マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/9 19:16:36
9,256,858
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】東エレクが急伸、enishはストップ高

2017/6/1 18:27 FISCO
*18:27JST 【注目銘柄ダイジェスト】東エレクが急伸、enishはストップ高 <7751> キヤノン 3903 +123 堅調。前日に自社株買いの実施を発表しており、評価材料に繋がった。発行済み株式数の1.3%に当たる1400万株、500億円を上限としている。取得期間は6月1日から7月14日まで。2014年10月以来の実施となる。先週の一部報道では、財務体質の圧縮を図るため、有利子負債圧縮を行うなどとも伝わっていたため、このタイミングでの自社株買い実施は想定されていなかったとみられる。 <3632> グリー 968 +51 大幅反発で高値更新。クレディ・スイス証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価も480円から970円にまで引き上げた。「アナザーエデン」のヒットにより、再び業績は成長局面に向かう可能性が高まったと考えているもよう。18年6月期営業利益は208億円、前期比2.2倍と急拡大を予想。貸借倍率0.1倍など需給はひっ迫状態で、買い戻しなども急がれる展開に。 <2475> WDB 2093 +95 年初来高値更新。人材サービス各社は人手不足感が強いエンジニア派遣で、アジアなどの人材の大量採用に踏み切ると一部メディアが報じている。経済産業省の調査によれば30年には、IT分野の人材不足規模は約59万人に達するもよう。傘下のWDB工学を中心に、IT系分野への技術者派遣も手がけている同社など収益拡大が期待される人材関連銘柄の一角に物色が向かった。 <4666> パーク24 2918 -172 急落で下落率トップ。前日に発表した上半期決算内容が嫌気された。営業利益は85.6憶円で前年同期比10%減益、2-4月期は同7%減益となった。先週の観測報道における数値に近い水準での着地となったが、会社側の増益計画を下振れる着地となっている。減価償却費の増加や新規事業費用負担が背景、とりわけ、期待のカーシェア事業の収益伸び悩みがマイナス視される形のようだ。なお、通期予想は据え置き。 <3667> enish 1460 +300 急伸でストップ高まで買われる。東証が信用取引の規制を解除したほか、日証金も増担保措置を解除、ゲーム関連株の活況が続く中で、取引規制緩和による短期資金の流入期待が高まる状況となった。同社はスマホゲーム「12オーディンズ」の中国配信発表から、市場の関心が高まる形となっているが、4月21日より信用規制がとられていた。 <6502> 東芝 247.8 -4.2 続落。東芝メモリの売却手続きを巡る不透明感が引き続き懸念される展開になった。米WDが法的手段に出たことに対して、共同運営する半導体合弁会社の持ち分を本体に戻す対抗措置を行うと報じられている。この場合、東芝メモリの主要資産が移管されることによって、東芝メモリの価値が想定以上に低下してしまう可能性が指摘されている。 <3938> LINE 3990 +180 大幅反発。野村證券が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」、目標株価も3470円から4700円に引き上げた。ニュースタブ新設によるインプレッション数の増加、動画広告比率の高まりによるCPMの上昇、LINE LIVEなど動画サービスの収益化、こうした中期成長ポテンシャルを評価。動画サービスの拡大は広告ビジネスの創出につながり、広告売上高は構造的増収局面に差し掛かりつつあると指摘しているようだ。 <5218> オハラ 1177 +70 出来高伴い大幅続伸。車載カメラレンズ用光学ガラスを開発したと発表、買い手掛かり材料となった。世界で初めて、車載カメラでの使用を前提に専用設計した光学ガラスとなっている。耐環境性や耐衝撃性に優れた製品となっており、今後の自動運転車普及に伴う採用増加が期待される形になったようだ。 <8035> 東エレク 16375 +685 大幅続伸で高値更新。前日に経営方針説明会を開催、半導体製造装置市場の活況を受けて20.3期の経営目標を大幅に上方修正。メインシナリオとして、前工程装置の市場規模が450億ドルの場合、売上高1兆2000億円、営業利益率26%(3120憶円)、ROEは20-25%を目標とするようだ。中長期投資に対する安心感へとつながった。なお、成長ドライバは3D-NAND向けエッチング装置とみられている。 <4662> フォーカス 725 +100 ストップ高。日本マイクロソフトが年内に大規模クラウドサービスを日本で開始すると報じられている。