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【注目銘柄ダイジェスト】楽天が強い動き、キリンHDは決算嫌気で急反落

2015/2/13 17:57 FISCO
*17:57JST 【注目銘柄ダイジェスト】楽天が強い動き、キリンHDは決算嫌気で急反落 <4755> 楽天 1770 +88 強い動き。10-12月期営業利益は333億円となり、市場予想の310億円レベルを上回る着地となった。事前に観測報道が伝わり、期待感は高まっていたものの、国内ECや金融事業の堅調なモメンタムを確認で、一段と安心感も高まる状況のようだ。野村では投資判断「バイ」継続で、目標株価を1700円から2100円に引き上げ。新規投資を吸収しながら、来期も高い利益成長が期待できると指摘している。 <2503> キリンHD 1541.5 -89.5 急反落。前日に前12月期の決算を発表、営業利益は前期実績が1145億円で前期比20%減益、従来予想の1200億円を下回る着地となり、今期は1170億円で同2%増益となっている。前期実績はコンセンサスを40億円程度下回り、今期は100億円近い下振れの格好に。前期の未達は医薬品事業の下振れが主因とみられている。警戒感は先行していたと見られるが、アサヒ<2502>との相対的な比較感もネガティブに捉えられる格好へ。 <6740> JDI 466 +48 買い先行。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は147億円となり、会社想定の130億円を上回る着地となっている。通期予想は65億円を据え置いている。市場コンセンサス並みの水準ではあるが、ここまで下方修正が続いていたこともあって、安心感が優勢となる格好に。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げで550円目標に。市場コンセンサスの切り上がりが想定されるとしている。 <7261> マツダ 2364 -36 売り先行。為替市場での円高進行に加えて、UBSが投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしていることもマイナス材料に。短期業績モメンタム鈍化とボラティリティ上昇を投資判断引き下げの背景としている。「CX−3」が世界中で発売され業績にフル寄与するのは来年度の第2四半期以降であり、来年度上期は営業利益が 1ケタ台の伸びにとどまるとみているようだ。為替以外のポジティブ要因の少なさがネガティブに評価されると。 <7735> SCREENホールディングス 774 +32 買い先行。メリルリンチ(ML)では投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に2段階格上げしている、目標株価は400円から970円に引き上げへ。現経営陣の戦略執行能力を前提とすれば、今後も30%台後半以上の限界利益率の維持は可能と判断、来期営業利益はコンセンサスを20%程度上回ると予想しているもよう。今後のカタリストとして増配など株主還元策の強化も想定しているようだ。 <7762> シチズンHD 869 -107 さえない。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は111億円で前年同期比9%増、会社計画線上での着地となったようだ。通期計画は277億円を据え置きへ。10-12月期は市場コンセンサスの範囲内ではあるが、為替メリットが大きいこと、インバウンド需要の取り込みが期待されたことなどで、足元でコンセンサスは切りあがっていたとみられる。前日には期待感も先行していたと見られ、反動安へとつながっているようだ。 <3225> 東建不販 477 +80 ストップ高。親会社の東京建物<8804>が株式交換で完全子会社化すると発表している。同社株は6月26日付で上場廃止の予定。株式交換比率は1:0.6(東京建物の株式併合後のベースでは1:0.305)とされている。前日の東京建物の終値をベースとすると、理論価格は536円になり、前日終値からは35%のプレミアムとなる。理論価格に完全さや寄せを目指す動きに。 <6855> 電子材料 755 +100 ストップ高。いちよしではレーティングを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューも720円から1000円に引き上げている。第3四半期はサプライズ、DRAM向けプローブカードの出荷が本格離陸期を迎え、来期以降の寄与は大きくなると指摘。今期営業利益は6.5億円から7.5億円に、来期は7.5億円から9.5億円にまで上方修正しているようだ。 <3197> すかいらーく 1257 +88 大幅反発、本日は上場来で最大の上昇幅となっている。前日に発表した順調な決算内容を評価する動きとなっている。前期営業利益は216億円で前期比4%減益、従来予想の209億円を上回る着地となっている。今期は266億円で同23%増益見通し。前期実績は市場コンセンサスを上回る着地となり、今期見通しも市場の予想線上となっている。今期の大幅増益には上場費用の一巡も要因となっているが、足元の株価動向からはやや警戒感も強まっていたと見られ、安心感が先行する形に。 <9504> 中国電力 1587 -102 売り優勢。2018年償還と2020年償還の2本立て、計1000億円のCB発行を発表している。転換価額は2111円と1993円になっており、トータルでの潜在的な希薄化率は13.45%になるもよう。資金使途に切迫性が感じられないこと、他社比で財務状況にゆとりがありそうなことからネガティブとの見方もあり、希薄化懸念を映す動きが先行する格好に。一方、JPモルガン(JPM)では、他社に先駆けたファイナンスによって体制整備を図ることは前向きに評価できる部分もあるとしている。 《FA》
関連銘柄 12件
1,878.5
9/30 15:00
-79.5(-4.06%)
時価総額 2,857,217百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
2503 東証プライム
2,186
9/30 15:00
-52.5(-2.35%)
時価総額 1,998,004百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
2,310.5
9/30 15:00
-29(-1.24%)
時価総額 525,643百万円
レストランチェーン最大手。ファミリーレストラン「ガスト」と中華の「バーミヤン」が主力。2976店舗展開。27店舗の新規出店実施。値上げ効果などで23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅最終増益計画。 記:2024/04/15
545
6/25 15:00
-9(-1.63%)
時価総額 22,394百万円
総合不動産流通企業。東京建物の高級分譲マンション「Brillia(ブリリア)」の販売受託のほか、法人仲介などにも強い。複合ニーズにワンストップ対応。東京建物の完全子会社となり、6月26日付けで上場廃止。 記:2015/08/14
4755 東証プライム
925.6
9/30 15:00
-40.1(-4.15%)
時価総額 1,907,671百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6740 東証プライム
23
9/30 15:00
-1(-4.17%)
時価総額 89,249百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も手掛ける。超高輝度1600nitsノートPC用eLEAPを開発。 記:2024/04/30
6855 東証スタンダード
2,499
9/30 15:00
-221(-8.13%)
時価総額 31,550百万円
半導体検査部品「プローブカード」で国内トップシェア。蛍光表示管用フイラメントなど電子管部品も手掛ける。キオクシアなどが主要取引先。海外半導体メーカー向けの拡販に注力。27.3期売上高300億円目指す。 記:2024/06/13
7261 東証プライム
1,070
9/30 15:00
-81.5(-7.08%)
時価総額 676,030百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
9,973
9/30 15:00
-717(-6.71%)
時価総額 1,013,157百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7762 東証プライム
911
9/30 15:00
-26(-2.77%)
時価総額 224,106百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。国内はインバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。海外も高価格帯を中心に拡販、出店強化。工作機械事業は低調。 記:2024/06/18
8804 東証プライム
2,296.5
9/30 15:00
-223(-8.85%)
時価総額 480,354百万円
1896年創業の総合不動産デベロッパー。旧安田財閥系。東京・八重洲、日本橋周辺が最重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。配当性向30%以上目安。保有オフィスビルは40棟超。稼働率は高水準。 記:2024/07/07
9504 東証プライム
977
9/30 15:00
-50(-4.87%)
時価総額 378,250百万円
中国地方地盤の電力会社。総合エネルギー事業や送配電事業、情報通信事業を手掛ける。石炭火力比率が高い。26.3期連結自己資本比率15%以上に回復させる目標を掲げる。島根原発2号機は24年12月に再稼働予定。 記:2024/06/11