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【注目銘柄ダイジェスト】:SUMCOが大幅続伸、クックパッドは急落

2020/5/11 16:42 FISCO
*16:42JST 【注目銘柄ダイジェスト】:SUMCOが大幅続伸、クックパッドは急落 <9792> ニチイ学館 1455 +300 ストップ高。MBOを実施して株式の非公開化を目指すと発表している。米投資ファンドのベインキャピタルの子会社を通じて全株式の取得を目指し、TOB価格は1500円としている。先週末終値に対するプレミアムは約30%となる。社外からの人材投入などで既存事業の収益力を高め、拠点の拡大などで競争力を高めていく方針のもよう。買付期間は5月11日から6月22日まで。TOB価格完全サヤ寄せの動きとなっている。 <4544> みらかHD 3050 +501 ストップ高。子会社の富士レビオが4月27日に厚労省に製造販売承認を申請した、新型コロナウイルスの簡易診断ができる「抗原検査」の検査キットが、13日にも薬事承認される見通しと伝わっている。通常、検査薬の承認には数カ月程度かかるが、大幅にその期間が短縮される見通し。同キットは15分前後で判定が可能であり、遅れが指摘されている検査規模の拡大につながるとの期待感が優勢に。 <3436> SUMCO 1639 +90 大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表。営業益は前年同期比41.2%減の116億円、会社計画の90億円を大きく上回った。数量回復やコスト削減により、前四半期82億円との比較では収益水準が膨らむ形に。4-6月期見通しは120億円、前年同期比では2ケタ減益だが、前四半期比では増益が続く見込み。シリコンウエハの強い引き合いなども強調されているもようで、想定以上のペースでの業績回復を評価する動きに。 <6701> NEC 4290 +190 大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来の1100億円から1270億円に、純利益は650億円から1000億円に増額した。売上増に伴うシステムプラットフォーム事業やネットワークサービス事業、社会公共事業などの改善に加えて、子会社清算結了に伴う税金費用の減少も最終益の押し上げ要因となった。1220-1230億円レベルのコンセンサス水準も上回る業績上振れを好感する動きが優勢に。 <2326> デジアーツ 7430 +1000 ストップ高。先週末に20年3月期決算を発表、営業益は23.3億円で前期比11.5%減益となった。従来予想の20.5億円を上回った。また、21年3月期は35.5億円で同52.5%増と大幅増益の見通し。主力の企業向け市場の順調な拡大に加え、公共向け市場における「GIGAスクール案件」での受注増を反映しているもよう。年間配当金も前期の50円から55円に増配方針。想定以上の大幅増益見通しが好感された。 <6727> ワコム 457 +80 ストップ高。先週末に20年3月期決算を発表、営業益は55.7億円で前期比34.1%増、従来計画の52億円を上回った。年間配当金も従来計画の6.50円から7.00円に増配。一方、21年3月期は56-65億円のレンジ見通し、下限水準でも増益を確保する見通し。配当金も7.50円に引き上げ計画。堅調な業績推移評価に加えて、中期的な在宅勤務・オンライン教育拡大によるペン需要の増加期待なども高まった。 <3666> テクノスJPN 500 +67 ストップ高。先週末に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来の1億円から2.8億円にまで増額修正している。新規案件の獲得、業務効率化や経費削減などの施策推進効果が上振れの背景としている。前期比減益決算ではあるものの、第3四半期までは前年同期比95.9%の大幅減益であり、1-3月期は大幅増益に転じる形となっていることから、業績モメンタムの急速な改善が意識される状況にもなっているようだ。 <2193> COOKPAD 306 -41 急落。先週末に発表した決算が嫌気材料視される。第1四半期営業利益は1.9億円で前年同期比35.7%減益、国内レシピサービス広告売上が減少したこと、通信キャリアとのレベニューシェア型売上が減少したことが減益決算の背景に。会社側では業績予想を非開示としているが、通期の市場コンセンサスは増益転換とみられ、内食シフトによる恩恵も期待されていたため、減益決算をネガティブ視する動きが優勢に。 <7587> PALTEK 530 +80 ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表、営業益は2.1億円で前年同期比2.5倍と大幅増益に。つれて、上半期予想は従来の0.5億円から2.4億円にまで上方修正。5Gインフラの通信機器、計測機器向けなどへのFPGAの販売、海外携帯向けへのメモリ製品の販売などが想定よりも好調のもよう。新型コロナウイルスの影響拡大も懸念されるが、高い進捗率から上半期および据え置きの通期予想の上振れが想定される形に。 <3449> テクノフレックス 969 +150 ストップ高。先週末に発表した第1四半期決算が買い材料となっている。営業利益は7.6億円で、上半期計画11.5億円に対して67%の進捗率となっている。5G関連の設備需要を中心に利益率の高い真空機器の売上が増加したほか、大型案件の完工などにより消防設備工事も拡大した。5G関連分野の想定以上の業績貢献が意識され、見直しの動きが活発化する状況となっているもよう。
関連銘柄 10件
2193 東証スタンダード
177
4/24 12:33
-1(-0.56%)
時価総額 19,015百万円
大手料理レシピサイト運営会社。国内最大の料理レシピサービスサイト「クックパッド」を企画、運営。プレミアムサービス会員は152.5万人。人員削減などにより、販管費は減少。23.12期通期は損益改善。 記:2024/02/24
2326 東証プライム
4,185
4/24 12:34
+50(1.21%)
時価総額 59,147百万円
フィルタリングソフト大手。Webやメール、ファイルのセキュリティソフトウエアを手掛け、Webセキュリティソフトで国内トップシェア。GIGAスクール構想第2期を見据え機能強化を推進。3Q累計は増収確保。 記:2024/03/26
3436 東証プライム
2,331
4/24 12:34
+51(2.24%)
時価総額 816,258百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
3449 東証スタンダード
1,177
4/24 12:34
+11(0.94%)
時価総額 25,141百万円
フレキシブル継手最大手。樹脂と鋼材の複合管、半導体向け真空機器、金属塑性加工、小型タンク防災関連、介護用品も手掛け、耐熱性や耐圧性、経年劣化耐久性に定評。北海道苫小牧に半導体工場建設へ。3Q累計は一服。 記:2024/02/10
3666 東証スタンダード
592
4/24 12:33
+9(1.54%)
時価総額 12,077百万円
独SAP製ERPの導入支援や米セールスフォース製CRM導入支援を展開。企業のDX推進に向けたソリューション提供に強み。請負契約は売上好調。投資有価証券売却益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/02/24
2,408
4/24 12:32
+11(0.46%)
時価総額 138,385百万円
受託臨床検査事業で国内2強の一角。臨床検査薬やヘルスケア関連のサービスも手掛け、免疫領域に強み。インドAgappeと、免疫検査領域での提携を通じ臨床検査薬事業を強化。新型コロナ関連の一巡で3Q累計は一服。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
11,010
4/24 12:34
+235(2.18%)
時価総額 3,004,079百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6727 東証プライム
597
4/24 12:34
+6(1.02%)
時価総額 98,234百万円
描画用ペンタブレットで世界首位。韓国サムスン社など向け電子ペンOEMも。24.3期3Q累計は自社ブランド品の需要が戻らず。だがOEMが回復。経費削減や円安なども寄与して増収増益に。営業外に為替差益を計上。 記:2024/04/11
7587 東証2部
678
8/30 14:59
-1(-0.15%)
時価総額 8,034百万円
半導体関連の専門商社。半導体や関連製品の販売に加え、仕様設計、量産等の受託サービス、省力化等のソリューションも提供する。半導体事業は増収。FA向けメモリ製品などが堅調。21.12期2Qは大幅営業増益。 記:2021/08/17
9792 東証1部
1,665
11/4 15:00
±0(0%)
時価総額 121,575百万円
介護、医療事務受託大手。家事支援サービス、保育サービス等も手掛ける。事業間連携によるシナジー効果が強み。MBO成立により上場廃止へ。21.3期1Qは医療関連部門が増収。契約適正化交渉でユーザー単価が上昇。 記:2020/09/26