マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,986.40
+211.02
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 11:04:06
9,870,542
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】スクリーンHDが急伸、モバファクは急落

2019/7/19 16:35 FISCO
*16:35JST 【注目銘柄ダイジェスト】スクリーンHDが急伸、モバファクは急落 <7735> スクリーンHD 5520 +400 急伸。前日に台湾TSMCが決算を発表、4-6月期純利益は減益となったものの市場予想を上回り、7-9月期売上見通しも市場予想を上回っている。想定以上の下期強気見通しを受けて、米国市場でもアプライドマテリアルズなど半導体関連株が上昇、国内でもTSMCの設備投資動向に影響を受けやすい同社を中心に関連銘柄に買いが先行している。半導体関連では、TSMCは蘭ASMLに続いてのポジティブ決算となっている。 <6584> 三桜工 525 +56 急騰。前日の取引時間中に、新型熱電発電素子を東京工業大学と共同開発したと発表、その後は一時ストップ高まで急騰しているが、本日も買い先行の展開が続いている。熱源に置くだけで発電し、摂氏50度の環境下で4カ月連続発電に成功したもよう。今後の展開の広がりが期待される状況になっている。なお、同社は先月にも、米企業と全固体電池を共同開発し年内に検証に入ると伝わり、急騰した経緯もある。 <6967> 新光電工 934 +24 大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も1070円から1200円に引き上げた。FCパッケージは、需要ドライバーがコンシューマー製品からインフラ製品にシフトするなか、技術難易度上昇などによって過去よりも安定高収益が見込めるビジネスに変化と指摘。今後、MLCCと同様の構造変化を遂げるとみているもよう。同様にイビデン<4062>の投資判断も買い推奨に格上げ。 <9267> GenkyDrugS 2389 -204 急落。前日に19年6月期の決算を発表、営業利益は40.5億円で前期比2.0%減益、従来予想の43億円を下振れて減益着地になった。4-6月期は既存店売上高が減収に転じており、収益伸び悩みの背景に。20年6月期は40.5億円で同0.1%増と横ばい見通し、上半期は物流費用の増加による粗利益率の低下により、前年同期比22.2%減と大幅減益見通しであり、収益モメンタムの悪化が警戒される形に。 <7238> 曙ブレーキ 150 +25 急伸。企業再生ファンド「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ」から出資を受け入れる方針を固めたと一部で報じられ、前日は急伸した。優先株を発行して200億円を調達すると正式に発表しているほか、22日にも開催する債権者会議で銀行団に対して総額500億円規模の債権放棄を要請することが分かったとも伝わっている。主要行は債権放棄を受け入れる公算ともされ、再建への期待が一段と高まる方向にも。 <4286> レッグス 1951 +154 急伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来の4億円から6.7億円に引き上げ、一転して大幅増益見通しとしている。飲料メーカー顧客・外食顧客向けプレミアム、流通顧客向け物販・カフェ物販、化粧品メーカー顧客向けVMDの好調による売上増加が背景に。第1四半期も好スタートなっていたが、4-6月期も高い増益率を維持していることで、通期上振れ期待なども一段と高まる形のようだ。 <6999> KOA 1350 +46 大幅反発。前日に第1四半期業績予想の下方修正を発表している。営業利益は9.6億円から8.2億円に、アジアや日本における売上の下振れが背景に。また、為替差損の増加、紛争和解金の発生で、最終利益は7.5億円から4.8億円に下方修正。ただ、外部環境の悪化に伴う業績下振れ懸念は強かったとみられ、本業ベースでの修正幅が限定的にとどまったことから、短期的なあく抜け感へとつながる流れになっている。 <5110> 住友ゴム 1199 -4 続落。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「売り」に格下げ、目標株価も1350円から1100円に引き下げている。国内タイヤ需要の反動減や原油価格の上昇、米国生産体制強化によるコスト増など厳しい事業環境に直面しているとし、来期以降の業績予想を市場コンセンサスを下回る水準にまで下方修正。会社側の中期計画における来期数値達成も困難としている。 <4042> 東ソー 1525 +40 反発。第1四半期営業利益は前年同期比1割減の210億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。中国需要の落ち込みに伴い、合成皮革や塗料などに使うウレタン原料の価格が下がり採算が悪化したもよう。ただ、会社側の上半期計画は前年同期比25%減の水準であり、市場予想も195億円程度であったことから、想定よりも減益幅は限定的との見方が優勢になっているようだ。 <3912> モバファク 1446 -106 急落。前引け後の決算発表を受けて、後場に入り売り優勢の展開に。上半期営業利益は5.4億円で前年同期比46.0%増益、7月12日の上方修正水準で着地した。一方、通期予想を今回初めて公表、営業利益は9億円で前期比6.0%増益の予想としており、実質的に下半期は前年同期比25%程度の減益見通しとなる。保守的な計画とはみられるが、上半期業績上方修正で期待感が高まっていたなか、失望売りが優勢となった。
