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東芝が急反発、Vテク、村上開明はストップ高

2016/6/20 17:42 FISCO
*17:42JST 東芝が急反発、Vテク、村上開明はストップ高 <7936> アシックス 1910 -183 大幅反落。16年12月期業績予想を下方修正している。通期営業利益見通しは290億円から230億円(前期は274億円)へと引き下げた。従来の増益予想から一転、減益となる見込みで市場予想の300億円弱を下回る。為替レートが当初の前提よりも円高に推移しているほか、米国で売上が弱含んでいるという。また、米子会社における得意先の破綻及び信用不安に伴う引当計上の影響も響く。修正後の予想為替レートは1ドル=110円(従来は120円)。 <3086> Jフロント 1200 +66 大幅続伸。大和証券が目標株価を2000円から1800円に引き下げつつ、レーティングを「3(中立)」から「1(買い)」に引き上げている。投資と回収のバランスが好転し、利益成長が高まるのは銀座店がオープンする17年度であり、18-19年度は更に高まると予想しているようだ。また、同社は16年4月の決算説明会において明確な財務戦略を打ち出すことに言及しており、17年4月に公表される見通しの次の中期経営計画に注目しているという。 <7717> Vテク 10080 +1500 ストップ高。サムスン電子が16年に8兆ウォン(約7200億円)程度を投じて生産設備を拡充すると一部メディアで報じられている。米アップルが韓国サムスン電子に有機ELパネルの供給を打診したようだ。この記事では、最大手の大規模増産でスマートフォンパネルの液晶から有機ELへの移行が加速するとの見方を示しており、Vテクや保土谷化<4112>といった有機EL関連銘柄に物色が向かった。 <7211> 三菱自 528 -19 逆行安。同社製車両の燃費試験における不正行為に伴う顧客への支払い費用として、17年3月期決算に約500億円の特別損失を計上する見込みと発表している。軽自動車4車種以外の登録車5車種についての支払い費用として約30億円が含まれる。なお、16年3月期決算で約150億円を引き当て済み。国土交通省に「過去に販売した車種に関する調査」と再発防止策についての報告書を追加提出したことも発表している。 <7292> 村上開明 1616 +300 ストップ高。バックミラー最大手の同社など自動車部品大手がカメラとモニターで視界を確認する電子ミラーの開発を進めていると一部メディアで報じられている。同社は17日、サイドミラーのカメラで撮った映像を車内のモニターで表示するシステムを開発したと発表している。国土交通省が同日、カメラとモニターで視界を確認する「ミラーレス車」の製造を認めると発表したことも伝わっており、関連銘柄で材料視されたようだ。 <6104> 東芝機 345 +22 一時361円まで急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)が目標株価を410円から400円に引き下げつつ、レーティングを「Neutral」から「Overweight」に引き上げている。機械セクターの事業環境は厳しさを増しているが、同社は人民元安メリットやコストダウンによる射出成型機の損益改善、リチウムイオン二次電池用セパレータ向け押出成型機の受注拡大などから、17年3月期会社計画の達成もおおむね可能とみているようだ。 <6502> 東芝 294.8 +13.4 急反発。クレディ・スイス証券(CS)が投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価を従来の265円から360円に引き上げている。トップピックとして推奨を継続するという。5月以降にNAND型フラッシュメモリの市況が好転する影響を反映し、業績予想を上方修正しているもよう。NANDの営業利益率は下期に15%を上回ると予想しており、営業利益率改善が続く局面では同社株価のアップサイドモメンタムは続くとみているようだ。 <6113> アマダHD 1150 +41 続伸。岡三証券が目標株価を1340円から1300円へと若干引き下げつつ、レーティング「強気」を継続している。17年3月期は円高の進行によって減収減益が予想されるが、自動化のためのソリューション提案によって市場を開拓する余地は大きく、中期的な成長ポテンシャルは高いと考えているようだ。
関連銘柄 9件
1,755.5
11/25 15:30
+36.5(2.12%)
時価総額 474,979百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコ等も傘下に収める。百貨店事業が主力。SC事業、デベロッパー事業、決済・金融事業も。27.2期ROE8%以上目標。心斎橋店などはインバウンド売上が好調。 記:2024/10/24
4112 東証プライム
3,900
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時価総額 32,815百万円
1916年創業の化学メーカー。有機EL材料やイメージング材料などの機能性色素が主力。ウレタン塗膜防水材、過酸化水素等の工業薬品、農薬等も手掛ける。25.3期は増収増益計画。機能性色素などの販売増を見込む。 記:2024/08/01
6104 東証プライム
3,760
11/25 15:30
-90(-2.34%)
時価総額 95,418百万円
射出成形機やダイカストマシン、押出成形機等を手掛ける機械メーカー。旧社名は東芝機械。ダイカストマシンは国内外でトップシェア。27.3期売上2000億円目標。システムエンジニアリング販売の増強等に取り組む。 記:2024/06/28
6113 東証プライム
1,484
11/25 15:30
+6(0.41%)
時価総額 506,215百万円
金属加工機械メーカー。板金加工機械で国内トップシェア。溶接機や研削盤、プレスマシン等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。配当性向50%目安。受注残高は高水準。中計では26.3期売上高4000億円目標。 記:2024/06/13
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7211 東証プライム
437.5
11/25 15:30
-1.8(-0.41%)
時価総額 651,998百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7292 東証スタンダード
4,935
11/25 15:30
-85(-1.69%)
時価総額 59,714百万円
自動車用バックミラーで国内トップシェア。1882年創業。静岡県静岡市に本社。トヨタ自動車などが主要取引先。光学薄膜製品等も手掛ける。25.3期はバックミラー販売の増加等を見込む。事業の多角化の加速図る。 記:2024/06/24
7717 東証プライム
2,334
11/25 15:30
+15(0.65%)
時価総額 23,475百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
7936 東証プライム
3,021
11/25 15:30
+159.5(5.57%)
時価総額 2,294,395百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。パフォーマンスランニング部門では高付加価値商品に注力。 記:2024/07/07