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橋本総業HD Research Memo(3):グループによる県別の営業体制で全国をフルカバー

2024/1/22 15:03 FISCO
*15:03JST 橋本総業HD Research Memo(3):グループによる県別の営業体制で全国をフルカバー ■橋本総業ホールディングス<7570>の会社概要 2. グループ体制 同社グループは、持株会社の同社及び橋本総業(株)など連結子会社11社、関連会社5社により構成されている(2023年11月末時点)。このうち橋本総業は、全国に45の営業拠点(本社のほか28支店、17営業所・センター)を擁する最大の子会社である。その他子会社としては、大明工機(株)が全国に16拠点、若松物産(株)が愛知県に2拠点、(株)大和が大阪府に1拠点、(株)永昌洋行が福岡県に2拠点、(株)ムラバヤシが青森県に2拠点、みらい物流(株)が1拠点、みらいエンジニアリング(株)が2拠点を展開している。また、橋本総業の特需部門を統合して設立した橋本総業ファシリティーズ(株)が4拠点、子会社化した山陰セキスイ商事(株)が4拠点・1センターとなっている。このように県別の営業体制で全国をフルカバーし、工事現場や販売店に密着することで、地域のニーズを的確に汲み取り、シェアの拡大につなげている。同社発祥の関東から東海にかけて比較的拠点が充実していることから、関西など西日本方面で拠点拡張の余地が残されていると言える。 各社とも管材類、衛生陶器・金具類、住宅設備機器類、空調機器・ポンプの販売を主たる業務としているが、それぞれに特長がある。橋本総業はオールマイティな品揃えと機能を持ち、グループのリーダー格であり成長のけん引役でもある。大明工機は創業70年以上にわたる歴史があり、各種プラント用機器・装置の専門商社としてエンジニアリング産業の一翼を担っている。自動弁の組み立てや各種メンテナンスなど独自の技術を有し、あらゆる産業プラントの環境改善・省エネに貢献している。若松物産は空調設備の販売及び施工、大和は関西エリアで鋼管の販売、永昌洋行とムラバヤシは強固な地盤を生かし、地域に密着した営業を展開している。また、隣接業界の建材商社大手のJKホールディングス<9896>とは、経営資源・ノウハウの相互活用、営業面などの協力体制の構築を目的に、両社の主要事業会社である橋本総業とジャパン建材(株)との間で業務提携している。2021年3月期には子会社のみらい物流とみらいエンジニアリングの活動開始、HASHIMOTO SOGYO (THAILAND) CO.,LTD.の設立、オーテック<1736>との業務提携、2023年3月期には橋本総業ファシリティーズの設立、山陰セキスイ商事の子会社化など、グループの動きが活発化している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《SI》
関連銘柄 3件
1736 東証スタンダード
3,630
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-185(-4.85%)
時価総額 20,691百万円
環境システム会社。ビルや商業施設、工場などの空調システム設計や施工、メンテナンスを展開。管工機材の販売等も。DOE3.2%以上の配当目指す。環境システム事業は完成工事高が2桁増。24.3期3Qは収益好調。 記:2024/03/30
7570 東証スタンダード
1,355
5/2 15:00
+5(0.37%)
時価総額 28,852百万円
住宅設備機器の専門商社。管材類や衛生陶器・金具類、住宅設備機器類、空調機器類を扱う。管材類は売上堅調。非住宅分野における金属管材類の需要増などが寄与。衛生陶器・金具類等も売上増。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
9896 東証スタンダード
1,048
5/2 15:00
-4(-0.38%)
時価総額 33,368百万円
建材卸会社。建材卸売や合板製造、木材加工、住宅機器を手掛ける。木質系建材卸売で国内首位。海外から木材や建材を調達。総合建材卸売事業は伸び悩む。24.3期3Qはその他事業が増収。総合建材小売事業は増益確保。 記:2024/02/23