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【注目銘柄ダイジェスト】ラオックスが決算期待で大幅高、ソフトバンクG、メガバンクはさえない

2015/8/13 16:58 FISCO
*17:00JST 【注目銘柄ダイジェスト】ラオックスが決算期待で大幅高、ソフトバンクG、メガバンクはさえない <9984> ソフトバンクG 7491 -197 大幅反落。中国アリババが4-6月期の決算を発表、売上高は28%増と約3年ぶりの低い伸びにとどまり、アナリスト予想を下回っている。商品総取扱高も34%増と約3年ぶりの低い伸びとなったようだ。決算を受けて株価は5%超の下落となっている。同社にとっては含み益の減少などが弱材料視される格好に。中国個人消費の先行き懸念も波及する状況か。なお、スプリント株の買い増しに関しては、取得株数が限定的で特に材料視されていないか。 <8202> ラオックス 495 +35 大幅反発。中国の元切り下げを背景としてインバウンド需要の鈍化懸念が強まり、前日は他のインバウンド関連銘柄同様に売り圧力が強まった。本日も軟調なインバウンド関連銘柄が多いが、同社は本日の引け後に上半期の決算発表を控えていることで、決算期待が優勢になってきているようだ。第1四半期営業利益は18.3億円、大幅増益の通期計画に対しても40%超の進捗率となっていた。 <6378> 木村化工機 577 +52 一時ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は5.2億円の黒字に転換、前年同期比では6.4億円の損益改善となっている。上半期予想は1.2億円から6.9億円に、通期では7.7億円から11.7億円に上方修正へ。原発関連としての位置づけも高く、原発再稼働の流れもメリットになると見られ、好決算発表が株価見直しのきっかけにつながる格好へ。 <6728> アルバック 1932 +280 大幅高。前日に前6月期の決算を発表している。営業利益は111億円で前期比7.2%減益ながら、従来予想の95億円は上回る着地となった。また、今6月期は135億円で同21.3%増益の見通しに。前期実績は市場コンセンサスを10億円程度上回り、今期予想は市場想定並みの水準となっている。第4四半期はFPDの受注も計画を上回る状況となっている。他の半導体製造装置同様に、警戒感が先行していたと見られ、想定以上の好実態にポジティブなインパクトが強まる格好のようだ。 <9792> ニチイ学館 986 -153 大幅反落で7月9日以来の株価1000円割れとなっている。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は6.1億円の赤字に転落、前年同期比では18.7億円の収益悪化となった。介護報酬大幅引き下げの影響、介護人材不足に伴うサービス供給量の低下などで介護部門が大幅な減益となったほか、教育部門の赤字も継続。業績下振れ懸念の高まりに加えて、中国事業の不透明感なども警戒材料視される。 <1914> 基礎技術 465 +32 急伸。前場に第1四半期の決算を発表、営業利益は3億円と黒字転換で前年同期比3.8億円の収益改善、通期計画に対しては79%の進捗率となっている。都市再開発や復興工事に伴う重機工事、並びに、都市土木注入工事などが堅調に推移したもよう。今期の大幅減益見通しで5月に一時急落した経緯があるが、一転して収益成長の継続などが期待される格好にも。 <4704> トレンド 4830 +240 買い優勢。前日に上半期の決算を発表、営業利益は155億円で前年同期比3.5%減益となった。第2四半期(4-6月期)では78億円で前年同期比10%増益、市場予想を上回る着地となっている。また、クラウド関連売上高も大幅に拡大、説明会では、同分野は下期にかけても成長が続く見通しを示しているようだ。三菱UFJでは投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を4860円から5000円に引き上げている。 メガバンク 揃ってマイナスサイド。業種別では、銀行のほか、証券・その他金融など金融関連株の下げが目立っており、外部環境の不透明感によるリスクオフの流れが意識される動きと見られる。また、3メガ銀は規制強化に対応して再び資本増強などと伝わっているが、これに伴って資本蓄積の必要性の高まりも意識され、株主還元期待の後退を思惑視する声などもあるようだ。 <6366> 千代建 1023 +52 買い優勢。ジェフリーズでは投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に2段階格上げしている。年末に向けてスプレッドが正常化すると予想、17年3月期には堅調な利益成長が見込めるとしている。また、2年以上の受注残があるため、原油価格下落のインパクトも目先は懸念していないと。なお、時価総額の47%をネットキャッシュで占めており、買収による株主価値の改善、買収機会がない場合は自社株買いなども想定しているようだ。 <2286> 林兼産業 143 +7 出来高伴い反発。前日の引け後に第1四半期の決算を発表、営業損益は2.1億円の黒字に転換、前年同期比では4.2億円の収益改善となっている。上半期計画は1.3億円であり、大きく超過する状況にも。食肉加工品の販売数量増加、昨年実施した価格改定効果などで、畜産食品事業の収益が大きく改善した。飼料事業も大幅増益となったようだ。
関連銘柄 9件
1914 東証スタンダード
710
9/27 15:00
+4(0.57%)
時価総額 21,901百万円
開発現場の基礎工事専門の建設会社。新国立競技場などで施工実績。官公庁やゼネコン各社などが主要取引先。防災・減災対策、環境・汚染対策等も。25.3期は増収増益計画。大型工事継続で米国現地法人の増収見込む。 記:2024/07/05
2286 東証スタンダード
483
9/27 15:00
±0(0%)
時価総額 4,304百万円
魚肉練り製品や食肉加工品、養魚用飼料等の製造・販売を行う。山口県下関市に本社。養魚用飼料で国内シェアトップクラス。「霧島黒豚」ブランドを展開。収益構造の見直し、生産体制や設備の最適化などに取り組む。 記:2024/07/05
4704 東証プライム
8,895
9/27 15:00
+5(0.06%)
時価総額 1,252,389百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
6366 東証スタンダード
307
9/27 15:00
+10(3.37%)
時価総額 79,920百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
6378 東証スタンダード
760
9/27 15:00
+10(1.33%)
時価総額 15,656百万円
1924年創業の総合プラントエンジニアリング会社。兵庫県尼崎市に本社。化学プラントや原子力装置の設計・製作、メンテナンス等を行う。阪本薬品工業などが主要取引先。化工機事業はメンテナンス工事などが順調。 記:2024/08/27
6728 東証プライム
7,960
9/27 15:00
+119(1.52%)
時価総額 392,874百万円
世界的な真空装置メーカー。半導体やFPD、電子部品向けに製造装置を提供する。コンポーネント事業は受注、売上が増加。真空ポンプや計測機器等が貢献。半導体及び電子部品製造装置は売上増。24.6期2Qは増収。 記:2024/04/14
8202 東証スタンダード
200
9/27 15:00
+1(0.5%)
時価総額 18,667百万円
ギフトソリューション事業、免税店などのリテール事業が柱。ギフト販売のシャディ、バーニーズジャパンなどを傘下に持つ。カジュアルギフトマーケットに積極参入。リテール事業はハイエンド商品の販売力を強化。 記:2024/06/17
9792 東証1部
1,665
11/4 15:00
±0(0%)
時価総額 121,575百万円
介護、医療事務受託大手。家事支援サービス、保育サービス等も手掛ける。事業間連携によるシナジー効果が強み。MBO成立により上場廃止へ。21.3期1Qは医療関連部門が増収。契約適正化交渉でユーザー単価が上昇。 記:2020/09/26
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17