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【注目銘柄ダイジェスト】:電通グループが続落、JSRは急反発

2020/3/31 17:00 FISCO
*17:00JST 【注目銘柄ダイジェスト】:電通グループが続落、JSRは急反発 <8227> しまむら 6520 -650 急落。前日に20年2月期決算を発表、営業益は230億円で前期比9.7%減、3月17日に下方修正した水準での着地に。12-2月期は前年同期比17%減と、9-11月期の同27%減に対し、経費削減などが進み減益率は縮小した。一方、21年2月期の業績予想は非開示で、これまでの強気な傾向からガイダンス期待なども幾分あったとみられ、不透明感が残る形となった。3月月次売上は低調スタートになっている。 <8044> 大都魚 926 +150 ストップ高。親会社であるマルハニチロ<1333>がTOBを実施すると発表している。TOB価格は1225円で前日終値比58%上昇した水準、完全子会社化を目指すものであり、TOB成立後に同社は上場廃止となる。同社ではTOBに賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。なお、TOB実施期間は3月31日より5月21日までとなっている。 <6196> ストライク 3520 +165 大幅高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は15.5億円で前年同期比倍増、3月23日に上方修正した水準となっている。通期予想は22.4億円で前期比18.6%増益、従来予想を据え置いている。決算数値に大きなサプライズはないものの、新型コロナウイルスの影響について、現時点では今期業績に大きな影響を与えるほどの事象は発生していないとしており、下期業績の安心感にもつながっているようだ。 <3639> ボルテージ 316 +16 急伸。提供中の読み物アプリ「100シーンの恋+」内の人気タイトル「上司と秘密の2LDK」のNintendo Switch版を発売すると発表している。配信は5月7日を予定しているようだ。これまでの「今宵、妖しい口づけを」、「恋してしまった星の王子」、「スイートルームで悪戯なキス」に続く第4弾となる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で巣ごもり消費に関心が向かうなど、業績寄与への期待が高まる展開に。 <4324> 電通グループ 2087 -32 続落。メリルリンチ日本証券では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に2段階格下げ、目標株価も4300円から2000円に引き下げた。従来はPBRの下支え効果を期待していたものの、海外事業も業績悪化が懸念され、のれん・無形固定資産の減損で、自己資本が毀損するリスクも高まったと分析。なお、メリルリンチ日本証券では、TBSHD<9401>や博報堂DY<2433>などの投資判断も格下げした。 <6264> マルマエ 718 +8 反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は3.6億円で前年同期比21.2%増益、3月19日に上方修正した水準で着地している。受注採算の改善などが2ケタ増益の背景。通期予想は6.5億円で前期比31.2%増益、従来予想を変更していない。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全般的に目先の業績懸念が強まっているなか、堅調な業績見通しを評価する動きが優勢に。 <4185> JSR 1993 +148 急反発。アクティビストファンドである米バリューアクト・キャピタルによる大量保有が確認されている。前日に関東財務局に提出された大量保有報告書では、6.2%の株式を取得していることが明らかになっている。今後の株主還元策強化などへの期待につながっているもよう。直近では業績下方修正を発表し、あく抜け感も強まっているなか、買い材料視する動きも強まりやすいようだ。 <3774> IIJ 3545 +135 高値更新。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を4000円としている。企業の社内システムにおけるクラウド活用の動きは加速していくと予想され、中期的に、クラウドおよびセキュリティサービスの顧客基盤および案件規模の拡大を見込んでいるもよう。東海東京証券では20年3月期営業利益88.8億円を予想しているが、24年3月期には125億円までの利益成長を想定している。 <4433> ヒトコムHD 923 +150 ストップ高。多言語サービスや通訳などのインバウンド関連事業を手掛けており、新型コロナウイルスの感染拡大による影響懸念が強まり、足元での株価下落率は1部上場企業の中でも大きい水準となっていたため、リバウンド狙いの動きが強まっているものとみられる。EC業務支援事業なども手掛けていることで、同分野は巣ごもり消費拡大の恩恵を受けるとの見方にもなっているようだ。 <6357> 三精テクノロジ 587 +67 一時ストップ高。空売りで著名な投資家マイケル・バーリ氏が運用するファンド「サイオン・アセット・マネジメント」が日本の中小型株を買っていると報じられ、同社株も3月25日付の変更報告書において、保有比率が5.71%から6.82%にまで高まっている。市場内で買いを進め、保有目的は純投資。バーリ氏は過去に割安株投資で実績を上げてきた経緯もあり、同社の資産価値に対する見直しにもつながったようだ。
