海造がストップ安売比例配分 <2372> アイロムG 1939 +202 急伸。配当計画の引き上げが買い材料視された。年間配当金は従来計画の50円から80円にまで引き上げ、前期比では25円の増配に。。前日終値ベースでの配当利回りは4.6%の水準となり、利回り妙味が高まる状況となったようだ。一方、上半期決算も同時に発表、営業利益は7.9億円で前年同期比67.2%減となり、第1四半期から減益率は拡大。ただ、会社側では中核事業であるSMO及びCRO事業は堅調に推移と説明。 <4886> あすか製薬HD 1937 +238 急伸。前日に配当方針の変更を発表している。これまでは安定的な配当を継続することを基本方針としていたが、今後は配当性向を導入、連結配当性向 30%を目安とし、下限は年間30円にするとしている。これに伴い、24年3月期年間配当金は従来計画の20円から40円に引き上げ、前期比24円の増配となる。なお、同時に発表した上半期決算では、営業利益は30.6億円で前年同期比6.1%増となっている。 <6787> メイコー 4030 +655 急騰。前日に上半期の決算を発表、営業利益は42億円で前年同期比9.6%減となったが、第1四半期の同67.7%減からは減益率が大幅に縮小している。加えて、通期予想は従来の90億円から100億円、前期比4.4%増と、一転増益見通しに上方修正。好調な受注を反映しているもようで、想定以上の急速な収益改善を好感する動きとなっている。なお、年間配当金も従来計画の50円から55円に引き上げている。 <4044> セ硝子 2612 -274 大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は60.1億円で前年同期比19.1%減となり、従来予想の45億円を上振れた。一方、通期予想は従来の140億円から110億円に下方修正しており、売り材料につながったもよう。ハイドロフルオロオレフィン製品と半導体産業向け関連製品、肥料製品などの販売減少に加え、今後はリチウムイオン電池用電解液製品の需要鈍化と販売価格の低下が見込まれるとしている。 <7018> 内海造 5230 -1000 ストップ安売比例配分。前日に上半期決算を発表、営業利益は26.9億円で前年同期比10.8倍の水準となった。ただ、第1四半期の19.9億円と比較すると7-9月期の収益水準は低下しており、サプライズは限定的な状況に。むしろ、通期計画は7億円、前期比8.6%減を据え置いており、失望感が優勢の展開となったもよう。会社側では、低採算の内航船の売上比率が今後高まることで、収益圧迫要因になるとみている。 <7236> ティラド 2722 +500 ストップ高比例配分。前日に上半期決算を発表、営業利益は21.3億円で前年同期比2.6倍となり、従来予想の15億円を大幅に上回る着地となっている。コスト高に対応する販売価格への転嫁が想定以上に進んだもよう。通期予想は従来の24億円から30億円、前期比2.9倍に上方修正。また、年間配当金は従来計画の20円から160円、前期比80円増にまで大幅引き上げ、ポジティブサプライズにつながっているようだ。 <7220> 武蔵精密 1714 +144 大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は44億円で前年同期比66.7%増となり、30億円程度の市場予想を大幅に上回る着地となっている。懸念されていた中国市場の回復、国内・欧州での収益性改善などが好業績の背景に。つれて、通期予想は従来の110億円から140億円、前期比82.3%増に上方修正。コンセンサス並みの水準ではあるが、保守的な前提から一段の上振れ期待があるようだ。 <7004> 日立造 858 +35 大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、営業損益は第1四半期33.2億円の赤字から7-9月期は44.4億円の黒字、前年同期比4.1倍に転じた。通期営業利益は従来予想の220億円から230億円に上方修正。警戒感が先行していたとみられる中、ポジティブインパクトにつながった。バイオマス発電プラントで追加費用が発生しているが、円安効果に加えて、Inovaの収益性改善なども業績上振れの一因に。 <2802> 味の素 5371 -611 急落。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期事業利益は337億円で前年同期比0.3%減となり、市場予想はやや下振れている。ABF失速に加えて、バイオファーマサービスも在庫調整の影響が拡大しているようだ。通期の事業利益計画は1500億円を据え置いているが、為替一定ベースでは下方修正の形に。とりわけ、アミノ酸、CDMO事業が下方修正をネガティブ視する動きが優勢となっているもよう。 <9613> NTTデータ 1783 -125.5 大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は636億円で前年同期比26.1%増となったが、金融費用の増加などで税前利益は同8.6%の減益決算に。上半期税前利益は955億円で同13.6%減、据え置きの通期計画2400億円に対する進捗率も40%にとどまる。足元の受注状況に関しても、国内は堅調推移だったものの、北米は発注遅延傾向などから減少しており、懸念材料とされたようだ。
