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【注目銘柄ダイジェスト】:東洋電が大幅急伸、アルコニックスは大幅続落

2021/11/25 16:27 FISCO
*16:27JST 【注目銘柄ダイジェスト】:東洋電が大幅急伸、アルコニックスは大幅続落 <4507> 塩野義薬 8327 +258 急伸。ベトナム保健省と新型コロナウイルス対策などでの連携について基本合意と発表している。開発中の飲み薬の臨床試験をベトナムで進めるほか、ワクチンの製造技術移管に向けて具体的な協議に入るようだ。治験参加者増加による開発の進展などを期待する動きともなっているもよう。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を8000円から9700円に引き上げている。 <6674> GSユアサ 2485 +74 急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価は2680円から3050円に引き上げた。製品価格引き上げ、製品構成改善、のれん代一巡などで今後の業績大幅回復が見込まれること、EV用リチウムイオン電池事業に対する中期成長期待が高まる可能性があること、22年3月期計画下方修正で当面の悪材料が出尽くしたことなどを格上げの背景としている。 <8715> アニコムHD 870 +49 急伸。いちよし証券はレーティングを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューは1100円を継続としている。今後もペット保険市場の拡大が見込まれるほか、これまで培ってきた強みを活かした展開力が十分にあると考えられるなか、株価の下落を考慮したとしている。なお、今期に続いて、来期、再来期も2ケタの経常増益ペースが続くと予想している。 <3407> 旭化成 1168.0 +44.5 急伸。世界最大級の水素製造装置を2025年に商用化すると報じられている。製造する水素価格を30年には現行の約3分の1へと引き下げることを目指すとしており、脱炭素のカギを握るとされる水素供給網の整備進展につながるものとして期待感が先行する形に。水素は現在、天然ガスやナフサから作ることが多いようだが、この製造装置を使えば製造過程でもCO2を排出しない「グリーン水素」を作ることが可能となる。 <6505> 東洋電 1148 +150 ストップ高。慶応義塾大学発ベンチャーの音力発電、オーストリアのアンドリッツと協業し、2022年夏をめどに「循環型波力揚水発電」を実用化すると25日付の日刊工業新聞が報じた。波力を活用した発電は海洋国家である日本の電力事情にも適合するとみられており、市場拡大への期待感が高まりやすいようだ。再生可能エネルギー関連としての位置づけから人気化する展開に。 <3036> アルコニックス 1291 -290 大幅続落で下落率トップ。434万8000株の公募増資、並びに、65万2000株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。増加する株式数は最大で、発行済み株式数の19.2%の水準となる。株式価値の希薄化や目先の需給悪化を警戒する動きが優勢となっている。調達資金はグループの設備投資資金や買収資金借入の返済資金などに充当するようだ。 <3038> 神戸物産 4270 +35 大幅続伸。前日に10月の月次動向を発表している。単体売上高は前年同月比14.8%増、一方で営業利益は同78.4%増となっている。単体営業利益は上半期の前年同期比20.8%増に対して、下期も同20.4%増と同水準に。冷凍果物や冷凍野菜などが好調に推移したほか、飲食店の営業時間制限緩和に伴って、飲食店向け商材の需要も回復傾向となっているようだ。 <8227> しまむら 10390 +360 大幅続伸。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比4.7%増で2カ月ぶりのプラス転換、客数が同2.3%増加したほか、客単価も同1.9%上昇している。一昨年対比では16.4%増の増加となっているようだ。気温の低下で冬物商品が売上を伸ばしたほか、トレンド商品やキャラクター商品なども好調のもよう。四半期ベースでも9-11月期はプラスに転じる格好へ。 <9843> ニトリHD 19450 -785 大幅続落。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比6.7%減、客単価が同2.5%上昇した一方、客数が同9.0%減少し、7カ月連続のマイナス成長に。家具がマイナスとなっているほか、キッチンやダイニングなども伸び悩んだもよう。足元での円安進行もマイナスに響くと捉えられており、目先の業績に対する警戒感が先行する状況のようだ。 <9202> ANA 2494.5 -126.5 大幅続落。ユーロ円建てCB1500億円を調達すると発表している。20年12月に公募増資3000億円弱を実施して以来の資金調達となる。調達資金はデジタル投資、新ブランド立ち上げ資金、CB償還資金などに充当のもよう。転換価額は2883円に決定、全て転換された場合は発行済み株式数が11.06%増加することになる。潜在的な株式価値の希薄化をネガティブ視する動きが優勢となっている。
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3036 東証プライム
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時価総額 44,710百万円
商社機能とメーカー機能を持つ非鉄金属の総合企業。アルミ銅事業が主力。電子機能材事業、装置材料事業、金属加工事業も展開。27.3期売上2200億円以上目標。既存事業の収益力強化、低採算事業の構造改革図る。 記:2024/07/29
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時価総額 979,488百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
3407 東証プライム
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時価総額 1,521,477百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4507 東証プライム
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11/22 15:30
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時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
6505 東証スタンダード
1,113
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 10,835百万円
鉄道車両用電機品メーカー。1918年設立。蓄積したモータ・インバータ関連技術等が強み。自動車用試験装置やICカード発行機等の駅務機器も。交通事業は民鉄向けなどで売上順調。26.5期売上高400億円目標。 記:2024/06/11
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時価総額 281,751百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
8227 東証プライム
7,969
11/22 15:30
+308(4.02%)
時価総額 588,327百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24
660
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 53,664百万円
ペット保険で国内トップシェアのアニコム損害保険を中核とする持株会社。対応病院数業界トップの「窓口精算システム」等が強み。動物病院支援、臨床・研究事業等も。ソニー損保とペット保険商品の共同開発で業務提携。 記:2024/08/01
9202 東証プライム
2,838
11/22 15:30
+0.5(0.02%)
時価総額 1,374,426百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02
9843 東証プライム
18,025
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+710(4.1%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13