関連銘柄 13件
1333 東証プライム
2,968.5
4/19 15:00
+5.5(0.19%)
時価総額 156,312百万円
水産食品最大手。魚介類の漁獲や養殖、販売に加え、家庭用や業務用の冷凍食品、加工食品等を提供する。加工食品にも強い。畜産や物流も行う。今期3Q累計は家庭用、業務用の加工食品が好調も、水産が足踏みとなった。 記:2024/02/10
1,420.5
4/19 15:00
-5(-0.35%)
時価総額 553,369百万円
国内2位の広告代理店。ネット広告に強み。海外展開を推進中。マーケティング/プロモーションは大型案件の反動減が響く。24.3期3Qはインターネットメディアの売上が増加。得意先別では流通・小売業等が堅調。 記:2024/03/30
3639 東証スタンダード
254
4/19 15:00
-4(-1.55%)
時価総額 1,655百万円
恋愛と戦いのドラマをテーマにしたコンテンツ制作会社。女性向けアプリが中心。関連イベントや電子書籍も手掛ける。24.6期2Q累計は電子コミック・コンシューマが増収。Switch向けタイトルが売上貢献。 記:2024/02/24
2,723
4/19 15:00
-25.5(-0.93%)
時価総額 509,392百万円
インターネットサービス会社。インターネット接続やWAN、モバイルサービス等を提供。ネットワーク構築やセキュリティサービスも強い。今期3Q累計はセキュリティやアウトソーシング等のサービスが堅調に推移した。 記:2024/02/10
4185 東証プライム
4,336
4/19 15:00
-13(-0.3%)
時価総額 903,622百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4324 東証プライム
4,126
4/19 15:00
-36(-0.86%)
時価総額 1,189,980百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
1,002
4/19 15:00
-10(-0.99%)
時価総額 17,935百万円
販売・営業に特化したアウトソーシング事業を展開。訪日客対応サービスも。24.8期1Qはコロナ関連業務受託の一巡で足踏み。ただ訪日客対応が堅調。昨夏買収の空港業務受託会社も上乗せ。通期では増益・増配を計画。 記:2024/02/06
6196 東証プライム
4,580
4/19 15:00
-85(-1.82%)
時価総額 88,641百万円
独立系M&A仲介会社。譲渡希望先と買収希望先のマッチングにより事業承継中心のM&A仲介事業を展開。ネットを活用した仲介サービスに定評。南九州エリアを強化。成約案件の大型化もあり、24.9期1Qは利益急伸。 記:2024/02/23
6264 東証プライム
1,858
4/19 15:00
-112(-5.69%)
時価総額 24,252百万円
真空パーツやマシニング、門型加工の専門メーカー。精密部品の少量多品種受託加工に定評。半導体製造装置大手と取引。24.8期1QはFPD分野の受注高、売上高が伸長。G6・G8、OLED向け売上の回復が寄与。 記:2024/02/02
6357 東証スタンダード
1,222
4/19 15:00
-40(-3.17%)
時価総額 23,624百万円
ジェットコースターなどの遊戯機械に強み。劇場向け舞台装置でも高シェア。昇降機も。24.3期3Q累計は遊戯機械と舞台装置の受注が好転。昇降機も堅調で3割超の増収に。カナダの遊園地向けデザイン企画会社を買収。 記:2024/04/05
8044 東証2部
1,223
6/17 14:50
+2(0.16%)
時価総額 3,867百万円
築地市場中心に生鮮・冷凍魚介類や水産加工品の荷受・販売を行う。太田区や足立区等にも拠点。不動産や小売も。マルハニチロ傘下。マルハニチロがTOB実施、成立なら上場廃止へ。20.3期通期は不動産賃貸が堅調。 記:2020/05/15
8227 東証プライム
7,285
4/19 15:00
-62(-0.84%)
時価総額 537,830百万円
衣料量販店「ファッションセターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」も展開。アプリ会員は500万人超。品揃え拡充や地域対応強化が奏功し3Q累計は増収増益。 記:2024/01/26
9401 東証プライム
4,285
4/19 15:00
-143(-3.23%)
時価総額 735,267百万円
民法大手。TBSテレビやBS-TBS、ラジオを中心に、雑貨販売、不動産賃貸を手掛け、「赤坂サカス」も収益源。テレビドラマに定評。やる気スイッチグループを通じ教育事業を育成。3Q累計売上高は過去最高を更新。 記:2024/02/29