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【注目銘柄ダイジェスト】ホンダが8.8%の大幅高、TAC 、スタートトゥは高値更新

2015/8/3 18:28 FISCO
*18:28JST 【注目銘柄ダイジェスト】ホンダが8.8%の大幅高、TAC 、スタートトゥは高値更新   <7267> ホンダ 4328.5 +349 大幅高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は2393億円で前年同期比16.4%増益、1900億円レベルの市場予想を大きく上回る着地となった。北米販売の好調に加えて、コストダウン効果なども示現する格好に。野村では投資判断を「リデュース」から「ニュートラル」に格上げ、北米やインドネシア、インドで四輪車の新型車効果により採算改善が一定程度期待でき、日本の悪化などを吸収できるといった見方にも。 <8306> 三菱UFJ 884 -16 買い先行後は伸び悩み売り優勢に。先週末に第1四半期決算を発表、純利益は2778億円で前年同期比16%増益、市場予想をやや上回る着地となっているが、インパクトは限定的のようだ。一方、政策保有株に関しては、先の観測報道通り、保有を継続する経済合理性に関する目標値を下回っているのは20%とされている。メガバンクの中では唯一、具体的な計数が示された格好だが、目先的には、相対的に保有株の削減は限定的ではといった見方にも。 <6981> 村田製 19025 +625 続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は640億円で前年同期比73.3%増、会社計画は90億円程度上回ったとみられているほか、市場コンセンサスもやや上回る着地に。ただ、先の観測報道通りの水準であり、インパクトは限定的とみられる。一方、会社側では説明会において、中国スマホメーカーの動向に対して相対的に強気の見方を示しており、過度な先行き懸念の後退にはつながっているようだ。 <4319> TAC 268 +54 急伸で年初来高値更新。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は8.1億円で前年同期比40.5%増益、上半期予想6.6億円、通期予想6.3億円を大きく上回る水準となった。第1四半期は収益水準が膨らむ傾向にあるものの、前年同期との比較でも大幅増益となっており、業績上振れ期待は高まる状況に。また、TMMCとの資本業務提携も発表、医療事務人材サービスの拡大期待にもつながっているようだ。 <3092> スタートトゥ 4355 +380 大幅続伸で高値更新。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は37.3億円で前年同期比29.5%増益となっている。ほぼ市場予想どおりの水準で着地する格好に。野村では、今後ファッション業界では店舗とネットの融合を目指した「オムニチャネル戦略」の本格稼働が見込まれ、同社のプレゼンス向上が加速度的に進む可能性があるとして、目標株価を4000円から4750円に引き上げ。ゴールドマン・サックス(GS)でも、トップライン成長の加速が確認できたとして中期成長にポジティブとの見方。目標株価を3700円から4050円に引き上げている。 <7296> FCC 2135 +185 大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は15億円で前年同期比35.2%減益、市場予想は20億円強の水準であった。また、通期予想は従来の108億円から94億円に下方修正している。ただ、IFRS適用による減損損失約14億円の計上が業績下振れの主因、この影響を除くと、市場予想も上回る業績回復と捉えられる格好に。 <4208> 宇部興産 236 +19 強い動きが目立つ。先週末の引け後に第1四半期の決算を発表している。営業利益は95.8億円で前年同期の2.3億円からは大きく改善、市場コンセンサス75億円レベルも大きく上回った。上半期計画に対する進捗率は68%、通常は第1四半期の収益水準は低い傾向であるため、業績上振れへの期待感が高まる格好に。原油安などを背景とした化学セクターの好調が主因と捉えられる。 <3401> 帝人 420 -33 大幅続落。先週末に好決算を発表しているが、野村では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に投資判断を格下げしており、利食い売りのきっかけにもつながっているようだ。今期予想は上方修正しているものの、新興国経済の減速でアラミド繊維の伸びが今後鈍化すると予想、17.3期以降の業績予想を下方修正しているもよう。来期の営業利益は今期予想比で横ばいを想定。 <6988> 日東電工 8984 -406 大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は266億円で前年同期比37.6%増益、市場コンセンサスは下回ったが、先の観測報道数値230億円前後は大きく上回っている。ただ、説明会では中国スマホ向けの先行きに対する警戒感も示しているもようであり、あらためて先行き懸念へとつながっているようだ。ジェフリーズでは投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げ、目標株価も11200円から8600円に引き下げている。 <5302> 日本カーボン 375 +16 買い優勢。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は11.7億円で前年同期比7.5倍、従来予想の9億円を上回る着地地になっている。四半期ベース比較でも、4-6月期は7.3億円で1-3月期の4.4億円から大幅増益の格好に。黒鉛電極の事業環境に対する懸念はあったなか、炭化ケイ素連続繊維など期待製品の伸長がより想定される状況にもなっている。
関連銘柄 10件
3092 東証プライム
4,855
11/27 15:30
+11(0.23%)
時価総額 1,458,801百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3401 東証プライム
1,323.5
11/27 15:30
-33.5(-2.47%)
時価総額 261,992百万円
1918年創立の化学メーカー。マテリアル事業、繊維・製品事業が柱。パラ系アラミド繊維で世界トップシェア。在宅酸素療法用酸素濃縮装置などに強み。アラミド、炭素繊維などは新規用途開発の推進などに取り組む。 記:2024/10/05
4208 東証プライム
2,416
11/27 15:30
-46(-1.87%)
時価総額 256,579百万円
コンポジット、ナイロンポリマーなどの製造・販売を行う樹脂・化成品部門が主力。ポリイミド等の機能品、産業機械等も。1897年創業。旧社名は宇部興産。ポリイミドフィルムで世界トップシェア。事業構造改革推進。 記:2024/10/09
4319 東証スタンダード
193
11/27 15:30
+3(1.58%)
時価総額 3,571百万円
社会人・大学生等を対象とした資格の学校「TAC」を運営。実務研修などの法人研修事業、出版事業、会計系人材事業等も手掛ける。情報処理講座などは順調。既存事業の強化や個人教育事業の早期回復等に取り組む。 記:2024/07/08
5302 東証プライム
4,395
11/27 15:30
-45(-1.01%)
時価総額 52,006百万円
1915年創業の炭素製品メーカー。1927年に日本で初めて人造黒鉛電極を製造。炭素繊維製品や特殊炭素製品、リチウムイオン電池用負極材等を手掛ける。電極材関連製品は製造コスト削減、適正売価による販売に注力。 記:2024/08/06
6981 東証プライム
2,508.5
11/27 15:30
-17(-0.67%)
時価総額 4,993,453百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6988 東証プライム
2,395
11/27 15:30
-13.5(-0.56%)
時価総額 1,692,693百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,292.5
11/27 15:30
-40.5(-3.04%)
時価総額 6,824,400百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7296 東証プライム
2,960
11/27 15:30
-35(-1.17%)
時価総額 154,089百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。二輪車用クラッチで世界トップシェア。摩擦材の開発から組み立てまでの一貫生産体制が強み。海外売上高比率が高い。二輪事業ではインド、アセアンにおけるシェアアップなどに取り組む。 記:2024/06/04
1,768
11/27 15:30
-26.5(-1.48%)
時価総額 23,482,567百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29