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【注目銘柄ダイジェスト】:イビデンが大幅続伸、双日が大幅反落

2023/5/2 17:17 FISCO
*17:17JST 【注目銘柄ダイジェスト】:イビデンが大幅続伸、双日が大幅反落 <4768> 大塚商会 5100 +125 大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は169億円で前年同期比22.4%増となり、通期計画の586億円、前期比7.0%増に対して好スタートを切る形になっている。複写機、サーバ、パソコンなどの販売数量が順調に伸びたほか、ソフトウェア製品、クラウドサービスなども好調だった。増収効果によって、粗利率の低下や販管費の増加などを十分に吸収する形となっている。 <4062> イビデン 5930 +490 大幅続伸。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は724億円で前期比2.2%増、従来計画の650億円を上振れ着地、市場予想も35億円程度上振れている。一方、24年3月期は520億円で同28.1%減の見通し。市場コンセンサスを100億円程度下振れている。上半期の電子関連分野の見方は相当保守的と捉えられているもようで、前期実績値の上振れがポジティブに評価される動きとなっているようだ。 <2768> 双日 2771 -117 大幅反落。後場に入って下げ幅を広げた。前引け後に23年3月期の決算を発表、純利益は1112億円で前期比35.1%増、従来計画に沿った着地となっている。一方、24年3月期は950億円で同14.6%減と2ケタ減益の見通し。市況上昇の反動などを見込んでいるもよう。減益に転じるとの見方は多かったとみられるが、株価が高値圏で推移していた中、減益見通しを受けて一旦は利食い売りが先行しているとみられる。 <8129> 東邦HD 2681 -89 大幅反落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラルに格下げ、目標株価は2800円としている。株価上昇による割安感の後退、24年3月期には採算低下や経費増が見込まれることなどを評価引き下げの背景としている。24年3月期営業利益は219億円予想から188億円、前期比5.1%減に引き下げ、コロナ治療薬関連の売上見通し引き下げ、販管費の上振れなどを反映しているようだ。 <6036> キーパー技研 5560 +430 大幅続伸。前日に4月の月次動向を発表している。キーパーラボ運営事業の既存店売上高は前年同月比20.8%増、3カ月連続の2ケタ増となっている。来店台数が同19.8%増となったほか、平均単価も同0.9%上昇している。黄砂や花粉の影響で車の汚れがひどくなり、来店台数が増加しているもよう。窓ガラスのコーティングや撥水効果を妨げる汚れを取るコースなどの選択も多くなっているようだ。 <3738> ティーガイア 1656 -21 大幅反落。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は69.9億円で前期比33.8%減、4月の会社側下方修正並みの水準となっている。一方、24年3月期は82億円で同17.2%増と2ケタ増益に転じる見通しだが、市場コンセンサスは10億円程度下振れており、ネガティブに捉える動きが優勢のようだ。なお、年間配当金は75円を維持する計画であり、配当利回りが下値を支える形になっている。 <4220> リケンテクノス 590 -46 大幅反落。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は75.1億円で前期比19.3%増となり、従来計画の71億円を上振れ。期末配当金も従来計画14円から16円に引き上げている。一方、24年3月期は76億円で同1.2%増の見通し。上半期は2ケタ減益を見込むなど増益率の鈍化を想定している。前日にかけて株価は年初来高値更新となっていたなか、当面の材料出尽くし感につながっているようだ。 <6627> テラプロ 2942 +345 急伸。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを5000円としている。半導体テスト受託専業という世界的に見てもユニークなポジションを活かした展開を評価としているもよう。半導体市況が調整局面のなかも同社業績は底堅く推移、23年12月期営業利益は前期比6.7%増の73億円を見込むとしている。中期的に収益拡大余地は大きいと評価へ。 <5367> ニッカトー 619 -47 大幅反落。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は11億円で前期比13.4%増となり、従来予想10億円を上振れ着地。