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【注目銘柄ダイジェスト】サイバーコムがストップ高、ラクーンは大幅反落

2018/2/27 17:10 FISCO
*17:10JST 【注目銘柄ダイジェスト】サイバーコムがストップ高、ラクーンは大幅反落 <6727> ワコム 618 +65 大幅続伸。クレディ・スイス証券では投資評価を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価も260円から600円に引き上げた。売り方の買い戻しの動きにつながっているもよう。今後の注目点として、通期決算において次期社長より発表される新中期計画を挙げている。業績悪化の要因となったコストコントロールや執行力改善に対する取り組みに注目しているようだ。 <6770> アルプス電 3010 +169 大幅続伸。アルパインとの経営統合の時期を2019年4月から1月に早めると伝わっている。純粋持ち株会社の新設は取りやめ、アルパインを完全子会社にした上でカンパニー制による事業持ち株会社制に切り替えるもよう。自動車分野強化の動きが早まることで、ビジネス機会の獲得チャンスも広がるといった見方に。また、統合に向けて順調に進展しているとの評価にもつながっている。 <3852> サイバーコム 1614 +300 ストップ高で上昇率トップ。5G関連銘柄として関心が高まっているもよう。5Gの2019年商用化に向けて、世界の通信事業者や機器メーカーが一斉に動き出したと報じられている。当初計画は1年前倒しの格好に。同社は通信分野を中心としたソフトウェアの受託開発を主力としており、5G普及に伴うビジネスチャンスの広がりが期待されている。なお、5G関連としてはアンリツ、アイレックスなども人気化。 <1963> 日揮 2528 +111 大幅反発。野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1950円から2900円に引き上げている。18年には大型LNG案件の投資決定が予定されており、19.3期の受注は本格反転が期待できるとしている。受注との連動性が高い株価にとってポジティブとの評価。また、追加費用を計上してきたプロジェクトは19.3期までに完成の見通しで、今後は徐々に収益性改善も見込めるとしている。 <3031> ラクーン 675 -83 大幅反落で下落率トップ。前日に4月期第3四半期の決算を発表、累計営業利益は3.3億円で前年同期比5.3%増となった。11-1月期の伸び率もほぼ横ばいにとどまっている。通期計画は4.9億円で前期比16.4%増益予想であり、進捗率の低さがネガティブ視されている。システム開発やサービスサイトの改善費用、採用増による人件費負担の増加などが収益の圧迫要因となっているようだ。 <2427> アウトソシング 2097 -156 大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では目標株価を2100円から2300円に引き上げているものの、18.12期営業利益予想は150億円から138億円に下方修正している。M&Aを中心とする先行費用を織り込んだもよう。前日まで4連騰で昨年来高値を更新したことからの達成感もあり、利食い売りの動きへとつながっているようだ。なお、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では19.12期の業績予想は上方修正している。 <6972> エルナー 132 +29 急伸。太陽誘電が4月上旬にも子会社化すると発表している。保有する22.32%に加えて、50億円を投じて63.78%にまで買い増す計画。第三者割当増資を実施、割当価格は65円であり、既存株主にとっては大規模な希薄化につながるが、財務改善のほか、太陽誘電の子会社化による開発力の強化、販路の拡大などが見込め、業容の大幅な拡大期待が先行している。 <6752> パナソニック 1695.5 +25.0 続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1600円から2200円に引き上げている。これまでは、構造改革効果刈り取り後の成長戦略が見えにくかったが、素材価格高騰の影響を固定費コントロールで吸収した柔軟性、Gigafactory関連の損益変動の開示、CNSの収益性水準の向上など経営体質には変化の兆し、今後は利益成長戦略の具現化に期待できるとの評価に。 <9957> バイテックHD 1905 +129 大幅続伸。前日に中期経営計画を発表、2020年度の数値目標として売上高3000億円、営業利益80億円などを掲げている。17.3期の営業利益実績は28億円であり、中期的な成長期待の高まりなどにつながっている。18.3期末配当金の30円から35円引き上げも発表。このほか、植物工場事業の大展開を図る新成長戦略を決議し、植物工場事業を行う子会社に対する第三者割当増資の実施および引き受けも発表。 <2501> サッポロHD 3100 -100 反落。野村証券では投資判断「ニュートラル」継続で、目標株価を3350円から3100円に引き下げている。17.12期下期から苦戦している海外事業が大幅に回復する前提の18.12期会社計画は達成困難と指摘している。売上減、原料高止まりで北米飲料子会社の業績不振は続くと見ており、18.12期事業利益は179億円、会社計画の212億円を下回ると予想しているようだ。
関連銘柄 10件
1963 東証プライム
1,325
10/4 15:00
+29(2.24%)
時価総額 343,718百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
2427 東証プライム
1,749
6/5 15:00
-1(-0.06%)
時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
7,827
10/4 15:00
+118(1.53%)
時価総額 616,721百万円
ビールで国内4位の酒類メーカー。傘下に飲料・食品のポッカ。保有地活用の不動産ビジネスでも収益を稼ぐ。24.12期は「黒ラベル」を牽引役にビールの伸長を想定。不動産も安定推移の見込み。増収増益・増配を計画。 記:2024/04/10
754
10/4 15:00
-4(-0.53%)
時価総額 16,860百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
3852 東証スタンダード
1,902
2/7 14:59
±0(0%)
時価総額 15,258百万円
富士ソフト傘下のソフト開発会社。通信分野に強み。受託開発主体にSI、自社パッケージも展開。通信ソフトウェア開発は好調。23.12期3Q累計は増収増益。富士ソフトによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/09
6727 東証プライム
682
10/4 15:00
-4(-0.58%)
時価総額 112,220百万円
描画用ペンタブレットで世界首位。韓国サムスン社など向け電子ペンOEMも。24.3期3Q累計は自社ブランド品の需要が戻らず。だがOEMが回復。経費削減や円安なども寄与して増収増益に。営業外に為替差益を計上。 記:2024/04/11
1,299
10/4 15:00
+15(1.17%)
時価総額 3,187,820百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6770 東証プライム
1,580.5
10/4 15:00
+12.5(0.8%)
時価総額 346,574百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6972 東証2部
394
12/25 15:00
-28(-6.64%)
時価総額 5,681百万円
アルミニウム電解コンデンサ、レーザービルドアップ配線板を手掛ける。太陽光発電事業等も展開。18.12期3Qはコンデンサ事業が売上増。車載向け順調。太陽誘電が完全子会社化。18年12月26日付けで上場廃止。 記:2019/01/21
1,925
3/26 15:00
-1(-0.05%)
時価総額 27,674百万円
半導体・電子部品等を取り扱うエレクトロニクス総合商社。環境エネルギー、メガソーラー事業等も。UKCHDと経営統合、同社株は19年3月27日付けで上場廃止予定。調達事業は好調。19.3期3Qは2桁営業増益。 記:2019/02/28