マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 1:33:59
14,558,389
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】決算受けファナック、東京エレクは急落、クラリオン、東邦チタなど大幅高

2015/7/29 17:04 FISCO
*17:06JST 【注目銘柄ダイジェスト】決算受けファナック、東京エレクは急落、クラリオン、東邦チタなど大幅高 <6954> ファナック 20700 -2470 急落。前日に発表した第1四半期決算がネガティブサプライズに。営業利益は740億円で前年同期比11.4%増益、市場コンセンサス800億円レベルを下回る格好になっている。また、通期予想は2646億円から2182億円、前期比26.7%減益の水準にまで下方修正、市場予想は2850億円程度であったなか、期初予想も下回る水準にまでの下方修正にネガティブインパクト。中国スマホ向けのロボドリルやCNC装置の減少が響いている。今後の自社株買い実施期待などを高める声はあるものの、想定以上の業績下振れを嫌気する動きが先行へ。 <8035> 東京エレク 6590 -851 急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は303億円で前年同期比77.4%増益となり、上半期予想は470億円から535億円に上方修正した。一方、通期予想は1120億円から950億円に下方修正、市場予想は会社計画並みであった。つれて、年間配当金予想も222円の従来予想から188円に引き下げている。足元での半導体設備投資後退が通期下方修正の背景に。第1四半期での通期下方修正には意外感との見方が優勢に。 <6981> 村田製 18645 -420 買い先行後は伸び悩む。4-6月期営業利益は640億円程度になり、前年同期比7割強増えたもようとの観測報道が伝わっている。スマホや自動車向け電子部品の好調や円安が好業績の背景に。市場コンセンサスの610億円レベルも上回る形となっている。ただ、主力のスマホ向けは、中国での製品需要減速を背景に今後の失速懸念が残る状況にある。先行き懸念は払拭しきれない中、短期的な出尽くし感にもつながってきているようだ。 <6796> クラリオン 358 +23 大幅高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は16.1億円で前年同期比23%増益になっている。市場予想は12-13億円程度であったと見られ、想定比上振れの格好に。北米主要ユーザー向けの売上が順調であったようだ。通期計画の110億円に対する進捗率は低いものの、みずほ証券では、第2四半期以降は北米でOEM新商権が本格的に立ち上がることなど個別要因もあり会社計画達成に向けた順調な決算と評価している。なお、車載カメラ関連製品の売上も順調推移のようだ。 <3088> マツキヨHD 6190 +430 大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価を3650円から7000円に引き上げている。拡大するインバウンド需要の取り込みに加え、地方のグループ子会社の業績回復を想定、業績予想を大幅に増額しているもよう。今期営業利益は197億円から228億円に、来期は204億円から247億円に上方修正。訪日客特化型店舗は他社にない強みであるとも指摘。 <8005> スクロール 379 +80 ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は9.8億円で前年同期比10.6億円の収益改善となり、通期予想の9.8億円を上回る状況となっている。通販H&B事業が大幅な収益改善を見せる。広告宣伝費の減少なども大きく寄与する格好に。業績予想は据え置いているものの、大幅な上振れが想定される状況にも。 <5727> 東邦チタ 1517 +230 上昇率3位。前日に発表した第1四半期決算を好感。営業損益は8.4億円の黒字となり、前年同期比27.5億円の収益改善となっている。また、上半期予想は9億円から13億円に上方修正へ。売上の一部前倒し計上が業績上振れの背景に。野村では、受け渡しの前倒しが要請されるのは、製品需給が顧客の当初想定以上に改善しているケースであるとポジティブに判断しており、目標株価を1700円から1850円に引き上げている。 <4205> 日ゼオン 1084 +62 後場は上げ幅広げる展開に。後場寄りに第1四半期の決算を発表している。営業利益は78.5億円で前年同期比26.5%増益になり、70億円レベルであった市場予想を上振れる着地になっている。