年間配当金も21円の従来計画から23円に引き上げ。一方、24年3月期営業利益は11.3億円で同2.5%増、年間配当金は1円増配の24円を計画。前日にかけて高値更新と決算期待も先行していたとみられ、増益率鈍化見通しを受けて利食い売りが集まる展開になっているもよう。 <7214> GMB 1749 +300 ストップ高。前日に23年3月期の業績上方修正を発表。営業利益は従来予想の6億円から21億円、前期比82.9%増にまで引き上げ。第3四半期まででは前年同期比36.1%減となっていたため、大幅増益見通しへの上方修正にはポジティブなサプライズ。退職給付費用の減少が13億円程度あり、これが上振れの主因とはなっているが、販売価格の値上げや原材料費・物流コスト上昇の落ち着きなども貢献しているようだ。
関連銘柄 10件
2768 東証プライム
4,325
5/2 15:00
+46(1.08%)
時価総額 1,082,548百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3738 東証プライム
2,175
5/2 15:00
+30(1.4%)
時価総額 121,961百万円
携帯販売代理店で国内最大。光回線やクオカードの販売も。24.3期上期は回線契約数減少で受取手数料が足踏み。インボイス対応費用なども利益の重石。ただ携帯販売店の来客数が回復傾向に。通期では増収増益を見込む。 記:2024/01/17
4062 東証プライム
5,392
5/2 15:00
-756(-12.3%)
時価総額 759,523百万円
ICパッケージ基板で世界トップ。プリント配線板、自動車排ガス浄化装置でも高シェア。環境用途向けに強み。24.3期3Qはセラミック事業が堅調。ディーゼル・パティキュレート・フィルターは価格転嫁等で売上増。 記:2024/02/10
4220 東証プライム
961
5/2 15:00
-2(-0.21%)
時価総額 61,614百万円
塩化ビニル樹脂コンパウンドで国内首位。業務用ラップでも高シェア。コンパウンディング技術やフィルム化技術に定評。デイリーライフ&ヘルスケア部門は収益伸長。24.3期3Qは2桁増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/02/10
4768 東証プライム
2,965.5
5/2 15:00
+42(1.44%)
時価総額 1,126,902百万円
独立系のSI大手。中小企業向けに強み。保守サービスやオフィス消耗品通販「たのめーる」も。システムインテグレーション事業ではハードウェアが伸びる。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/04
5367 東証スタンダード
584
5/2 15:00
-11(-1.85%)
時価総額 7,087百万円
耐摩耗ボールや耐熱チューブなどのセラミックス製品が主力。エンジニアリングも。セラミックス製品の差別化等に取り組む。24.3期3Qはエンジニアリング事業が増収。加熱装置は足踏みだが、計測機器等が売上牽引。 記:2024/04/13
6036 東証プライム
3,925
5/2 15:00
-695(-15.04%)
時価総額 111,003百万円
カーコーティング製品メーカー。カーコーティング剤「キーパー」やコーティング施工に加え、専門店「キーパーLABO」を運営。キーパー製品等関連事業は好調。フレッシュキーパー等が貢献。24.6期2Qは増収増益。 記:2024/03/31
6627 東証スタンダード
5,290
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 49,107百万円
半導体製造工程のテスト受託会社。台湾PTIが親会社。国内外の半導体メーカーにウエハテストやファイナルテストを受託請負。技術サポートも行う。23年12月期は売上高と利益が過去最高を更新。車載向けが増加した。 記:2024/03/09
7214 東証スタンダード
1,109
5/2 15:00
-3(-0.27%)
時価総額 5,868百万円
独立系自動車部品メーカー。駆動系部品のOEM供給と補修用部品の製造・販売を展開。主要顧客は現代自動車。冷却装置部品の電動化対応製品拡販に注力。等速ジョイントやバルブスプール好調で、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/22
8129 東証プライム
4,000
5/2 15:00
+96(2.46%)
時価総額 313,080百万円
医薬品の流通グループ会社。東邦薬品を中核に、医薬品や医療関連製品を医療機関や調剤薬局に卸売する。調剤薬局の運営等も。インフルエンザ製品等は伸長。24.3期3Qは大幅最終増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/23