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【注目銘柄ダイジェスト】日本航空は大幅続伸で高値更新、FPGは急落

2015/5/26 18:20 FISCO
*18:23JST 【注目銘柄ダイジェスト】日本航空は大幅続伸で高値更新、FPGは急落 <9201> 日本航空 4250 +155 大幅続伸で高値更新。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」、目標株価6100円を継続している。インバウンドの売上増や円安効果もあって、会社側のガイダンスは保守的過ぎると指摘、第1四半期決算発表時にガイダンスの上方修正を行うとみている。また、国土交通省の指導監督は2016年に終了、それに伴い政治的逆風は静まり、成長機会につながる可能性が増大すると指摘している。 <7148> FPG 1024 -149 急落。政府では、企業に提供している節税策の報告を2017年度にも税理士に対して義務付ける検討に入ったと伝わっている。大きな税収減につながる節税を対象にし、過度な節税へのけん制効果を見込むとされている。同社は課税繰延メリットのオペリース投資商品を手掛けているため、実質的に影響があるかどうかは不明ながら、株価下落に連れて、警戒感も高まる状況となっているようだ。 <5020> JX 553.6 +15 続伸。野村では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価は490円から680円に引き上げている。原油価格の上昇による石油・天然ガス開発など上流事業の利益増を主因に、業績予想を上方修正しているもよう。石油製品マージンの改善が想定される中、石油・ガス開発事業の拡大で先行する同社は原油市況の回復局面で相対的に選好されやすいと考えているもようだ。海外事業の拡大でも先行、円安メリットも大きいと。 <7921> 宝印刷 1254 +150 急反発で上昇率トップ。旧村上ファンドの幹部が代表を務めるストラテジックキャピタルが5.02%の株式を取得と伝わっている。「物言うファンド」と位置づけられており、今後の資本政策の変化に対する期待感が先行へ。ちなみに、ストラテジックキャピタルの大量保有銘柄の一つであるアイネスは、大規模な自社株買い取得方針を発表している。 <2590> ダイドードリンコ 5410 +300 大幅高。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は6億円の赤字で前年同期比11億円強の悪化となる。ただ、消費増税前の駆け込み需要の反動減などから、足元の月次状況の悪化は認識されていたため、大きなサプライズには至っていないもよう。5月の月次は一転して2ケタ増(函数ベース)に回復しており、短期的なアク抜け感にもつながる。また、JTの自販機事業をサントリーBFが買収と発表、同様に高水準の自販機網を有する同社にも再編期待など波及する形にも。 <1879> 新日本建設 529 +27 大幅続伸。前日に前3月期の決算を発表、営業利益は80.5億円で前期比29.8%増益、上方修正値の86億円は下振れる着地となった。今期は76億円で同5.6%の減益見通し。マンション開発事業の利益率改善、建設事業の採算上向きなどが前期好決算の背景に。今期は減益見通しながら、四季報予想は55億円の水準であり、ポジティブに捉えられる格好のようだ。また、期末配当金も4円から5円に引き上げへ。 <5401> 新日鐵住金 335.8 +11.4 大幅続伸。3月13日以来の年初来高値を更新している。JFEHDなど他の鉄鋼大手でも強い動きが目立っており、鉄鋼セクターは業種別上昇率のトップになっている。特に目立った材料は観測されていないものの、株価の出遅れ感や割安感に関心が向かい、循環物色の流れがシフトしているとの見方。また、中国株式市場が上昇、鉄鋼株などの強い動きが目立っていることなども支援か。なお、UBSでは、4月は在庫調整の動きが世界中に広がって来ているとも指摘。 <7867> タカラトミー 686 -23 売り優勢。筆頭株主の投資ファンドである丸の内キャピタルと資本・業務提携を解消すると発表している。業務提携解消による影響は限定的ともみられるが、保有株式を全て売却するとされていることで、今後の需給懸念などが強まる状況のもよう。丸の内キャピタルは発行済み株式数の10.7%に当たる1027万株強を保有、国内外の複数の投資家に売却されるようだ。 <8035> 東京エレク 7682 +141 大幅続伸。米アプライドとの経営統合断念で急落する前の水準を回復している。本日はシティが投資評価を「2」から「1」に格上げで、8900円目標としているもよう。統合の準備過程で体質改善が進んできたと評価しているほか、会社側では今後、中期計画を再設定して株主還元の拡充も図る方針としている。JPX400への再参入の可能性も指摘。 <2587> サントリーBF 5070 -90 買い先行。JTの飲料自動販売機オペレーター事業子会社、並びに、「桃の天然水」など飲料ブランド2つの取得を発表している。取得金額は約1500億円で、手元資金500億円程度、残りは借入などを活用する予定のようだ。各社が獲得に意欲を示していたとされるなか、今後中期的な観点でのシナジーを期待する見方は強いもようだ。一方、買収プレミアムは大きく、買収金額は割高との指摘もあり、短期的な資金負担増を警戒する動きから上値は重く、徐々に伸び悩む展開となっていった。
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1879 東証プライム
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時価総額 97,625百万円
千葉県地盤の建設会社。首都圏が軸の分譲マンションは土地取得から建築、販売までを一貫で行う。千葉銀行本店ビルなどで施工実績。工事の完成、物件引渡しは4Qに集中する傾向。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
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サントリーグループの中核会社。飲料、食品の製造・販売を行う。サントリーフーズ、サントリービバレッジソリューションなどを傘下に持つ。欧州、アジア、米州等でも事業展開。日本ではマーケティング活動を強化。 記:2024/08/23
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時価総額 100,405百万円
ダイドードリンコを中核とする持株会社。自販機台数で国内3位。ダイドーブレンドの缶コーヒーに強み。海外飲料事業や医薬品関連事業、食品事業等も展開。好調な販売により、医薬品関連事業は工場稼働率が向上。 記:2024/06/09
5020 東証プライム
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大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5401 東証プライム
3,198
9/30 15:00
-48(-1.48%)
時価総額 3,039,127百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
7148 東証プライム
2,220
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時価総額 197,744百万円
独立系金融サービス企業。航空機や船舶、コンテナを対象とするリースファンドの組成、不動産小口化商品の販売等を行う。国内不動産ファンド事業では「GINZA SIX」のワンフロアを取得。配当性向50%目安。 記:2024/05/17
7867 東証プライム
3,912
9/30 15:00
-17(-0.43%)
時価総額 371,605百万円
玩具大手。「プラレール」や「トミカ」、「リカちゃん」などブランド力強固。国内堅調。トミカはドリームトミカシリーズなどが好調。アメリカズや欧州は損益改善。増収効果などにより、24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/13
7921 東証プライム
2,790
9/30 15:00
-58(-2.04%)
時価総額 36,697百万円
金融商品取引法関連製品やIR関連製品などディスクロージャー関連事業が主力。通訳・翻訳事業も。上場企業・IPO予定企業の情報開示サポートに強み。IPOサービス体制を強化。26.5期売上高330億円目標。 記:2024/05/06
8035 東証プライム
25,290
9/30 15:00
-2,185(-7.95%)
時価総額 11,927,599百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9201 東証プライム
2,517.5
9/30 15:00
-18.5(-0.73%)
時価総額 1,100,510百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30