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【注目銘柄ダイジェスト】キヤノンが大幅続落、出光興産が急落

2019/7/18 17:07 FISCO
*17:07JST 【注目銘柄ダイジェスト】キヤノンが大幅続落、出光興産が急落 <7240> NOK 1538 -105 大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の55億円から15億円に、通期では310億円から205億円に下方修正。市場コンセンサスとの比較では、上半期は50億円、通期では100億円ほど下振れる形に。下方修正幅は想定以上としてネガティブな反応が先行している。中国・北米自動車向けのシール事業減少、高機能スマホ向けの電子部品事業減少が重なる見通しとなっている。 <5201> AGC 3620 -75 続落。19年12月期上半期営業利益は450億円強となり、前年同期比2割ほど減ったもようとの観測報道が伝わっている。従来計画を約50億円下回る形に。中国や欧州の景気減速で自動車向けガラスの販売が伸び悩んだほか、製造現場のトラブルによる費用増も重荷となったもよう。上半期の減益は5期ぶりとなるようだ。第1四半期決算から上半期下振れ懸念はあったものの、通期計画未達懸念などは一段と強まる格好に。 <7751> キヤノン 3036.0 -127.0 大幅続落。19年12月期営業利益は前期比4割減の2000億円強にとどまり、従来予想を600億円ほど下回るとの観測報道が伝わっている。上半期決算発表時に、今期2度目となる業績下方修正が行われる見込みとされている。半導体市況の悪化や欧州景気の減速を背景に、半導体製造装置や事務機などの販売が想定を下振れるもよう。構造改革費用も当初想定の200億円を上回るもようと。これまでの精度は高く、業績下振れを織り込む動きに。 <2301> 学情 1239 +74 大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を新規に「バイ」、目標株価を1900円にしていることが評価材料とされている。主力「就職博」に次ぐ第二の柱である「Re就活」の高い成長を評価しているほか、同業比でPER水準が低いことから、今後の成長は織り込まれていないと判断のもよう。「Re就活」は、20代採用増の追い風が吹いてきたこと、20代特化型求人サイトでポジショニングが良好なことから成長期待は高いとしている。 <6541> グレイス 2820 +121 大幅続伸。第1四半期営業利益は前年同期比約5倍の1.5億円強になったもようとの観測報道が買い材料視される形になっている。単価の高い家電メーカーなど向けに大口受注を確保し、利益を押し上げたもよう。マニュアルの受注増に加え、AIを活用したシステムの販売も伸びたようだ。通期計画は7.5億円で前期比30.3%増益の予想となっているが、第1四半期の高い増益率を背景に、さらなる上振れも想定される形に。 <4812> ISID 3640 +90 大幅高。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来の39.6億円から52億円に引き上げ、企業や公共機関のIT投資需要の高まりによる増収効果、販管費の計画比下振れなどが背景となっている。第1四半期決算は順調なスタートとなったが、横ばいが続く足元の株価には、上振れ期待は十分に織り込まれていなかったとみられる。据え置きの通期計画も今後上振れの公算と期待感先行へ。 <5019> 出光興産 3010 -160 急落。原油相場の下落が嫌気されて、本日は石油・石炭製品が業種別の下落率トップになっている。昨日のNY原油先物8月限は1.5%安と続落、週間在庫統計で石油在庫は5週連続で減少したものの、予想されたほど減少しなかったことやガソリン在庫の予想外の増加により、供給不安を受けた買いは後退したもよう。トランプ米大統領がイランとの間に大きな進展がみられると発言するなど、中東情勢の緊張感後退も背景に。 <2168> パソナ 1553 -120 急落。厚生労働省では、派遣会社に対して、派遣社員の勤務年数や能力に応じた賃金を支払うよう義務付けると報じられている。派遣時給を3年で3割上げるなど具体的な指針をまとめているもよう。派遣会社にとっては、人材集めにとっては有利に働くものの、一方で、派遣先企業に派遣単価を上げてもらう必要が生じるため、ユーザーが派遣社員の活用に慎重になるとの懸念などが先行しているようだ。 <7832> バンナムHD 5740 -190 大幅反落。SMBC日興証券では、目標株価は5150円から5600円に引き上げているものの、投資判断は「1」から「2」に格下げしている。業績は中期的な安定成長が期待できるが、株価の上昇によって同業他社比較での割安感は後退したとの判断。また、今・来期の業績予想を小幅に減額修正している。予想外の日経平均新規採用がサプライズとなり、足元で株価は一段高となっていたなか、利食い売りを誘発する形になっているようだ。
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2168 東証プライム
2,255
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+19(0.85%)
時価総額 94,011百万円
人材派遣・紹介や再就職支援などを行う人材サービス大手。認可・認証保育所の運営等を行う保育事業も。エキスパートサービスは売上足踏み。24.5期2Qはグローバルソーシングが増収。米国では人材派遣が売上増。 記:2024/02/03
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就職情報大手。新卒向け合同企業説明会「就職博」を中心に、就職サイト「あさがくナビ」、第二新卒向け求人サイト「Re就活」を展開。ダイレクトリクルート機能を強化。就職情報事業の好調で、1Qは経常黒字転換。 記:2024/03/26
4812 東証プライム
5,000
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電通系ITソリューション。金融・自動車向けの製品ライフサイクルや、基幹システム、人事管理システムを展開。ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向け技術提供を推進。全セグメント好調で、23.12期は増収増益。 記:2024/03/29
5019 東証プライム
1,022.5
4/25 15:00
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石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5201 東証プライム
5,724
4/25 15:00
-34(-0.59%)
時価総額 1,301,872百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
18
2/25 15:00
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時価総額 511百万円
産業機械メーカーやソフトウェアメーカーに取扱説明書やマニュアルを作成・管理・運用するシステムを提供。企画、翻訳、コンサルも。22.3期1Qは売上堅調。MOS事業が売上牽引。HOTARUの連結効果等が寄与。 記:2022/01/15
7240 東証プライム
2,235
4/25 15:00
-16.5(-0.73%)
時価総額 386,966百万円
オイルシールメーカー。国内全自動車メーカーが同社製品を採用し、オイルシールの国内シェアは70%。世界でもトップシェア。フレキシブルプリント基板でも世界首位。シール事業の好調で、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/22
7751 東証プライム
4,066
4/25 15:00
-374(-8.42%)
時価総額 5,423,080百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
2,938.5
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+11(0.38%)
時価総額 1,957,041百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15