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【注目銘柄ダイジェスト】:商船三井が大幅反落、アイロムGはストップ高

2020/5/1 17:18 FISCO
*17:18JST 【注目銘柄ダイジェスト】:商船三井が大幅反落、アイロムGはストップ高 <4722> フューチャー 1548 +123 大幅反発。アンジェスと大阪大学が手掛ける新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチン共同開発チームに参画と前日に発表。同社が有する深層学習を用いた抗体誘導ペプチド推定AIによって、次世代ワクチンの開発スピードを向上させていく計画。また、本日は、Zoomビデオウェビナーを活用した「バーチャル株主総会運営支援サービス」の提供を開始することも発表。相次ぐ期待材料の表面化が好感される流れに。 <9009> 京成 2965 -295 大幅反落。前日に20年3月期決算を発表している。営業利益は283億円で前期比10.4%減益、従来予想の323億円を下回り、一転しての2ケタ減益での着地に。21年3月期は非開示としている。実績値の下振れに大きなサプライズはないものの、同時に発表した3月の運輸収入は、定期+定期外で前年同月比35.8%減と2月の同4.7%減から急減しており、21年3月期業績への見方がより厳しくなっているようだ。 <8766> 東京海上 4742 -344 大幅反落。本日は保険セクターの株価が全般軟調だが、なかでも、下落率が大きくなっている。メリルリンチ日本証券では投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価は5000円としている。米国事業が21年3期業績での最大のリスク要因となり、増益率は同業他社を下回る見通しとみているもよう。また、株式還元に対する株式市場の期待は過度に楽観的であり、ネガティブサプライズを警戒ともしている。 <2372> アイロムG 1642 +300 ストップ高。国立感染症研究所と新型コロナウイルスの感染予防と治療を目的とした新しいワクチンについて、共同研究開発することを決定したと発表している。子会社のIDファーマと国立感染症研究所は、これまでもセンダイウイルスベクターを用いたエイズワクチンなどを共同研究しているが、これと同時に行っていく計画。新型ウイルスの治療薬やワクチンに対する市場の関心は引き続き高く、期待感が先行しやすい状況は続いている。 <2428> ウェルネット 588 +64 急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は7億円で前年同期比55.7%の大幅増益、通期予想は引き続き非開示だが、高い業績変化率を評価する動きが強まっている。売上は減収となっているが、大規模開発の一段落に加え、経費削減などの取り組みも奏効したようだ。外出自粛要請に伴う非対面決済のニーズの強まりから、目先も堅調な業績推移が期待できるといった見方に。 <9104> 商船三井 1721 -172 大幅反落。前日の前引け後に決算を発表、その後は売り優勢の展開が続いている。20年3月期経常利益は551億円で従来計画の500億円を上振れ、市場予想の520億円程度も上振れている。一方、21年3月期見通しは100-400億円の赤字レンジとしており、想定以上の業績悪化が警戒視される展開に。なお、タンカー市況の高騰、中国の自動車販売回復などは十分に織り込まれておらず、慎重な計画との見方も多くなっているようだ。 <4974> タカラBIO 2521 +104 大幅反発。新型コロナウイルス感染の有無を約1時間で判定できる新試薬を開発したと前日に発表している。検体から不純物を取り除く工程が不要となるもようで、2-3時間かかる従来の検査時間を半分以下に短縮できるとされている。本日から発売し、月間200万検体分を供給するとされている。PCR検査数の大幅な増加が必要視されているなか、期待感が先行する展開に。 <8035> 東エレク 21675 -1265 大幅反落。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は2373億円で前期比23.6%減益となった。1-3月期は701億円で前年同期比8.2%減益、620億円程度の市場予想を上回っている。21年3月期は想定通りの非開示としているが、第3四半期決算時の同社の市場見通しには変化なしとしている。決算インパクトは限定的ながら、同社など半導体関連には相対的な期待感が先行していたことで、出尽くし感も先行する形のようだ。 <6981> 村田製 5897 -122 反落。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は2532億円で前期比5.1%減益、従来計画の2300億円を上振れる着地となった。一方、21年3月期は2100億円で同17.1%減益の計画、新型コロナウイルスによる売上下振れは1700億円程度を想定しているもよう。配当金も20年3月期97円から110円に増配の計画。想定比では底堅い数値とみられるが、前日にかけて期待感が先行してきた印象もあり、いったん戻り売りが優勢の形に。 <6594> 日本電産 6057 -229 朝高後マイナス転換。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は1103億円で前期比14.6%減益、1350億円程度の市場コンセンサス水準を下回った。新型コロナウイルスの影響130億円、追加的な構造改革費用100億円などが下振れの背景。一方、21年3月期は1250億円で同13.3%増益の見通し。実績は想定以上に下振れたとの印象だが、現在の事業環境からみて、今期の2ケタ増益ガイダンスをポジティブ視する動きが優勢に。
関連銘柄 10件
2372 東証プライム
1,813
5/2 15:00
+2(0.11%)
時価総額 22,313百万円
医薬品の治験を行う医療機関を支援するSMO事業が柱。製薬会社向け開発支援や医薬品製造受託等も。24.3期3QはCRO事業が黒字転換。海外の臨床試験実施施設の新規試験受託等が寄与。先端医療事業は売上増。 記:2024/04/16
2428 東証スタンダード
549
5/2 15:00
-1(-0.18%)
時価総額 10,651百万円
マルチペイメントサービスが柱。プリペイト型電子マネーやバス検索・予約アプリも。配当性向5割以上目安。ekaiin.comは利用者数が堅調。しまえーるは大口案件を受注。24.6期2Qは営業増益確保。 記:2024/03/30
4722 東証プライム
1,583
5/2 15:00
+19(1.21%)
時価総額 150,904百万円
ITコンサル会社。企画・立案から実装までを一貫で行う。プログラミング教室なども。24.12期はDX需要を追い風にITコンサルの伸長を想定。3月買収予定の経営支援会社も2Qから上乗せ。最高業績・増配を計画。 記:2024/02/07
4974 東証プライム
1,010
5/2 15:00
-5(-0.49%)
時価総額 121,620百万円
バイオ産業支援会社。研究開発用試薬や診断薬、理化学機器に加え、医薬品受託サービスを提供する。創薬基盤技術の開発、がん治療薬も提供する。今期3Q累計は検査関連製品やライフサイエンス関連が足踏みとなった。 記:2024/02/24
6594 東証プライム
7,254
5/2 15:00
-165(-2.22%)
時価総額 4,325,444百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6981 東証プライム
2,798
5/2 15:00
-77.5(-2.7%)
時価総額 5,672,786百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
5,050
5/2 15:00
+77(1.55%)
時価総額 10,302,000百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。国内損害保険事業が堅調。元受正味保険料は傷害保険、自動車保険が増加。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/02/02
9009 東証プライム
5,894
5/2 15:00
+4(0.07%)
時価総額 1,016,190百万円
大手私鉄。東京都、千葉県、茨城県が事業エリア。ホテルやバス、タクシーも事業領域。オリエンタルランドの大株主。成田空港への旅客輸送に強み。25年4月に新京成電鉄を吸収合併へ。業容回復し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
9104 東証プライム
4,660
5/2 15:00
-69(-1.46%)
時価総額 1,686,971百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28