警察機関向けには同社と高速データ処理サービス「サイフォクラウド」を提供、押収したパソコンの分析に使用すると、消去ファイルの復元処理などが短縮化できるもよう。業績インパクトが思惑視されるほか、日本マイクロソフトとの協業関係強化による今後の展開力などにも期待が向かう。 <6871> マイクロニクス 1155 +95 大幅反発で1月10日の高値を更新。貸借倍率0.4倍台と取り組み妙味が強い中、売り方の買い戻しの動きがけん引する格好になっている。明確な買い材料は観測されていないが、前日発表された4月の鉱工業生産において、「半導体・IC測定器」が前年同月比2.9倍に拡大しており、半導体・液晶の検査装置を手掛ける同社に関心が向かっているとの見方もあるようだ。なお、前日はアドバンテストの強い動きが目立っていた。 <2593> 伊藤園 4665 +85 買い優勢。17年4月期営業利益は前期比25%増の215億円前後になったようだと報じられている。従来予想(205億円)を上振れたようだ。会計処理方法の変更が30億円程度利益を押し上げた他、CMなどを定番商品に絞り込むなどコスト削減も寄与したもよう。コンセンサスでは17年4月期営業利益は230億円強であり、想定内の観測が買い安心感に繋がった他、今期も増収増益の継続が見込まれていたことも支援材料に。
関連銘柄 12件
2475 東証プライム
1,751
10/9 15:00
-4(-0.23%)
時価総額 35,125百万円
人材派遣会社。理学系研究職派遣を中心に、登録型派遣や常用型派遣、人材サービスを提供。CRO事業も手掛ける。CRO事業はWDBココなどの業績が堅調。特別損失は減少。24.3期3Q累計は増収、最終増益。 記:2024/04/17
2593 東証プライム
3,333
10/9 15:00
+21(0.63%)
時価総額 297,344百万円
清涼飲料メーカー。国内緑茶飲料市場でトップシェア。お~いお茶が主力。タリーズコーヒージャパンを傘下に収める。米国など海外展開も。中計では27.4期ROE10%以上目標。お~いお茶のグローバル化等に注力。 記:2024/06/04
3632 東証プライム
482
10/9 15:00
+6(1.26%)
時価総額 86,640百万円
スマホゲームの運営等を行うゲーム・アニメ事業が主力。スマホ向けメタバース「REALITY」等のメタバース事業、DX事業、投資事業も展開。配当性向30%程度以上目処。ゲーム・アニメ事業では開発体制を強化。 記:2024/08/27
3667 東証スタンダード
178
10/9 15:00
-3(-1.66%)
時価総額 4,635百万円
ゲームアプリの企画・開発・運営等を行う。運営タイトルは「進撃の巨人 Brave Order」、「ぼくのレストラン2」など。ブロックチェーンゲームに参入。効果的な運用等で、既存タイトルの売上は安定水準維持。 記:2024/07/01
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4662 東証プライム
1,112
10/9 15:00
-9(-0.8%)
時価総額 18,118百万円
独立系システムインテグレーター。社会インフラ基盤に係るシステムの設計・製造、基幹業務システム・Webシステムの開発等を行う。ICT活用の子ども見守りサービス等も。公共関連は社会保険・自動車関連等が順調。 記:2024/06/25
4666 東証プライム
1,856
10/9 15:00
+12(0.65%)
時価総額 317,465百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
5218 東証スタンダード
1,416
10/9 15:00
+11(0.78%)
時価総額 36,037百万円
光学ガラス専業メーカー。交換レンズ向け等の光学ガラス、エレクトロニクス用ガラス等の特殊ガラス等を手掛ける。エレクトロニクス事業では半導体露光装置用途で生産能力の増強を実施。総還元性向30%以上基準。 記:2024/05/12
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6871 東証プライム
3,895
10/9 15:00
+125(3.32%)
時価総額 155,897百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7751 東証プライム
5,060
10/9 15:00
+88(1.77%)
時価総額 6,748,841百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
25,770
10/9 15:00
+310(1.22%)
時価総額 12,153,982百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07