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【注目銘柄ダイジェスト】:レッグスが大幅反発、コロプラは大幅続落

2021/4/22 17:00 FISCO
*17:00JST 【注目銘柄ダイジェスト】:レッグスが大幅反発、コロプラは大幅続落 <3434> アルファCo 1213 +91 大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来の4億円から8億円、前期比55.8%減に引き上げ。各事業において生産・販売の回復が想定以上に進んだこと、為替相場が想定より円安になったことなどが上振れの背景としている。年間配当金も従来計画の15円から20円に引き上げ。第3四半期までの営業損益は2.5億円の赤字で、前年同期比15.9億円の損益悪化となっていたことで、1-3月期は大幅増益に転じたもよう。 <7545> 西松屋チェ 1708 +23 反発。前日に4月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比14.0%増となり、4カ月ぶりのプラスに転じている。客単価が同0.8%低下した一方、客数は同14.9%増加している。半袖Tシャツや肌着、パジャマなどの夏物衣料や入園・入学・新学期用品の売上高が極めて好調に推移したもよう。当面のピークアウト感が意識されていたなかで、販売回復に伴う買い安心感が強まる展開へ。 <5905> 日缶 1366 +173 大幅反発。21年3月期の収益予想上方修正を前日に発表している。営業利益は従来の1億円から2.1億円、前期比5倍超の水準にまで引き上げている。役員報酬や管理職の給与カット、人件費削減、運賃の減少、業務効率化による経費削減などで収益率が上昇する形になっているもよう。第3四半期累計では前年同期比4.7%増益にとどまっていたため、大幅な上方修正にはサプライズが先行する形に。 <4286> レッグス 1921 +343 大幅反発。前日に21年12月期の業績上方修正を発表している。従来の営業利益予想レンジ12-14億円から16-18億円に引き上げ。流通顧客向け物販および流通顧客向けプレミアムが想定以上に好調に推移しているもよう。年間配当も従来の24-28円のレンジ計画から32-36円にまで引き上げている。また、株主優待制度も変更、株主専用「レッグス・プレミアム優待倶楽部」を新設、株式数に応じたポイントを贈呈する。 <6920> レーザーテック 19710 +1260 大幅反発。蘭半導体製造装置大手のASMLが前日に1-3月期の決算を発表、想定を上回る好決算となり、通期売上高見通しを上方修正、株価は6%超の大幅高となっている。国内半導体製造装置大手は総じて買い優勢となっているが、とりわけ、EUV露光用フォトマスク欠陥検査装置で圧倒的なシェアを占める同社には、ストレートにASMLの好決算が反映されやすい状況になっている。 <3668> コロプラ 790 -58 大幅続落で下落率トップ。任天堂が同社に対する損害賠償の請求金額を49億5000万円から96億9900万円に引き上げたと発表している。任天堂では2016年9月に、自社の特許権を侵害されたとして、スマホ向けゲーム「白猫プロジェクト」の提供差し止めと、損害賠償を求めている。請求金額の引き上げは提訴後の時間経過によるものとしている。同社では侵害の事実はないと主張しているが、あらたあめて不透明感などが反映される展開に。 <9104> 商船三井 4085 +150 大幅反発。野村證券では投資判断「バイ」を継続で、目標株価を5400円から6300円に引き上げている。ドライバルク船、自動車船の利益回復に加えて、コンテナ船の運賃が高水準を維持することで、22年3月期経常利益は前期比47%の増益になると予想。また、23年3月期から配当性向30%程度を前提にするとしている。野村證券では他の海運大手の目標株価も引き上げており、本日は海運セクターが業種別上昇率トップになっている。 <6951> 日電子 6080 +360 大幅反発。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も4725円から7370円にまで引き上げている。足元ではマルチビームの受注拡大期待が再燃して株価が上昇しているが、22年3月期は前期比64%増益の高成長、インテルの23年自社生産拡大によるマルチビーム受注水準堅持などを想定、他の銘柄で来期受注減速を見込む中、業績のボトムアウトを予想としている。 <9517> イーレックス 1870 +76 大幅反発。22年3月、水素を燃料にして二酸化炭素(CO2)を排出しない発電所を山梨県で稼働させると22日付の日本経済新聞朝刊で報じられている。水素発電所の商業運転は国内で初めてとなるもよう。まずは、一般家庭約100世帯弱が1年間に使用する電力を賄える小型発電所を設けるとされているが、将来的には5-10万キロワット程度の大型の発電所を作っていく計画のようだ。今後の市場拡大が期待される「水素」関連分野の成長を期待する動きが優勢に。 <6502> 東芝 4350 +145 大幅反発。ベインキャピタルが同社買収案の策定を検討していることが分かったと一部で報じられている。前日には、英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズから買収の検討を中断するとの書面を受け取ったと発表し、プレミアム期待後退で大幅安となっていたが、本日は一転して期待が再燃する展開になっている。なお、ベインでは以前にCVCから共同提案を持ちかけられたが、関心を示していなかったもようだ。
関連銘柄 10件
3434 東証スタンダード
1,507
5/2 15:00
-8(-0.53%)
時価総額 15,371百万円
自動車キーセットが主力。売上の3割が日産向け。住宅用・産業用ロックも。24.3期3Q累計は客増産を受けて自動車用が回復。住宅用ロックやロッカーシステムの受注も堅調で二桁増収・大幅増益に。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
3668 東証プライム
608
5/2 15:00
-8(-1.3%)
時価総額 79,030百万円
スマホゲーム制作会社。「魔法使いと黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」が代表作。位置情報集約分析サービスも展開。起業家やXR企業への投資も事業領域。前年の反動減やクローズタイトルの影響で1Qは足踏み。 記:2024/03/28
4286 東証スタンダード
1,408
5/2 15:00
-4(-0.28%)
時価総額 15,263百万円
マーケティング支援サービス会社。食品や飲料、流通等向けにグッズやノベルティ等の商品開発、商品プロモーション等を行う。エンタメ顧客向けOEMは堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/02/23
5905 東証スタンダード
1,601
5/2 15:00
-34(-2.08%)
時価総額 2,229百万円
スチール缶の専業メーカー。18リットル缶に強み。美術缶のほか、不動産賃貸事業なども手掛ける。金属缶製造販売事業は収益伸長。価格転嫁などで18L缶、美術缶は2桁増収。24.3期3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/04/07
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(2.31%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6951 東証プライム
6,524
5/2 15:00
+33(0.51%)
時価総額 336,201百万円
世界的な理化学機器メーカー。電子顕微鏡で世界シェアトップ。分析機器や医用機器、産業用機器等も。半導体や電池関連の需要増などで電子顕微鏡中心に受注伸びる。24.3期3Q累計は理科学・計測機器事業が増収。 記:2024/04/16
7545 東証プライム
2,213
5/2 15:00
+24(1.1%)
時価総額 154,000百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。1109店舗展開。公式オンラインストアは売上伸長。24.2期通期は増収増益。25.2期は2桁増益見通し。 記:2024/04/17
9104 東証プライム
4,660
5/2 15:00
-69(-1.46%)
時価総額 1,686,971百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9517 東証プライム
819
5/2 15:00
-15(-1.8%)
時価総額 48,592百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。24.3期3Qは割高調達電力の販売が増えて逆ザヤに。大口需要の停滞も響く。年内の稼働を目標にベトナムでバイオマス原料の新工場を建設へ。 記:2024/04/08