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【注目銘柄ダイジェスト】三陽商会が上方修正で急伸、西武HDはサーベラスの売却開始で急落

2015/5/22 17:00 FISCO
*17:00JST 【注目銘柄ダイジェスト】三陽商会が上方修正で急伸、西武HDはサーベラスの売却開始で急落 <9024> 西武HD 2923 -377 急落。筆頭株主のサーベラスが保有株の売却を開始したと報じられている。保有する35%の株式のうち、約10%に当たる3375万株を売却、売却額は1100億円程度になるもようだ。保有株の売却は規定路線であるものの、短期的な需給悪化は避けられないとの見方が優勢なほか、出資額の約3倍の水準にまで株価は上昇していることから、残りの25%も早い段階で売却されるといった見方にも。 <1720> 東急建設 816 +48 大幅続伸。一昨年9月の高値を更新して、2007年4月以来の高値水準となっている。特に新規の材料は観測されていないものの、好調な業績動向に対する評価があらためて高まっているものと観測される。総じて減益見通しが多い中堅建設株の中で、同社は今期33%営業増益と高い利益成長のガイダンスを発表しており、選別物色の対象にもなっているようだ。直近では、いちよしのフェアバリュー引き上げなどが観測されている。 <4555> 沢井製薬 7120 +190 反発。国内外の後発医薬品メーカーが日本市場の拡大に合わせて生産能力を増強すると報じられている。同社は3年で約440億円を投じて生産能力を5割以上増やすとされている。厚生労働省が導入ペースを一段と加速する方針を示していることが背景であり、市場拡大によるメリットを期待する動きがあらためて強まっている。同社のほか、東和薬品<4553>や日医工<4541>なども上げが目立つ。 <8011> 三陽商会 358 +36 前場に上半期業績予想の上方修正を発表しており、その後の株価は急伸する展開になっている。営業利益は従来予想の30億円から60億円にまで大幅上方修正、一転して前年同期比では大幅な増益となる格好に。コートを主体とした重衣料の店頭売上が想定以上に好調な推移となったことが背景。第1四半期の推移からみて上振れは想定線だが、早い段階での上方修正発表にはインパクト。バーバリー契約終了後の過度な反動懸念なども低下する方向か。 <6375> 日コンベヤ 204 +20 後場に入って急伸。特段の材料は見当たらないが、東証2部市場では郷鉄工が急伸しており、同じリニア関連の材料株として連想買いが膨らんでいるもようだ。郷鉄工はリニア新幹線向け破砕機の需要拡大に期待として本日賑わう展開になっている。同社は前日にかけて調整色を強めていたため、リバウンドに向けた格好の材料と捉えられているようだ。 <6432> 竹内製 6380 +580 大幅続伸。野村では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を7500円としている。PER水準からの割安感が強いこと、短期的に円安メリットが大きく享受できること、建機需要が相対的に堅調な北米向け売上構成比が高いこと、製品用途は堅調な住宅・土木工事向けが多いことなどを高評価の背景としているようだ。 <9717> ジャステック 1018 +76 買い先行。前日に業績予想の修正を発表している。売上高、経常利益などは未修正だが、通期最終利益は従来予想の11.7億円から25.3億円に上方修正、買い手掛かり材料につながっているもようだ。米国の連結子会社清算に伴って繰延税金資産を16.8億円計上、法人税等調整額が同額減少することで純利益が増加することになる。配当金の引き上げ余地といった見方にもつながり、高い配当利回り水準に関心も向かう。 <3197> すかいらーく 1696 -98 下げ目立つ。筆頭株主の米ベインキャピタルなどが最大で約5909万株を売り出すと発表している。売却価格は6月1日から3日の終値を参考に決めるが、ベインは今回の売却で最大約1000億円の投資資金を回収することになる。売却株数の水準が大きいことで、目先の需給悪化は避けられないといった見方が優勢のようだ。 <5471> 大同特殊鋼 572 +26 買い優勢。みずほ証券では投資判断「買い」継続で、目標株価を630円にまで引き上げている。自動車・産業機械部品事業の収益回復、知多・新製鋼設備の合理化効果の本格化、配当性向の引き上げなど株主還元拡充などを評価している。また、鉄鋼大手の中で業績モメンタムが最も強い企業と指摘しているほか、6月2日発表予定の新中計にも注目と。 <2282> 日本ハム 2701 +100 大幅反発。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2880円から3400円に引き上げている。今年度の減益ガイダンスが織り込まれて現在の株価は底値圏にあるなか、業績の上方余力は高くコンセンサスを上回る可能性があるとみているほか、食肉で稼ぐ力を高まり利益レベルは恒常的に 500億円前後を創出する収益体質に転換と評価している。国内外における川上への増産投資や事業投資で、中長期の利益成長力はより高まっていると。
