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【注目銘柄ダイジェスト】良品計画が大幅反落、アスクルは急伸

2017/7/6 17:59 FISCO
*17:59JST 【注目銘柄ダイジェスト】良品計画が大幅反落、アスクルは急伸 <8267> イオン 1737 +41.5 反発。前日に18年2月期第1四半期の決算を発表している。営業利益は366億円で前年同期比11%増益、市場予想は350億円程度であったとみられ、想定以上に堅調な決算との評価になったようだ。前年対比ではGMS事業の赤字幅縮小が大きく寄与する形になっている。販売管理費の削減も想定以上であった。今後の業績底割れリスクは低下との見方につながる。 <7453> 良品計画 27160 -1580 大幅反落。前日に発表した第1四半期決算がネガティブ視される。営業利益は119億円で前年同期比4%増益、先の観測報道に沿った数値となっている。ただ、東アジア事業の利益率が想定以上に悪化しており、警戒感にもつながったもようだ。同事業は2ケタ増収となったものの、利益率の低下で営業利益は3割近い減益となっている。また、国内既存店売上の好調で評価が高まりつつあった反動もあるもよう。 <6740> JDI 210 -11 大幅反落。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も280円から170円に引き下げている。スマホ向け中小型LTPS液晶パネルは大きな調整局面を迎えており、業績は会社計画を下回るリスクが拡大しているとの見方。また、8月に新たな構造改革を発表するとみられるが、取りうる出口戦略は一段と狭まったともみている。18.3期から20.3期にかけて、営業赤字の継続を予想しているようだ。 <7731> ニコン 1849 +84 大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、コンビクション・リストに新規採用としている。目標株価も1630円から2300円としている。今後中国で拡大するテレビ向け大型液晶投資やスマホ向け有機EL投資の最大の恩恵享受者として、来期は42%の営業増益を予想しているもよう。現在は来期大幅増益を織り込むべき局面と判断している。 <3222> U.S.M.H 1075 -88 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は27.2億円で前年同期比25.2%減益、通期計画の148億円、前期比3.4%増益に対して、低調なスタートになっている。野菜の相場低迷や競争環境の変化による売り上げの伸び悩み、人件費など経費の増加などが背景となっている。主要連結子会社は総じて減益になっている。 <1888> 若築建 177 +13 急伸。九州に本社を置く海上土木主体の建設会社である。九州北部を中心に記録的な大雨となり、各地で河川の氾濫などが発生しているため、今後の復興需要に対する思惑が高まったようだ。本日は建設セクターが業種別上昇率のトップにもなっている。富士ピー・エス<1848>なども九州が本社で上げが目立つ展開に。 <2678> アスクル 3775 +235 後場に急伸。同社とセブン&アイ・ホールディングス<3382>がネット通販事業の強化で提携する方針を固めたと報じられたことが材料視された。セブン&アイ・ホールディングスは、ネットと実店舗を融合させるオムニチャネル戦略の見直しや宅配事業強化する方針であることから、提携によるシナジー発揮などへの期待感が先行する展開となったようだ。本日15時から両者の社長が共同記者会見を実施するもよう。 <6474> 不二越 622 -30 大幅反落。前日に17年11月期上期の決算を発表。営業利益は前年同期比20%増の77億円となり、会社計画の70億円を上回った。月初の観測報道の数値とほぼ同水準であり、サプライズはないとみられる。ロボット、油圧機器の好調が会社計画を上振れた主因となっている。ただ、通期会社計画160億円は据え置かれており、短期的な出尽くし感が先行する状況となったようだ。 <2651> ローソン 7450 -260 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表している。第1四半期営業利益は前年同期比6.9%減の163億円となり、市場予想や先の観測報道とほぼ同水準での着地となっている。数値的にはサプライズがない状況だ。ただ、先行投資のコストは第1四半期に多く発生しておらず、実質的には期待値未達との見方になっている。先行投資費用次第では、下振れリスが残るとの懸念も。 <6050> EG 2290 +150 大幅続伸。一部週刊誌の『ビジネスのための使えるAI』特集において取り上げらたとリリース、評価材料につながったとみられる。AI銘柄として同社がTOP3にランクインしていると紹介されている。四半期ベースでは安定した利益の高成長が継続するなど、ファンダメンタルズ面での安心感は強く、プラス材料には敏感に反応しやすい状況でもある。 <4361> 川口化 228 +14 急伸。前日に第2四半期の決算発表を行っている。営業利益は第1四半期決算時に上方修正した数値1.1億円を上回る1.8億円となり、前年同期比では2.3億円の収益改善となった。通期予想は1.7億円から2.4億円に上方修正へ。自動車関連業界の増産基調継続で、ゴム薬品、樹脂薬品、中間体及びその他薬品などすべての部門で売り上げが上振れ。なお、3日にも急伸しているが、好決算先取りの動きであったとみられる。