合成ゴム、合成ラテックス、化成品関連など、エラストマー素材事業がけん引役に。足元で株価は調整基調であったため、格好の押し目買い材料とも捉えられる。 <5471> 大同特殊鋼 454 -29 急落。前日発表の第1四半期決算を嫌気する。営業利益は39.7億円で前年同期比5%減益、市場予想の50億円レベルを下回る格好になっている。上半期は110億円で同27%増益予想であり、低調なスタートに。国内自動車生産の調整長期化、エネルギー関連の受注伸び悩みなどがマイナスに寄与する状況とみられる。 <6756> 日立国際 1640 -28 後場は買い気配から急速に切り返す展開へ。前引け後に第1四半期決算を発表、営業利益は38.8億円で前年同期比56.3%増益、上半期計画は58億円から78億円に上方修正している。半導体製造装置の受注好調が業績上振れの背景、第1四半期受注高は前年同期比47%増となり、上半期計画は810億円から885億円に上方修正している。前場は大手半導体製造装置各社の決算が嫌気されて警戒感が先行していた。ただ、下半期以降の状況には不透明感も残り、買い一巡後は再度伸び悩み。
関連銘柄 10件
2,106
11/27 15:30
+5(0.24%)
時価総額 875,414百万円
大手ドラッグストア。マツモトキヨシHD、ココカラファインの経営統合で21年10月に誕生。ヘルス&ビューティ分野に強み。国内店舗数は3400店舗超。アジアを中心とするグローバル事業の拡大などに注力。 記:2024/08/27
4205 東証プライム
1,412.5
11/27 15:30
-35.5(-2.45%)
時価総額 324,189百万円
合成ゴム、高機能樹脂の製造・開発等を行う化学メーカー。レーザービームプリンター用レンズ材料、グリーン系香料等で世界トップクラスのシェア。27.3期売上高5100億円目標。電池材料などに新規投資を集中へ。 記:2024/06/07
5471 東証プライム
1,148.5
11/27 15:30
-13(-1.12%)
時価総額 249,505百万円
特殊鋼専業メーカー。1916年創業。構造用鋼等の特殊鋼鋼材、ステンレス鋼等の機能材料・磁性材料が柱。自動車業界が得意先。27.3期営業利益600億円以上目標。機能材料・磁性材料、自由鍛造品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
5727 東証プライム
982
11/27 15:30
-14(-1.41%)
時価総額 69,988百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。ENEOSホールディングスの連結子会社。金属チタンは航空機向け等堅調。中国向け製品は低調。 記:2024/10/28
6756 東証1部
3,110
3/8 15:00
±0(0%)
時価総額 327,237百万円
映像・通信システムと半導体製造装置が2本柱。米投資ファンドが全株取得を目指して実施したTOBが成立。親会社の日立製作所は既に賛同済み。今年2月15日の臨時株主総会を開催し、3月9日付で上場廃止になる予定。 記:2018/02/07
6796 東証1部
2,495
3/22 15:00
+1(0.04%)
時価総額 141,090百万円
車載機器メーカー。カーナビ、カーオーディオ、車載用カメラ等を手掛ける。日立グループ。業務用車載システムはバス機器分野でトップシェア。仏フォルシアの子会社がTOB開始。日本低調。19.3期3Qは業績苦戦。 記:2019/01/30
6954 東証プライム
3,973
11/27 15:30
-205(-4.91%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,508.5
11/27 15:30
-17(-0.67%)
時価総額 4,993,453百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8005 東証プライム
1,029
11/27 15:30
-14(-1.34%)
時価総額 36,117百万円
生協組合員向け通販事業が主力。EC・通販事業者向け物流代行などのソリューション事業、eコマース事業、化粧品・健康食品ビジネス等も。27.3期経常利益80億円目標。ソリューション事業の領域拡大等に注力。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
22,240
11/27 15:30
-410(-1.81%)
時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07