関連銘柄 11件
3912 東証スタンダード
690
4/19 15:00
-4(-0.58%)
時価総額 6,158百万円
モバイルコンテンツを開発・配信。位置ゲームに強み。着信メロディサービス、ブロックチェーン事業等も。23.12期通期はモバイルゲーム事業が堅調。「駅メモ!」を中心とする位置ゲームの売上増などが寄与。 記:2024/03/31
4042 東証プライム
2,106.5
4/19 15:00
-31(-1.45%)
時価総額 684,783百万円
総合化学大手。塩ビやウレタン原料に強み。排ガス浄化触媒やジルコニアなどの高機能品を強化。24.3期3Q累計は石化や塩ビの需要が冴えず。ただ原材料安に伴う交易条件の改善で営業増益に。営業外の為替差益は縮小。 記:2024/02/14
4062 東証プライム
5,931
4/19 15:00
-248(-4.01%)
時価総額 835,447百万円
ICパッケージ基板で世界トップ。プリント配線板、自動車排ガス浄化装置でも高シェア。環境用途向けに強み。24.3期3Qはセラミック事業が堅調。ディーゼル・パティキュレート・フィルターは価格転嫁等で売上増。 記:2024/02/10
4286 東証スタンダード
1,326
4/19 15:00
-17(-1.27%)
時価総額 14,374百万円
マーケティング支援サービス会社。食品や飲料、流通等向けにグッズやノベルティ等の商品開発、商品プロモーション等を行う。エンタメ顧客向けOEMは堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/02/23
5110 東証プライム
1,859
4/19 15:00
-8.5(-0.46%)
時価総額 488,997百万円
世界5位のタイヤメーカー。スポーツ用品や産業用ゴム製品も。23.12期3Q累計は国内新車用タイヤが堅調。高機能タイヤ拡販や原材料高影響緩和で粗利率も改善。海上運賃下落や円安なども寄与して増収・大幅増益に。 記:2024/01/15
6584 東証プライム
1,100
4/19 15:00
-15(-1.35%)
時価総額 40,823百万円
自動車部品メーカー。ブレーキ配管や燃料配管、シートベルト、熱交換等の関連製品を手がけ、車両配管で世界2位。流体解析や振動解析など解析技術に定評。半導体不足とサプライチェーン混乱解消で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
6967 東証プライム
5,516
4/19 15:00
-18(-0.33%)
時価総額 745,609百万円
半導体パッケージの総合メーカー。静電チャック、ハイエンド半導体PKGなどが主力製品。国内生産比率の高さが特徴。24.3期3Qは業績足踏み。半導体製造装置向けセラミック静電チャックは市況悪化などが響く。 記:2024/04/07
6999 東証プライム
1,413
4/19 15:00
-23(-1.6%)
時価総額 57,198百万円
抵抗器中心の電子部品メーカー。サーミスター、集積回路、磁気ディスクなどを手掛ける。固定抵抗器で世界トップシェア。日本、中国は家電向け等が伸び悩む。24.3期3Qはヨーロッパが増収。自動車向けが販売増。 記:2024/04/07
7238 東証プライム
136
4/19 15:00
-3(-2.16%)
時価総額 18,495百万円
大手ブレーキメーカー。自動車や自動二輪、鉄道車両用、産業機械用のブレーキや構成部品等を製造、販売。価格転嫁や生産性向上等で日本は大幅増益。北米は新型車向け製品等が売上貢献。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/23
16,810
4/19 15:00
-1,255(-6.95%)
時価総額 1,707,728百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
6,010
4/19 15:00
-200(-3.22%)
時価総額 93,053百万円
ドラッグストアチェーン。北陸や中部で、薬や食品、化粧品、家庭用品等を扱う「ゲンキー」を展開する。滋賀県にも進出。12月の店舗数は411。今上期は会社計画に対して順調に進捗。生鮮食品や日配品等が増加した。 記:2024/03/04