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【注目銘柄ダイジェスト】: メガチップスが急伸、エーザイは急落

2021/11/18 16:49 FISCO
*16:49JST 【注目銘柄ダイジェスト】: メガチップスが急伸、エーザイは急落 <5541> 大平洋金 2318 +121 急伸。旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが同社株を買い増している。11月2日に5.36%の株式を保有したとして10日付けの財務省への変更報告書にて公表され、大株主として浮上。その後、8日に6.51%、10日に8.20%とさらに買い増しを行っていたことが、15日及び17日の報告書によって判明している。今後のさらなる買い増しなどへの需給思惑のほか、株主還元強化などへつながる可能性が材料視されているもよう。 <3397> トリドール 2503 -242 急落。みずほ証券は目標株価を1900円から2300円へと引き上げた一方、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。経済活動再開を背景にした今後の業績V字回復や将来の成長を踏まえても、足元の株価バリュエーションは割高感が強いと指摘。株価は11月8日に3050円の年初来高値を付け、昨年末比で2.2倍にまで上昇していた。同証券の目標株価をすでに大きく上回っていることもあり、利益確定売りのきっかけとされているようだ。 <9107> 川崎船 4575 -355 急落。本日は海運業を筆頭に鉄鋼や石油・石炭製品など市況関連株が軒並み下落。バイデン米大統領が中国などに石油の戦略備蓄の放出を要請したとの報道が利益確定売りを誘う展開に。海運業の市況の目安とされるバルチック海運指数は10月7日をピークに前日までに6割程下落。中国コンテナ運賃指数(CCFI)も高値圏にあるとはいえ、10月22日をピークに足元で頭打ち感が出てきている。上期決算を終え、当面の材料もないとみられ、地合いに押される展開に。 <4825> WNIウェザー 9500 +320 急伸。岩井コスモ証券は投資判断を「A」、目標株価を12000円でカバレッジ開始。気候変動に伴う異常気象が世界各地で発生している中、気象情報への世界的な関心の高まりを背景に成長が期待できると指摘。スマートフォン気象アプリ「ウェザーニュース」関連収入が拡大基調にある個人向け気象サービスの成長に、新型コロナ沈静化に伴う経済再開の動きが追い風になる法人向け気象サービスの収益改善が加わり、中期的な成長が期待できるとみている。 <1605> INPEX 933 -71 急落。WTI原油先物価格が時間外取引で現在1バレル=76ドル台で推移するなど、11月上旬に付けた1バレル=84ドル台から大きく下落している。17日、バイデン米大統領が中国などに石油の戦略備蓄の放出を要請したと伝わったことが売りを誘っているもよう。16日には国際エネルギー機関(IEA)が、原油価格の動向について「上昇に一服の兆しが出てきた」との見解も示していた。今年は「ラニーニャ現象」により厳冬が想定され、エネルギー需給のひっ迫には警戒が必要だが、目先の市況のピークアウト感から売り急ぐ動きとなっている。 <4390> ips 2145 +128 急騰。前日に子会社のInfiniVAN,Inc.がフィリピン共和国国家通信委員会に申請していた、海底ケーブルの陸揚局などの建設・運営・保守について許可を受けたと発表。陸揚局を所有することで、海外の有力OTT等がフィリピン国内に国際サービスを展開することが容易になるため、同社がOTT等との通信契約交渉を進めることが非常に有利になるもよう。同社の事業構想を実現するうえで非常に重要なステップを達成できたとしており、今後の業容拡大を期待した買いが優勢に。 <4284> ソルクシーズ 510 +24 急騰。前日に21年12月期配当予想の増額修正を発表。当期の業績動向や財政状況、配当性向等を総合的に勘案した結果、期末配当予想を10円から12円に引き上げた。前期実績は17円だが、9月末を基準に1対2の株式分割を実施しているため、実質7円の増配となる。今回の発表を受け買いが集まり、25日移動平均線を上放れる展開に。 <4523> エーザイ 7373 -727 急落。前日に米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」について、欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品委員会(CHMP)から販売承認申請(MAA)に関する否定的な見解を受領したと発表。