関連銘柄 13件
1848 東証スタンダード
403
11/27 15:30
-1(-0.25%)
時価総額 7,497百万円
土木工事中心の建設会社。道路や鉄道の橋梁に加え、マンションやオフィスビルの建築などを展開。太平洋セメントの持分法適用関連会社。関西地区でのNEXCOを中心とする大型工事等の進捗が順調。配当性向40%目安。 記:2024/09/06
1888 東証プライム
3,665
11/27 15:30
-10(-0.27%)
時価総額 47,517百万円
1890年創業の中堅マリコン。浚渫・埋立等の海上土木、道路・鉄道等の陸上土木を手掛ける。東京国際空港D滑走路建設外工事等で施工実績。海外はODA案件に注力。27.3期売上高(単体)1100億円以上目標。 記:2024/10/10
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(0%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
2678 東証プライム
1,842
11/27 15:30
-7(-0.38%)
時価総額 179,630百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
860
11/27 15:30
+41(5.01%)
時価総額 113,246百万円
マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の共同持株会社。首都圏中心に店舗展開。イオングループ。グループ店舗数は530店舗超。加工食品中心に価格訴求強化。マルエツ草加デリカセンターの本格稼働で品揃え拡充図る。 記:2024/10/24
2,576
11/27 15:30
+23(0.9%)
時価総額 6,709,336百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4361 東証スタンダード
1,540
11/27 15:30
-72(-4.47%)
時価総額 1,879百万円
有機ゴム薬品メーカー。1937年創業。有機ゴム薬品を中心に、樹脂薬品や染料顔料中間体、医薬品中間原料等を手掛ける。含硫黄化合物の製造技術に定評。ゴム薬品は海外向け特殊薬品を拡販。新製品開発を推進。 記:2024/10/29
6050 東証プライム
1,789
11/27 15:30
-21(-1.16%)
時価総額 21,350百万円
投稿監視、風評調査等のソーシャルサポートサービスが主力。ソーシャルゲームのデバッグ業務、ネット広告審査業務なども手掛ける。チェンジHD傘下。配当性向は30%基準。ライブ配信障害検知システムを開発。 記:2024/10/22
6474 東証プライム
3,145
11/27 15:30
-35(-1.1%)
時価総額 78,370百万円
1928年設立の総合機械メーカー。ベアリング、油圧機器等の部品事業が主力。工具やロボット等の製造・販売を行う機械工具事業、特殊鋼事業も手掛ける。海外売上高比率の向上、生産ラインの自動化などに取り組む。 記:2024/10/29
6740 東証プライム
19
11/27 15:30
±0(0%)
時価総額 73,727百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
7453 東証プライム
3,038
11/27 15:30
+25(0.83%)
時価総額 853,010百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
7731 東証プライム
1,787.5
11/27 15:30
-65(-3.51%)
時価総額 628,265百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
8267 東証プライム
3,533
11/27 15:30
-24(-0.67%)
時価総額 3,080,511百万円
流通大手。総合スーパーを軸に、食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを手掛ける。アセアンなどアジアでも事業展開。GMS事業では食品PB中心に低価格戦略実施。SM事業では地域オリジナル商品を拡充。 記:2024/10/24