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【注目銘柄ダイジェスト】:アステラス薬が大幅反発、出光興産は大幅反落

2020/5/27 17:43 FISCO
*17:43JST 【注目銘柄ダイジェスト】:アステラス薬が大幅反発、出光興産は大幅反落 <9437> NTTドコモ 2981.0 -9.0 続落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も3710円から3220円に引き下げている。新型コロナの影響を再精査、店舗営業活動縮小に伴う新機契約の獲得鈍化、消費自粛による金融・決済の取扱高鈍化を前提とし、中期予想を下方修正しているもよう。また、21年3月期は自社株買いや債権流動化について、会社正式発表まではゼロにするとしている。 <5019> 出光興産 2436 -119 大幅反落。前日に20年3月期の決算を発表、4月21日に修正値を発表しており、実績値に関してはサプライズなし。一方、21年3月期営業利益は600億円の計画で、在庫評価益を除いたベースでは30%減と厳しい見通しとなっている。また、中期計画では下限配当160円を掲げていたが、今回配当計画は「未定」としていることも、高利回り銘柄と位置付けられるだけに、警戒感を誘っているようだ。 <4503> アステラス薬 1818.0 +97.0 大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1800円から2200円に引き上げている。転移性尿路上皮がん治療剤「PADCEV」のポジティブデータ、提携先のSGEN社の同適応での開発加速方針などから、承認タイミングや投与期間前提などを見直しているもよう。今後も複数の試験データ発表を通じて、同剤への期待感が高まっていくとみている。 <7202> いすゞ自 1017.5 +67.3 急伸。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は1406億円で前期比20.5%減益、ほぼ従来計画線上での着地となっている。一方、21年3月期は500億円で同64.4%減益の見通し。市場コンセンサスなどは下回っているが、注目度の高いタイの足元での自動車生産の落ち込みなどから、十分に業績懸念は反映されていたとみられ、ガイダンス発表があく抜け材料として意識される動きに。 <9024> 西武HD 1424 -77 大幅反落。前日に20年3月期の決算を発表、先に業績見通しを発表しており、今期計画非開示でサプライズはないものの、緊急事態宣言の全面解除などを受け、足元でリバウンドが強まっていたため、戻り売りのきっかけにつながっている。4月単月の鉄道事業の旅客収入は前年同月比51%減と落ち込んでいるようだ。また、宣言解除後も一定程度は在宅勤務など継続で、当面の鉄道・ホテル事業の回復は緩慢との見方にも。 <6754> アンリツ 2104 -24 反落。前日に米キーサイト・テクノロジーズが決算を発表、2-4月期売上高は前年同期比18%減の8億9500万ドルとなり、市場予想の10億6400万ドルを下回っている。「5G」向けは堅調だったものの、新型コロナの影響が収益の伸びを抑える形になった。決算を受けて時間外取引では売り優勢となっているが、「5G」関連の中心銘柄の一つとも位置付けられているため、同社など国内5G関連の一角も連れ安する展開に。 <6588> 東芝テック 3850 -175 大幅反落。前日に20年3月期決算を発表、営業益は140億円で前期比22.3%減となったが、5月18日に下方修正を発表済み。一方、21年3月期は100億円で同28.5%減益の見通し。また、グローバルで約700名の人員削減、早期退職優遇制度の適用など、構造改革の実施も発表。21年3月期には構造改革効果で40億円の利益押し上げ見込む。ただ、海外事業の不透明感残るなか、本日は戻り売り優勢に。 <3667> enish 520 +80 ストップ高。アニメ「五等分の花嫁」初となるゲームアプリ「五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。」の制作を決定、20年内に配信予定と発表していることが、期待材料となっている。「五等分の花嫁」はコミック累計1200万部を突破しており、21年1月にはアニメ2期放送予定である。同ゲームは、五つ子達とキズナを深めながら進めていく新感覚のラブコメパズルゲームとなっているようだ。 <5714> DOWA 3505 +335 急伸。前日に20年3月期決算を発表、営業損益は260億円で前期比39.0%増益となり、従来予想の245億円を超過着地へ。21年3月期業績は非開示、とりわけ、自動車関連事業の落ち込みなどが想定され警戒感は残るものの、環境・リサイクル事業など想定以上に底堅い分野もあり、相対的なディフェンシブ性の強さが意識される状況にもなっているもようだ。 <6048> デザインワン 269 +32 急反発。株式会社昼jobを子会社化すると発表。昼job社は、ナイトワーク出身の求職者に特化した人材紹介サービスを展開する。今回の株式取得により、低価格帯で提供できる独自性の高い人材紹介サービスを確保でき、既存事業とのシナジー効果が期待された。なお、現在の経済環境の急変下においては、ナイトワーク出身者のキャリアシフト需要は急増しているとみられる。
関連銘柄 10件
3667 東証スタンダード
247
3/29 9:24
+3(1.23%)
時価総額 5,262百万円
ゲームアプリ開発会社。モバイルゲームの企画、開発等を行う。モバイルゲームクオリティのブロックチェーンゲームを開発中。既存タイトルは安定水準維持。つなキャンは想定下振れ。23.12期通期は業績苦戦。 記:2024/02/23
4503 東証プライム
1,657.5
3/29 9:24
+32.5(2%)
時価総額 3,042,925百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
5019 東証プライム
1,033.5
3/29 9:24
+0.5(0.05%)
時価総額 1,539,216百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5,267
3/29 9:24
+65(1.25%)
時価総額 326,496百万円
非鉄大手。非鉄精錬、金属加工、環境リサイクル、電子材料、熱処理が柱。金属の分別・回収技術に強み。世界トップクラスの高出力を有する近赤外LEDチップを開発。販売費や一般管理費の増加で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/23
6048 東証スタンダード
142
3/29 9:23
+1(0.71%)
時価総額 2,154百万円
オンライン商店街「エキテン」を運営。システム受託開発や人材紹介も。子会社を通じた事業の多角化を推進。24.8期1Qは子会社のWeb広告が好調。だがエキテンの有料掲載店舗数が下げ止まらず。人材紹介も足踏み。 記:2024/02/08
6588 東証プライム
3,060
3/29 9:24
+55(1.83%)
時価総額 176,345百万円
流通端末のトップメーカー。POSレジや店舗機器などの店舗システムに加え、複合機やオートIDシステムも展開。保守サービスでの強みを活かし、流通分野のDXを推進。国内向けPOSシステムの好調で3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6754 東証プライム
1,222
3/29 9:24
±0(0%)
時価総額 166,028百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
7202 東証プライム
2,045
3/29 9:24
+6(0.29%)
時価総額 1,589,869百万円
トラック・バスメーカー。小型トラックに強み。産業用エンジンも。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。部品不足の改善等により、国内車両販売台数は大幅増。販管費の増加等をこなし、24.3期2Qは2桁増益。 記:2024/01/13
9024 東証プライム
2,387
3/29 9:24
+24(1.02%)
時価総額 772,106百万円
東京西部・埼玉地盤の鉄道会社。傘下のプリンスホテルは運営に軸足。不動産や遊園地経営も。ホテル・レジャー事業は堅調。インバウンド需要の取り込みや値上げ効果などが寄与。24.3期3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/23
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03