関連銘柄 12件
1720 東証プライム
706
9/30 15:00
-13(-1.81%)
時価総額 75,373百万円
東急系準大手ゼネコン。東急電鉄沿線案件に強み。渋谷スクランブルスクエア第一期(東棟)などで実績。建築部門の受注比率が高い。建築リニューアル事業ではホテルなどの引き合いが増加。海外はODA事業の拡大図る。 記:2024/08/26
2282 東証プライム
5,333
9/30 15:00
-108(-1.98%)
時価総額 549,080百万円
国内食肉業界最大手。食肉事業のほか、加工事業、海外事業、ボールパーク事業も手掛ける。「シャウエッセン」などロングセラー商品多数。配当性向40%以上目安。加工事業では主力商品のブランディング強化を図る。 記:2024/08/02
2,310.5
9/30 15:00
-29(-1.24%)
時価総額 525,643百万円
レストランチェーン最大手。ファミリーレストラン「ガスト」と中華の「バーミヤン」が主力。2976店舗展開。27店舗の新規出店実施。値上げ効果などで23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅最終増益計画。 記:2024/04/15
4541 東証プライム
35
3/28 15:00
±0(0%)
時価総額 24,670百万円
ジェネリック医薬品大手。自社開発のジェネリック医薬品や先行医薬品を医療機関向けに供給。製造・品質管理体制の改善図る。日医工グループは損益改善。販売数量増や在庫適正化策等が寄与。23.3期3Qは増収。 記:2023/03/03
4553 東証プライム
3,010
9/30 15:00
-55(-1.79%)
時価総額 155,063百万円
後発薬メーカー大手。開業医向けに強い。直販を主体に卸売経由も。20年に欧州社を買収し、欧米開拓に本腰。国内部門は好調。競合の品質問題による回収受け、後発薬の代替需要増。薬価引き下げや研究開発費が重し。 記:2024/06/10
4555 東証1部
5,370
3/29 15:00
+30(0.56%)
時価総額 236,769百万円
ジェネリック医薬品メーカー。高血圧症や糖尿病等の生活習慣病、抗がん剤等の医療用医薬品の製造、販売、輸出入を行う。21.3期3Q累計は堅調な国内により増収も、米国での医薬品価格の下落が利益に影響した。 記:2021/03/05
5471 東証プライム
1,404.5
9/30 15:00
-47(-3.24%)
時価総額 305,119百万円
特殊鋼専業メーカー。1916年創業。構造用鋼等の特殊鋼鋼材、ステンレス鋼等の機能材料・磁性材料が柱。自動車業界が得意先。27.3期営業利益600億円以上目標。機能材料・磁性材料、自由鍛造品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6375 東証1部
149
3/28 15:00
-1(-0.67%)
時価総額 9,769百万円
大型コンベアのトップメーカー。立体駐車装置なども手掛ける。コンベア、立体駐車装置とも受注伸長も、低採算案件が利益圧迫。16.3期3Q営業利益は赤転。通期も大幅減益見込む。16年4月に持ち株会社体制に移行。 記:2016/02/18
6432 東証プライム
4,420
9/30 15:00
-165(-3.6%)
時価総額 216,576百万円
小型建設機械メーカー。世界で初めてミニショベル、クローラーローダーを開発。ミニショベルはEUでシェア2位。海外売上高比率が高い。耐久性や操作性に高評価。豊富な製品ラインナップで市場シェアの拡大図る。 記:2024/05/17
8011 東証プライム
2,380
9/30 15:00
-91(-3.68%)
時価総額 30,043百万円
総合アパレルメーカー。「マッキントッシュロンドン」や「ブルーレーベル・クレストブリッジ」などのブランドを展開。百貨店の売上構成比率が高い。旗艦店出店によるブランディング強化などでブランド価値向上図る。 記:2024/07/29
9024 東証プライム
3,191
9/30 15:00
-85(-2.59%)
時価総額 1,032,170百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー事業における値上げ効果等が寄与へ。 記:2024/07/04
9717 東証プライム
1,934
9/10 15:00
-2(-0.1%)
時価総額 35,367百万円
独立系ソフトウェア開発会社。金融・保険や製造業、電力・運輸など大企業向けに強み。システム開発の元請け・一括請負に特徴。不採算案件の再発防止図る。NTTデータがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06