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【注目銘柄ダイジェスト】決算受けファナック、東京エレクは急落、クラリオン、東邦チタなど大幅高

2015/7/29 17:04 FISCO
*17:06JST 【注目銘柄ダイジェスト】決算受けファナック、東京エレクは急落、クラリオン、東邦チタなど大幅高 <6954> ファナック 20700 -2470 急落。前日に発表した第1四半期決算がネガティブサプライズに。営業利益は740億円で前年同期比11.4%増益、市場コンセンサス800億円レベルを下回る格好になっている。また、通期予想は2646億円から2182億円、前期比26.7%減益の水準にまで下方修正、市場予想は2850億円程度であったなか、期初予想も下回る水準にまでの下方修正にネガティブインパクト。中国スマホ向けのロボドリルやCNC装置の減少が響いている。今後の自社株買い実施期待などを高める声はあるものの、想定以上の業績下振れを嫌気する動きが先行へ。 <8035> 東京エレク 6590 -851 急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は303億円で前年同期比77.4%増益となり、上半期予想は470億円から535億円に上方修正した。一方、通期予想は1120億円から950億円に下方修正、市場予想は会社計画並みであった。つれて、年間配当金予想も222円の従来予想から188円に引き下げている。足元での半導体設備投資後退が通期下方修正の背景に。第1四半期での通期下方修正には意外感との見方が優勢に。 <6981> 村田製 18645 -420 買い先行後は伸び悩む。4-6月期営業利益は640億円程度になり、前年同期比7割強増えたもようとの観測報道が伝わっている。スマホや自動車向け電子部品の好調や円安が好業績の背景に。市場コンセンサスの610億円レベルも上回る形となっている。ただ、主力のスマホ向けは、中国での製品需要減速を背景に今後の失速懸念が残る状況にある。先行き懸念は払拭しきれない中、短期的な出尽くし感にもつながってきているようだ。 <6796> クラリオン 358 +23 大幅高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は16.1億円で前年同期比23%増益になっている。市場予想は12-13億円程度であったと見られ、想定比上振れの格好に。北米主要ユーザー向けの売上が順調であったようだ。通期計画の110億円に対する進捗率は低いものの、みずほ証券では、第2四半期以降は北米でOEM新商権が本格的に立ち上がることなど個別要因もあり会社計画達成に向けた順調な決算と評価している。なお、車載カメラ関連製品の売上も順調推移のようだ。 <3088> マツキヨHD 6190 +430 大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価を3650円から7000円に引き上げている。拡大するインバウンド需要の取り込みに加え、地方のグループ子会社の業績回復を想定、業績予想を大幅に増額しているもよう。今期営業利益は197億円から228億円に、来期は204億円から247億円に上方修正。訪日客特化型店舗は他社にない強みであるとも指摘。 <8005> スクロール 379 +80 ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は9.8億円で前年同期比10.6億円の収益改善となり、通期予想の9.8億円を上回る状況となっている。通販H&B事業が大幅な収益改善を見せる。広告宣伝費の減少なども大きく寄与する格好に。業績予想は据え置いているものの、大幅な上振れが想定される状況にも。 <5727> 東邦チタ 1517 +230 上昇率3位。前日に発表した第1四半期決算を好感。営業損益は8.4億円の黒字となり、前年同期比27.5億円の収益改善となっている。また、上半期予想は9億円から13億円に上方修正へ。売上の一部前倒し計上が業績上振れの背景に。野村では、受け渡しの前倒しが要請されるのは、製品需給が顧客の当初想定以上に改善しているケースであるとポジティブに判断しており、目標株価を1700円から1850円に引き上げている。 <4205> 日ゼオン 1084 +62 後場は上げ幅広げる展開に。後場寄りに第1四半期の決算を発表している。営業利益は78.5億円で前年同期比26.5%増益になり、70億円レベルであった市場予想を上振れる着地になっている。合成ゴム、合成ラテックス、化成品関連など、エラストマー素材事業がけん引役に。足元で株価は調整基調であったため、格好の押し目買い材料とも捉えられる。 <5471> 大同特殊鋼 454 -29 急落。前日発表の第1四半期決算を嫌気する。営業利益は39.7億円で前年同期比5%減益、市場予想の50億円レベルを下回る格好になっている。上半期は110億円で同27%増益予想であり、低調なスタートに。国内自動車生産の調整長期化、エネルギー関連の受注伸び悩みなどがマイナスに寄与する状況とみられる。 <6756> 日立国際 1640 -28 後場は買い気配から急速に切り返す展開へ。前引け後に第1四半期決算を発表、営業利益は38.8億円で前年同期比56.3%増益、上半期計画は58億円から78億円に上方修正している。半導体製造装置の受注好調が業績上振れの背景、第1四半期受注高は前年同期比47%増となり、上半期計画は810億円から885億円に上方修正している。前場は大手半導体製造装置各社の決算が嫌気されて警戒感が先行していた。ただ、下半期以降の状況には不透明感も残り、買い一巡後は再度伸び悩み。
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