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【注目銘柄ダイジェスト】タカタが大幅反落、ダイトは大幅続伸

2017/1/16 17:56 FISCO
*17:56JST 【注目銘柄ダイジェスト】タカタが大幅反落、ダイトは大幅続伸 <7312> タカタ 949 -112 大幅反落。同社は14日、タカタ製インフレータの性能検証試験に係る報告の不備の問題に関して司法取引に合意したと発表。罰金や補償金などとして、総額10億ドル(約1150億円)を支払う。今回の正式合意を受けて、材料出尽くし感が広がった。また、スポンサー候補はいずれも決め手を欠き、再建は難航との声も聞かれ嫌気されているようだ。 <6814> 古野電 778 -101 大幅反落。同社は13日の大引け後に17年2月期第3四半期の連結決算を発表している。売上高は前年同期比11.3%減の593.63億円、営業利益は同9.0%減の24.69億円で着地した。9-11月期の営業利益が0.80億円と限定的になった他、経常利益及び四半期純利益で赤字転落となったことが嫌気されている。また、通期計画の営業利益17.00億円に対する進捗率が145.2%となったが、上方修正の発表がなく失望売りにも。 <6238> フリュー 4505 +510 急伸。13日の大引け後に株主優待制度の導入と株式分割の実施を発表したことが材料視されている。毎年3月末日現在の株主名簿に記載されている、同社株を100株以上保有する株主を対象として2000円分のオリジナルクオカードを贈呈する優待内容となっている。また、株式分割については17年2月28日を基準日とし、1株につき3株の割合で実施する。なお、分割以降も株主優待の基準については変更はないとしている。 <5401> 新日鉄住金 2558 -110.5 大幅続落。同社は13日、火災が発生した大分製鉄所厚板工場について、操業再開に8ヶ月程度要する(9月再開)見込みと発表している。想定以上に復旧に時間を要することがわかり、業績への懸念から売りが優勢となっている。なお、火災により厚板工場の圧延ラインを制御する電気計装設備の大半が損傷したが、精整ラインについては、1月8日より操業を再開している。類似設備を対象として、現在緊急点検を実施しているようだ。 <4577> ダイト 2454 +222 大幅続伸。同社は13日に17年5月期第2四半期の連結決算を発表している。売上高は前年同期比4.9%の192.19億円、営業利益は同14.9%増の21.26億円での着地となった。主力の原薬セグメントが、消化性潰瘍剤原薬及び血圧降下剤原薬等のジェネリック医薬品向け販売が堅調、製剤、健康食品他についても同様に推移したことで上期計画を上ブレた。なお通期計画は据え置いている。 <6581> 日立工 1398 -110 急落。13日の大引け後に、米投資ファンドのKKR傘下のHKホールディングスが、TOB(株式公開買い付け)で同社を完全子会社化すると発表。TOB価格が1株870円(特別配当580円を含めると1株1450円)となったことが嫌気された。足元では、TOBプレミアムへの思惑が先行して株価が上昇していただけに失望売りに繋がった。なお同社は、上場廃止となる見込み。 <6178> 日本郵政 1408 -72 後場に急落。一部メディアが、財務省は同社株式を今夏以降に追加売却する方針と報じている。最大で1.4兆円規模の株式を売却するもよう。財務省は本日午後に、財政制度等審議会の国有財産分科会を開き、追加売却時の主幹事証券選定基準を決め、同日中に証券会社に募集をかける。実際の売却時期と規模については、株価の推移などを見極めて判断される。なお報道では、最も早い場合で7月の売却となる見込み。 <6501> 日立 652.3 -5.6 冴えない。同社は米不動産サービス最大手のジョーンズラングラサール(JLL)と、IoT事業で提携と報じられている。各種センサーで感知した熱や振動データから、オフィス利用状況や人の動きを調べ、日立のIoTサービス基盤「ルマーダ」内のAIで解析する。解析結果をもとに、JLLコンサルタントが職場改革を助言するようだ。まず、シンガポールで事業の実証試験を実施、17年度前半にも事業を本格展開するもよう。
関連銘柄 8件
4577 東証プライム
2,147
11/22 15:30
-13(-0.6%)
時価総額 32,952百万円
原薬から製剤まで手掛ける医薬品メーカー。ジェネリック医薬品向け中心。医療用医薬品受託製造、健康食品の製造販売等も。富山市に本社。第十製剤棟は24年8月から商用生産開始。製剤は一般用医薬品の販売が順調。 記:2024/10/25
5401 東証プライム
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11/22 15:30
+12(0.39%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6178 東証プライム
1,464.5
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-7(-0.48%)
時価総額 5,518,046百万円
日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下に収める日本郵政グループの持株会社。約2万4千局の郵便局ネットワークを持つ。郵便・物流事業、不動産事業に資源を積極投入。アジア中心にロジスティクス事業を強化。 記:2024/10/04
6238 東証プライム
1,110
11/22 15:30
-26(-2.29%)
時価総額 31,409百万円
プリントシール機やクレーンゲーム景品等の開発・販売を行う。家庭用ゲームソフト事業、ゲームアプリ事業等も手掛ける。オムロングループから独立して誕生。IPの商品化やEC販売の強化、海外事業の拡大などに注力。 記:2024/10/22
6501 東証プライム
3,821
11/22 15:30
+71(1.89%)
時価総額 17,716,330百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6581 東証1部
867
7/21 15:00
±0(0%)
時価総額 87,898百万円
日立グループの電動工具メーカー。電動工具やライフサイエンス機器等を製造販売。海外売上高比率は7割超。17.3期は大幅増益。構造改革効果が発現。独メタボ社も通期寄与。米投資ファンドがTOB実施。上場廃止へ。 記:2017/05/12
6814 東証プライム
2,739
11/22 15:30
-26(-0.94%)
時価総額 87,360百万円
船舶用電子機器の総合メーカー。魚群探知機、船舶用レーダー、統合航海システム等で高シェア。ETC車載器、GPS受信機、気象観測システム等も。欧州は商船向け機器の販売が順調。成長期待事業へのリソース投下推進。 記:2024/10/25
7312 東証1部
18
7/26 15:00
-4(-18.18%)
時価総額 1,497百万円
エアバッグやシートベルトが主力の自動車部品メーカー。17.3期は欠陥エアバッグ問題を巡る減損損失や和解金計上などで最終赤字拡大。財務悪化が進む。再建に向けたスポンサーの選定などが難航。継続前提に重要事象。 記:2017/05/31