関連銘柄 10件
2372 東証プライム
1,813
5/2 15:00
+2(0.11%)
時価総額 22,313百万円
医薬品の治験を行う医療機関を支援するSMO事業が柱。製薬会社向け開発支援や医薬品製造受託等も。24.3期3QはCRO事業が黒字転換。海外の臨床試験実施施設の新規試験受託等が寄与。先端医療事業は売上増。 記:2024/04/16
2802 東証プライム
5,866
5/2 15:00
-40(-0.68%)
時価総額 3,150,019百万円
調味料国内最大手。うまみ調味料やコンソメでシェア8割超。スープや合わせ調味料でも3割強のシェア。冷凍食品や医薬品も手掛け、半導体パッケージ用層間絶縁材料「ABF」を育成。3Q累計売上高は過去最高を更新。 記:2024/03/27
4044 東証プライム
2,767
5/2 15:00
-11(-0.4%)
時価総額 71,942百万円
大手ガラスメーカー。建築や自動車向けガラス、ガラス繊維、素材化学品、医療化学品を展開。医薬原体セボフルランは全身吸入麻酔薬で世界トップシェア。リチウムイオン電池用電解液の停滞もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
2,267
5/2 15:00
-27(-1.18%)
時価総額 69,286百万円
医療用医薬品メーカー。産婦人科や内科、泌尿器科に特化した新薬開発やジェネリック医薬品を提供。子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「レルミナ」は2桁増収。特別利益の計上等により、24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/02/22
6787 東証プライム
5,160
5/2 15:00
-30(-0.58%)
時価総額 138,303百万円
プリント基板の設計・製造が柱。車載向けとスマホ向けが多い。産業機器や映像機器も。24.3期3Q累計はスマホ向けが停滞。だが車載向けが伸長。22年10月買収のEMS会社もフル貢献。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/02/14
7004 東証プライム
1,220
5/2 15:00
+5(0.41%)
時価総額 207,662百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7018 東証スタンダード
4,005
5/2 15:00
-50(-1.23%)
時価総額 9,023百万円
中堅造船会社。日立造船が大株主。貨物船や自動車運搬船、フェリー、RORO船、タンカーなど、幅広く手掛ける。船舶の修理や改造も行う。今期3Q累計は造船事業に円安が寄与した。改修船は大口工事が完了した。 記:2024/02/07
7220 東証プライム
1,631
5/2 15:00
-11(-0.67%)
時価総額 106,558百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。パワトレ部品やサスペンション部品に強み。売上の半分がホンダグループ向け。米州は客先需要の拡大や円安効果などで黒字転換。日本、欧州も黒字転換。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/22
7236 東証プライム
3,745
5/2 15:00
-50(-1.32%)
時価総額 25,136百万円
自動車や二輪車、建機、納期などに使われる熱交換器の専門メーカー。二輪車用とパワーショベル用で世界トップシェア。二輪車や建設・産業・農業機械向けに拡販。自動車用売上高の増加もあり、3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/23
9613 東証プライム
2,456.5
5/2 15:00
-3(-0.12%)
時価総額 3,445,241百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07