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【注目銘柄ダイジェスト】:太陽誘電が大幅反落、ホンダは反発

2020/2/10 16:48 FISCO
*16:48JST 【注目銘柄ダイジェスト】:太陽誘電が大幅反落、ホンダは反発 <5401> 日本製鉄 1542.5 -9.5 続落。先週末に第3四半期決算を発表、同時に通期最終損益を従来予想の400億円の黒字から4400億円の赤字に下方修正。過去最大の赤字幅となり、未定としていた期末配当金もゼロとする。呉製鉄所の閉鎖や和歌山製鉄所の高炉1基休止、海外一部事業の撤退など構造改革を実施、減損や事業再編損を計上する。構造改革により会社側では約1000億円の収益改善効果を見込むが、足元の事業環境の厳しさが改めて認識された。 <6976> 太陽誘電 3385 -115 大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は94.5億円で前年同期比19.9%減、上半期の同38.1%増から減益に転じたが、ほぼ市場予想通りの着地に。期末配当金予想も4円増配の15円とした。底堅い決算と捉えられるが、村田製<6981>の好決算発表で期待感は反映されており、本日は地合いの悪化に引きずられる形に。なお、MLCCの受注も前年同期比37.7%増と回復基調を強めている。 <7267> ホンダ 2939.5 +82.0 反発。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1666億円で前年同期比2.1%減益、会社想定を600億円ほど上振れたもよう。為替メリットや社会保険料負担金の還付などが主な上振れ要因のようだ。通期計画も6900億円から7300億円に上方修正、二輪や四輪の売上台数なども引き上げている。中国動向などへの警戒感も足元で強まっていたため、安心感が先行する流れとなっている。 <6268> ナブテスコ 3405 +210 大幅反発。先週末に19年12月期決算を発表、10-12月期の収益は悪化したが、通期営業利益は253億円で前期比15.7%増益となった。また、20年12月期は320億円で同26.4%増益を見込む。市場コンセンサスは280億円程度なだけに、ポジティブに捉えられた。会社側では減速機の売上回復を見込んでいるもよう。中国関連として業績の先行き懸念もあったなか、強気見通しをポジティブに捉える動きが優勢に。 <8113> ユニチャーム 3797 +45 続伸。先週末に19年12月期の業績下方修正を発表。コア営業利益は1000億円から895億円に減額。中国ベビー用紙おむつの収益性悪化などが背景。また、最終利益は、中国生産設備の減損などもあって635億円から460億円に引き下げた。依然として足元の中国需要に対する警戒感なども拭い切れないが、高利益率のフェミニンケア事業の好調推移継続を確認などで、終盤にかけ買い戻される展開に。 <9325> ファイズHD 545 +80 ストップ高比例配分。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1.9億円で前年同期単独比29.7%増益となっている。上半期は赤字(前年同期は1.5億円の黒字)であったため、10-12月期は大幅に収益が改善した形となっている。オペレーションサービス事業において、19年6月にスタートした大規模プロジェクトがフル稼働となったことなどで、業容が拡大する格好となったようだ。 <2395> 新日科学 704 +76 一時ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は15.8億円で前年同期比4.6倍と急拡大、通期予想は18億円から22億円に上方修正している。為替レートの円安推移や持ち分法投資利益の増加もあって、経常利益は20億円から30億円に大幅上方修正。また、臨床事業における持分法適用会社合弁相手先であるPPDが2月6日に米ナスダックに上場したこともリリースしている。 <3676> デジハHD 1118 +150 ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は10.7億円で前年同期比14.1%減益となった。ただ、10-12月期は5.5億円で同18.1%増と2ケタ増益に転じている。四半期としては2年ぶりの高水準となっている。エンターテインメント事業、エンタープライズ事業ともに利益改善を実現した、なお、上半期にはM&A関連費用計上が利益の重しとなっていた。 <9792> ニチイ学館 1409 -115 急落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は94.4億円で前年同期比28.7%増と大幅増益だが、10-12月期は30.8億円で同3.1%減と減益に転じ、市場予想を7億円程度下回ったとみられる。通期計画達成への不透明感なども強まる形に。拠点拡充に伴う固定費増加などで介護部門の収益が低迷したことが10-12月期減益の主因に。ヘルスケア部門も人件費負担増が続いているもよう。 <8848> レオパレス21 379 +50 急伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業損益は228億円の赤字で10-12月期も赤字計上が続いたが、会社計画比では改善する形になっている。また、入居率に関する1月の月次データを公表しているが、入居率は80.19%で4カ月ぶりの80%超となった。5月をメドに新たな事業計画を公表するとしていることも、材料視される展開になっているようだ。
関連銘柄 11件
2395 東証プライム
1,534
5/2 9:58
-8(-0.52%)
時価総額 63,863百万円
医薬品開発受託会社。医薬品開発の全ステージを受託できる国内唯一の企業グループ。前臨床試験の受託に強みを持つ。自社開発システムも提供する。今上期の売上高と営業益が過去最高を更新した。海外の採算が向上した。 記:2024/01/17
947
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-9(-0.94%)
時価総額 22,625百万円
ソフトウェアテキストの老舗。家庭用ゲーム機やスマホゲームの不具合検出が主力。日本最大級の総合ゲーム情報サイトも運営。企業システム向けを開拓。エンターテインメント事業の回復が寄与し、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/09
5401 東証プライム
3,481
5/2 9:54
+5(0.14%)
時価総額 3,308,067百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6268 東証プライム
2,872
5/2 9:54
+30.5(1.07%)
時価総額 347,696百万円
制御装置大手。精密減速機、鉄道車両用機器、航空機器、自動ドア、商用車用機器、油圧機器、舶用機器、包装機などを展開。太陽追尾駆動装置向けにも注力。土地建物交換差益やハーモニック売却で、23.12期は純増益。 記:2024/02/13
6976 東証プライム
3,687
5/2 9:54
-20(-0.54%)
時価総額 480,114百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,835
5/2 9:54
-40.5(-1.41%)
時価総額 5,747,801百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7267 東証プライム
1,781
5/2 9:54
-6.5(-0.36%)
時価総額 9,678,462百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8113 東証プライム
4,689
5/2 9:54
-42(-0.89%)
時価総額 2,911,091百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品のリーディングカンパニー。紙おむつやペットケア用品にも強みを持つ。ペットケア部門は堅調。犬用ペットシートなどが伸びる。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/02/22
8848 東証プライム
528
5/2 9:54
+6(1.15%)
時価総額 173,918百万円
単身者向けアパートの開発・賃貸が主力。介護施設「あずみ苑」やレオパレスホテルズ、入居者向けブロードバンド等も。賃貸事業は堅調。家賃単価や入居率の上昇等が寄与。特別利益を計上。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/24
9325 東証スタンダード
1,106
5/2 9:50
-29(-2.56%)
時価総額 11,970百万円
EC事業者の物流を一括受託。求貨求車、拠点間輸送、個人宅配送も。AZ-COM丸和HD傘下。24.3期3Q累計は新規物流拠点の貢献などで増収増益に。通期最高業績・増配を計画。今年2月に労働者派遣会社を買収。 記:2024/02/07
9792 東証1部
1,665
11/4 15:00
±0(0%)
時価総額 121,575百万円
介護、医療事務受託大手。家事支援サービス、保育サービス等も手掛ける。事業間連携によるシナジー効果が強み。MBO成立により上場廃止へ。21.3期1Qは医療関連部門が増収。契約適正化交渉でユーザー単価が上昇。 記:2020/09/26