MAAに関するCHMPによる正式な勧告は、2021年12月13日から16日に開催される12月度のCHMPミーティングで採択される予定。欧州で承認されないとなると、日本などでも承認が難しくなるとの見方から、嫌気した売りが出ている。 <6875> メガチップス 4910 +700 ストップ高。前日に22年3月期最終利益予想の上方修正を発表、前回予想の40億円から260億円、前期比24.3%増へと増額した。米ナスダック上場のSiTime社株式の一部売却及びSiTime社の新株発行による特別利益の計上を見込んだ。また、発行済み株式の7.4%に相当する150万株、金額にして50億円を上限とする自社株実施を発表し、今回の買い付け枠で購入した全自社株の消却を予定している。 <3276> 日本管理 1138 +31 大幅反発。前日に発行済株式総数に対する割合1.7%に相当する30万株を上限とした自社株買い実施を発表。取得期間は21年11月18日から21年12月24日まで。成長投資、配当水準、手元資金や株価水準等を総合的に勘案し、機動的に実施することで資本効率向上を図ることが目的。株価が割安圏で推移していたなか需給改善を好感する動きへ。
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
2,373
4/26 15:00
+13(0.55%)
時価総額 3,290,561百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
3276 東証プライム
1,316
4/26 15:00
-2(-0.15%)
時価総額 25,038百万円
不動産管理サービス会社。賃貸住宅を一括借り上げ、サブリースのプロパティマネジメントを展開。運用戸数の増加により、プロパティマネジメント収入は増加。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/02/26
3,828
4/26 15:00
+64(1.7%)
時価総額 336,206百万円
セルフうどん店「丸亀製麺」を全国展開。国内ではハワイアンカフェ「コナズ珈琲」や天ぷらの「まきの」など、海外では「雲南ヌードル」など、計21ブランドを運営。全セグメント好調で、3Q累計売上高は過去最高更新。 記:2024/03/27
4284 東証スタンダード
319
4/26 15:00
-2(-0.62%)
時価総額 8,556百万円
ソフトウェア開発会社。金融向けに強み。クラウドやIoT領域を強化中。24.12期はソフト開発の伸長を想定。買収会社も通期化。だが販管費増が利益を圧迫する見込み。中計では26.12期は経常益16億円目指す。 記:2024/03/11
4390 東証プライム
2,293
4/26 15:00
+14(0.61%)
時価総額 28,502百万円
フィリピンの通信・CATV事業者に国際通信回線を販売。フィリピンで医療提供も。日本国内はコールセンター向け通信に強み。24.3期3Q累計は国際通信回線の大口案件収益剥落が響く。通期では二桁営業増益を計画。 記:2024/02/15
4523 東証プライム
6,240
4/26 15:00
-19(-0.3%)
時価総額 1,850,578百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4825 東証プライム
4,640
4/26 15:00
+20(0.43%)
時価総額 54,956百万円
交通機関などに気象情報を提供。個人向けに気象コンテンツの配信なども。24.5期上期は個人向けや防災・輸送向けが好調。海運向けも底堅い。だが人件費増や通信費増が利益の重石に。通期では最高純益・増配を見込む。 記:2024/02/08
5541 東証プライム
1,309
4/26 15:00
+19(1.47%)
時価総額 25,626百万円
ステンレス原料のフェロニッケルを精錬。ガス生産や廃棄物リサイクルも。日本製鉄系列。24・3期上期は販売数量減に加えて販価も下落。棚卸資産の簿価切り下げ額計上に伴う売上原価増も利益の重石に。持分投資益縮小。 記:2024/01/18
6875 東証プライム
3,545
4/26 15:00
+105(3.05%)
時価総額 77,877百万円
特定用途用LSIファブレスメーカー。ゲーム機器、デジカメ向け画像処理、事務機器、有線通信用LSIなどを展開。新規LSI事業の立ち上げに経営資源集中。24.3期3Q累計ではASIC事業の需要が堅調。 記:2024/02/22
9107 東証プライム
2,091.5
4/26 15:00
+76(3.77%)
時価総額 1,494,854百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10