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【注目銘柄ダイジェスト】:日新薬が急伸、マクニカHDが急落で下落率トップ

2023/10/31 16:26 FISCO
*16:26JST 【注目銘柄ダイジェスト】:日新薬が急伸、マクニカHDが急落で下落率トップ <6701> NEC 7205 -279 大幅続落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は361億円で前年同期比23.7%増となり、第1四半期81億円の赤字からは黒字転換。ただ、市場予想は30億円程度下振れたとみられる。もともと、通期会社予想2200億円に対して市場予想は1900億円レベルと下振れを想定していたが、一段の下振れも見込まれる状況となっているもよう。国内ITサービスの収益改善が緩慢との見方が多いようだ。 <4927> ポーラオルHD 1514 -149.5 大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は29億円で前年同期比7.1%増となり、市場コンセンサスを10億円程度下振れている。POLAの国内委託販売などが市場想定以上に落ち込む形に。通期計画の160億円、前期比27.2%増は据え置き、会社側では利益は計画線での推移としているが、市場予想は会社計画を20億円程度上回る水準であり、コンセンサスの切り下がりにつながっているようだ。 <6752> パナHD 1309 -128 大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1025億円で前年同期比19.1%増となり、市場コンセンサス並みの水準で着地。IRA補助金効果などが増益に寄与する形へ。一方、通期予想は従来の4300億円から4000億円に下方修正し、市場予想は4200億円程度であったとみられる。インダストリー事業の下方修正が大きいが、エナジー事業も想定以上の下方修正となったようだ。 <3132> マクニカHD 6025 -1075 急落で下落率トップ。前日に上半期決算を発表、営業利益は380億円で前年同期比41.8%増となり、従来計画の360億円を上回った。ただ、7-9月期は173億円で同19.3%増にとどまり、第1四半期の207億円、同68.4%増と比較して増益率は鈍化した。通期計画の660億円、前期比7.1%増は据え置き。株価が順調な上昇トレンドを辿っていたこともあって、出尽くし感へとつながったようだ。 <1944> きんでん 2279 +169.5 大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は91.3億円で前年同期比38.4%増、7-9月期も82.7億円で同32.4%増となった。据え置きの通期計画371億円、前期比0.9%減に対して順調な推移と捉えられた。また、上半期受注高も通期計画に対して68%の進捗率に。業績上振れ期待が高まる状況となったほか、野村證券が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしていることも評価材料に。 <4987> 寺岡製 466 +80 ストップ高比例配分。MBOの実施を前日に発表している。代表取締役の寺岡氏が100%を保有する資産管理会社のKMMが、同社の非公開化を目的にTOBを実施する。筆頭株主の伊藤忠もTOB応募契約を締結しているもよう。TOB価格は564円で前日終値比46.1%のプレミアムとなり、同価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。買付期間は10月31日から12月13日まで。 <4516> 日新薬 6094 +772 急伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の160億円から208億円、前年同期比8.6%増に引き上げ。ウプトラビの海外売上に伴うロイヤリティ収入、機能食品事業などが好調に推移のほか、研究開発費の下振れなども要因となる。通期予想の見直しは11月13日の決算発表日に行うもよう。上振れ期待はあったとみられるが、修正幅は想定以上と捉えられる。 <6508> 明電舎 2347 +329 大幅反発。前日に上半期決算を発表、7-9月期営業損益は10億円の黒字に転換しており、上半期営業損益は23.7億円の赤字、赤字幅は18年ぶりの低水準にとどまった。通期営業利益予想は従来の100億円から110億円に上方修正した。海外変電事業の収益改善で電力インフラが好調なほか、水インフラ事業などの収益も回復のもよう。通期受注計画も従来の2850億円から3000億円に引き上げている。 <6754> アンリツ 1122 +150.3 急騰。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は29.9億円で前年同期比24.9%増となり、第1四半期0.6億円の赤字からは急改善。20億円程度であった市場予想も上回っている。通期予想は従来の137億円から109億円、前期比7.2%減に下方修正しているが、ほぼ市場コンセンサス水準であり、あく抜け感にもつながっているもよう。通信計測機器の受注回復などで利益率が急回復しているようだ。 <8306> 三菱UFJ 1257 +27 大幅反発。本日は銀行セクターが業種別上昇率のトップになっている。前日から日銀金融政策決定会合が開催されているが、日銀ではYCCの再修正を議論すると報じられており、銀行株の買い材料につながる形となっている。現在1%とされている長期金利の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を容認する案が有力となっているもよう。金融政策正常化へのペースの速まりなども意識される状況とみられる。
関連銘柄 10件
1944 東証プライム
3,038
5/1 15:00
+25(0.83%)
時価総額 623,218百万円
電気工事大手。情報通信工事も。関西電力系列。24.3期3Q累計は一般通信工事が牽引。工事採算も改善して増収増益に。昨年末の単体受注残は前年末比2%増の5443億円。通期では利益横ばい圏の見込み。増配予定。 記:2024/02/08
6,721
5/1 15:00
-317(-4.5%)
時価総額 423,631百万円
大手エレクトロニクス商社。マクニカを中核に、集積回路や電子デバイス、ネットワーク機器、セキュリティ製品等を提供する。今期3Q累計は半導体が堅調に推移した。ネットワーク事業は国内外で好調が持続した。 記:2024/04/08
4516 東証プライム
4,417
5/1 15:00
+53(1.21%)
時価総額 310,299百万円
医薬品中堅。泌尿器科、血液内科、難病・希少疾患領域に強み。健康食品も。医薬品事業は増収。デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤等が売上貢献。プロテイン製剤等も売上が増加。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/11
1,467
5/1 15:00
+20(1.38%)
時価総額 336,143百万円
化粧品大手。訪販主体のポーラと通販主体のオルビスが柱。ビューティケア事業は堅調。オルビスブランドは直販でUVのスペシャルケア品等が伸びる。23.12期通期は2桁営業増益。24.12期は2桁最終増益計画。 記:2024/04/07
4987 東証スタンダード
561
3/8 14:59
±0(0%)
時価総額 14,972百万円
粘着テープの専業メーカー。電機・電子用を柱に梱包・包装用や産業用も。23年10月にMBOとTOBの実施を発表。TOB価格564円。TOB成立し、所定の手続き後に同社株は上場廃止に。24.3期上期は足踏み。 記:2024/01/17
6508 東証プライム
3,400
5/1 15:00
-110(-3.13%)
時価総額 154,795百万円
中堅重電メーカー。発電設備や送変電設備の電力インフラ、電鉄や上下水道等の社会インフラ、モビリティ等を展開。電力エネルギー事業では電力会社向け案件等が売上増。営業外収益増。24.3期3Qは経常黒字転換。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
11,195
5/1 15:00
-305(-2.65%)
時価総額 3,054,556百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,375.5
5/1 15:00
-6.5(-0.47%)
時価総額 3,375,555百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6754 東証プライム
1,204
5/1 15:00
-3.5(-0.29%)
時価総額 163,583百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
1,563.5
5/1 15:00
-16(-1.01%)
時価総額 20,766,399百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28